産経:米中関係が戦略の中核 アジア重視で米司令官
軍は戦争を嫌うものだ、という性質もある。軍同士の対話とは、そういう意味だろう。
中国異質論は、一種の黄禍論のように聞こえるかもしれないが、100年前も今も、儒教圏は(国際上の)見かけでは分かりにくいが、異質である。中国に関しては、よく観察した人がちゃんと本を書いている(本ブログでもいくつか紹介してきた)。儒教圏という異様を、容認してはいけない。それに、新植民地主義と儒教は、結びつかせてはいけない。
米太平洋軍のロックリア司令官(海軍大将)は2日、オバマ政権が掲げるアジア重視戦略「リバランス(バランス調整)」は中国を排除しようとするものではなく、「米中関係(の強化)が中核だ」(中略)シンガポールで中国の戚建国副総参謀長と初会談した後、共同通信などの一部メディアとのインタビューで語った。司令官は「リバランスは(アジアでの)協調と協力を目指すものであり、中国はその重要なパートナーだ」と述べ、米軍増強はその一側面にすぎないと説明した。(中略)「摩擦が紛争へと発展するのを防ぐためには軍同士の対話が不可欠だ」リバランスは意味不明だが、基本的には、宥和政策を感じる。それは既に失敗した道であるのに。
軍は戦争を嫌うものだ、という性質もある。軍同士の対話とは、そういう意味だろう。
中国異質論は、一種の黄禍論のように聞こえるかもしれないが、100年前も今も、儒教圏は(国際上の)見かけでは分かりにくいが、異質である。中国に関しては、よく観察した人がちゃんと本を書いている(本ブログでもいくつか紹介してきた)。儒教圏という異様を、容認してはいけない。それに、新植民地主義と儒教は、結びつかせてはいけない。