こだわりのあなろぐ盤

JAZZ 親爺の聴くクラシック

5月1日(水)のつぶやき

2013年05月02日 | Weblog

今日の眠る前の音楽は「At The Five Spot vol.1」Dolphy、Booker Little、そしてMal の参加した1961年のライヴ録音、悠 雅彦のライナーの日付は1978/2/6なので、おそらく80年代の国内プレス盤。


50年以上前のライヴ演奏が、鮮明な音で残されていることにまずは感謝、でもそんなことはどうでもよくなってしまう演奏のクォリティー。こんなライヴが当時は連日繰り広げられていたのだろうか、信じられない。


京極夏彦の書いた皿屋敷「数えずの井戸」読了、舞台は番町のかつては千姫が住んだといわれるお屋敷。似た話が地方地方にあるらしく、この間工事中の姫路城に行ったときにも「お菊井」を見たな。 p.twipple.jp/cxtdD


京極さんの怪談物は、悲惨な結末ではあるけれど、読後感が悪くない。「数えるから足らなくなる、数えなければわかるのに、数えるからわからなくなる」の語りは、私の頭脳の奥にずっと残るだろう。お菊の最後の言葉を私も聴きとりたかった...。