ペース配分を間違えて後編が2部になってしまった《 連升三級 》 其之十(後編2)です
例の椅子を見て欲しいと言われ皇上がついて行くと、そこは魏丞相の屋敷で
一生懸命椅子を修理する皇上は、魏丞相が自分だと気づかないのを楽しんでて可愛い
(本当は、皇上が椅子の修理に来るように仕向けたのは魏丞相なので、気付かないフリなんだけど)
皇上が 「まぁゆっくりやりましょう」 って言ったのを聞いた魏丞相は
「どこかで聞いた声だな」 と訝しむ(フリ)
皇上が魏丞相に 「あなたは毎日私の家の床を膝とズボンで拭いてる」 って言ったら
主人が揶揄われてると思った使用人が 「無礼者」 と皇上を殴ろうとして、慌てて止める魏丞相
それをほくそ笑んで聞いてる皇上 いたずらっ子みたいで可愛い
そして振り返って正体を見せると、ビックリする(フリをする)魏丞相
皇上は、魏丞相にさっき大工仲間に聞いた状元(科挙の1位)を元に戻す話をすると
魏丞相が 「それなら武丞相の担当です」 と言ったので、今度は皇上と魏丞相は武丞相の家に行き
使用人に「机の修理に大工を連れて来た」と言ったら、察した門番は大慌てで武丞相を呼びに行き
皇上は 「机を直しに来たと言っただけで朕が来た事を悟ったとは、なかなか聡明な使用人だ」 と...
そして、慌てて出てきた武丞相は皇上を見て平伏~
武丞相の家の柱を見て 「これを切り倒さなければ」 と鋸を手に持って脅す皇上(笑)
こんな形の鋸は初めて見たワ~
皇上が武丞相に「もともとの状元、劉文才はどこにいる?」 と聞くと
武丞相は 「私の別宅にいます」 と言って、2日以内に劉文才を連れてくることを約束
も~回りくどい事してないで、最初っから皇上に言って勅書を書いてもらればいいのに...
でも、そうすると大工に変装した可愛い皇上は見られないから、やっぱりこれでよ~し (笑)
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