goo blog サービス終了のお知らせ 

worldNote

世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

ステルスヘリ技術流出の懸念

2011年05月05日 | 軍事・諜報
墜落したヘリがステルスヘリであった可能性が取り沙汰されている。そして、その破片が中国に渡るという懸念が出てきている。

今回の作戦は事前にパキスタン当局には知らされていなかったが、それは陸軍士官学校など軍関係施設や軍関係者が多く住む街の一角に、豪邸を作って潜んでいたから。当局が今まで気付かなかったなら無能だし、庇護していたのなら、アメリカや西側に対する裏切りである。テロ対策の同盟関係が、無かったとは言わせない。アメリカからパキスタンへは年間30億ドルの援助をしている。

パキスタン当局の反応は微妙ながら、建前ははっきりしていて、政権中央は作戦後に連絡を受けて直ちに事後承諾したようだが、同盟関係という立場である。でもアメリカは、ビンラディンを匿う組織的な背景を捜査する構えで、パキスタン軍やISIに関連があるのであれば、それを見逃す気はない。

しかしステルスヘリの破片が、直ちに中国に渡る懸念が表明されながら、パキスタン当局はそれを全否定する構えはまだ無いようだ。これは、更に由々しき問題となる。取引の材料になる可能性もあるが、アメリカに対して、パキスタンの立場は更にまずいものとなるから、取引している余裕はないはずだ。

投票ボタン


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。