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世界の覚書

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海洋酸性化の影響評価は?

2008年07月31日 | 環境・天災・健康
WIRED VISION:「二酸化炭素が海洋を死滅させる」気象学者の予測 2007年9月26日
学会誌『Geophysical Research Letters』に掲載された記事のなかで、気象学者のKen Caldeira氏らは、二酸化炭素の排出により、海洋がもうすぐ過飽和状態になると主張している。40年以内に、海洋は危険なほど酸性に傾き、事実上、海洋における食物連鎖の土台となるプランクトンを衰退させると、彼らは記している。
WIRED VISION:CO2増加で海洋酸性化が急激に進行中:「6500万年前の恐竜絶滅時のレベル」へ 2008年7月 7日
世界の海洋は、産業革命後に人間が排出した二酸化炭素の40%を吸収してきたが、これによって海洋の化学的性質が変化してきている。すでに、基本的に塩基性である海水の水素イオン指数(pH)は現在、産業革命以前と比べて約0.1(10%)酸性化しており、今世紀半ばまでには酸性化がさらに進む可能性がある。(中略)サンゴのように炭酸カルシウムから骨格を形成する海洋生物は、骨格が形成できなくなるおそれがある。
人工的に排出されたCO2の半分見当が、海洋に吸収されてきた事は、事実として認められているはずだ。温暖化によって、海洋に溶け込んでいたCO2が大気中に放出されるようになると、やばいという話はあったような気がするが、それ以前に、海洋酸性化、いわば酸性雨ならぬ、酸性海が、環境破壊として問題になるわけだ。事は珊瑚だけの問題ではない。海洋の食物連鎖の中で、プランクトンの生育が阻害されれば、水産物の生産性に直結する。問題は、その影響の規模だが、そういう検討が大規模な定量的研究として行われたことがあるのかどうか、よく知らない。いや、専門的にはあるのだろうが...

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