[追記:本ニュースの事実関係は確認を要するようですので、続報に注意したいと思います※コメント参照]
毎日新聞の報道などによれば、母島の村営診療所の歯科医が2004年5月に亡くなったのは過労死だとして労災認定が申請された。
母島は人口約450人、父島との間は2時間、週5便、父島と竹芝の間は週1便というところだ。副島さん(51)は都内で歯科診療所を開設していたが、離島での診療を志し、2000年3月から三宅島、噴火で都内に戻った後、2002年4月から母島に勤務し、2004年5月に急性心筋梗塞で亡くなった。勤務時間外に診療報酬請求の書類作成、歯科技工業務も自らこなしており(本土に回していたのでは間に合わない)、月平均の残業(時間外労働)は推定100時間を越えていた(最高186時間)。
人口450人でも、そこまで多くの歯科医療ニーズがあり、しかも孤軍奮闘を余儀なくされる体制だったのかと、少々驚かされた。もちろん、他のやりようとか色々後付けで何かを言うことは可能だろうし、紺屋の白袴というコメントもできようが、離島医療のおかれた状況が厳しいことを強く感じずにはいられなかった。
#重度の救急医療なら、本土搬送という事にもなろうが、多くの医療ニーズは、そこまでいかない。
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毎日新聞の報道などによれば、母島の村営診療所の歯科医が2004年5月に亡くなったのは過労死だとして労災認定が申請された。
母島は人口約450人、父島との間は2時間、週5便、父島と竹芝の間は週1便というところだ。副島さん(51)は都内で歯科診療所を開設していたが、離島での診療を志し、2000年3月から三宅島、噴火で都内に戻った後、2002年4月から母島に勤務し、2004年5月に急性心筋梗塞で亡くなった。勤務時間外に診療報酬請求の書類作成、歯科技工業務も自らこなしており(本土に回していたのでは間に合わない)、月平均の残業(時間外労働)は推定100時間を越えていた(最高186時間)。
人口450人でも、そこまで多くの歯科医療ニーズがあり、しかも孤軍奮闘を余儀なくされる体制だったのかと、少々驚かされた。もちろん、他のやりようとか色々後付けで何かを言うことは可能だろうし、紺屋の白袴というコメントもできようが、離島医療のおかれた状況が厳しいことを強く感じずにはいられなかった。
#重度の救急医療なら、本土搬送という事にもなろうが、多くの医療ニーズは、そこまでいかない。
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「事実」は調査や報道で伝えられる以外、確認しようがないので、今後のフォロー記事などには注意していきたいと思います。ご指摘ありがとうございました。
#話は変わりますが、前任者の方から直接コメントが頂けるなんて、まさにインターネット(というかblog)の威力ですね。