花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

画皮

2013年02月18日 | 映画
《 画皮 ~あやかしの恋~ 》

~あらすじ~

秦から漢にかけての時代。将軍の王生(ワン・シェン)(陳坤 チェン・クン)は
合戦中に偶然保護した美しい娘・小唯(シャオウェイ)(周迅 ジョウ・シュン)を連れ帰る
そして愛する妻・佩蓉(ペイロン)(趙薇 ヴィッキー・チャオ)に事情を話し
2人は身寄りのないという小唯を自宅に住まわせることに
ところが小唯の正体は狐の妖魔で、王生に心惹かれた彼女は秘かに妻の座を奪うべく陰謀を巡らせていく
折しも街では心臓が抉り取られる猟奇殺人が立て続けに発生、人々を恐怖に陥れていた
それは小唯の下僕となったトカゲの妖魔・小易(シャオイー)(戚玉武 チー・ユーウー)の仕業で
人間の容姿を保つために心臓を必要としていた小唯のために行っていたのだった
そんな中、小唯の本性に疑いを抱き始めた佩蓉は
夫のかつての部下・龐勇(パン・ヨン)(甄子丹 ドニー・イェン)に相談を持ちかけるが...

<allcinemaより>

劇場で観たかったのに、こちらでは掛からなかったので、DVDが出るのを待っていた作品です

前にレビューで 「ドラマ版の方が面白い」 とか 「映画版はわかりにくい」といった声を聞きましたが...

私はドラマ版を知らないし、至って単純な女なので

とっても面白かったです



うわ~ この 海報の陳坤...ゾクゾクするくらいカッコいいんですけど~



なのに...なんでこういうの被らせるかなぁ ...と...劇中何度も思いました(笑)

周迅(ジョウ・シュン)@小唯は、とっても妖魔っぽかったです



惚れた男の妻を蹴落として、自分が妻の座を奪い取ろうとする妖魔...

なのに、その妖しい魅力に魅入られた男どもは、みんな初心っぽい見掛けにコロッと騙されて...



男の人はホントにこういうタイプに弱そうです(笑)

一方、趙薇(ヴィッキー・チャオ)@佩蓉(ペイロン)は...



妻の直感で、誰よりも早く小唯の正体が妖魔なのを見抜き...

小唯が夫を狙ってる事も...夫も小唯に惹かれ始めてる事にも気付いている...

なのに...夫に小唯が妖魔だと打ち明けても嫉妬だと思われて信じてもらえず...

だんだん小唯の狙い通りに追い込まれて行く... (あぁ...じれったい(笑))

でも、夫を愛する妻の直感は恐ろしいんですよ...世の男性方...よく肝に銘じておくように(笑)


誰にも信じてもらえない佩蓉は、かつて夫の部下だった龐勇(パン・ヨン)(ド兄さん)に助けを求めるけど...

龐勇はかつて(今も?)佩蓉の事を愛していて...佩蓉の結婚を知って部隊を去った過去があるという...

(おぉ~....こっちにも嫉妬と愛憎の罠が(笑))



ド兄さんと一緒に妖魔と闘うのが、小汚い降魔師の夏冰(シア・ビン)(孫麗 スン・リー)

どうやらド兄さんの事が好きな様子(こっちは可愛い片想い?)



(後ろはトカゲの妖魔の勝俣州和...じゃない 小易(笑))

妖魔との闘いでは、いつものド兄さんアクションが炸裂だったけど...

なんだか肝心な時に登場するのが遅かったり...

普通の人間ド兄さんでは、さすがに妖魔には敵わなくて、ちょっとやられ気味だったり...

今回はちょっと影が薄かったように思いました...

ド兄さんの名前がトップに出てたので、てっきりド兄さんが主役かと思ったけど...

このお話の主役は周迅と趙薇...そして陳坤ですね


そうそう...全然萌えない疑問で申し訳ないんですけど...(笑)

王生の部下の一番手前の人って...《 天龍八部 》の西夏一品堂の人でしょうか?...



ちょっと気になったけど、なにせ名前もわからないもので ...似てるんだけどなぁ...


妖怪の女が人間の男に惚れてしまう...って所は 《 白蛇伝説 》 みたいでしたが...

一途で、善良で、純愛だった 《 白蛇伝説 》 よりも、もっとオドロオドロシイ愛情劇でした

でも、最後に純愛に目覚めた小唯の正体は、この白くてカワイイ物体(キツネ?)だったんですね



全然妖魔に見えない...カッ...カワイイぞ~~


PS...ウチの妖魔です(笑)



カエルさんをいたぶってます

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6 コメント

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昨年夏は (レッド)
2013-02-18 14:58:11
この映画と胡軍さんが出てる『さらば復讐の狼たちよ』をはしごしたりしましたっけ。

ラストシーンの、白狐と蜥蜴がさみしげに寄り添ってるところでまさかの号泣でございました。
ドラマ版も好きですが、ドラマに比べて映画がわかりにくいということはまったく感じなかったですよ。キャストのキャラクターが違うので、どっちもそれなりに楽しめます。
が、王生と佩蓉に限っていえば、映画のほうが断然美しいです。

『画皮2』も秋の映画祭で観ました。2はビアン風味がもっと勝ってて、男装の姫ヴィッキーと可憐で妖艶な周迅のカラミをみてるだけでも眼福でした。ただ、ヴィッキーが男装してるし陳坤も出てくるし、なんだかちょっと『花木蘭』みたいもあり(笑)。
こっちも今年公開されるようですね。今度は劇場でご覧になれますよう。
返信する
聊斎志異 (遵命)
2013-02-18 16:17:50
ドラマ版の最終巻と映画版のレンタルDVDがたまたま一緒に到着。
色気もロマンチの欠片もヘッタクレも無い自分にとっては
ドラマ版の長尺の話が解りやすかったです。しかしどちらも
萌える人皆無…いや!それはいいとして…。

妖怪と人間が
末永く幸せに暮らしました。めでたし、めでたし的な話は
知っているだけで一話しかない。だいたい泣く泣くお別れの
パターンが多い。物語を書いているのが「人間」だから
仕方ないのか?それとも人間の意地か?ぜひとも
妖怪側から制作されたお話を聞くか見てみたいなぁ
言葉通じるのかな
返信する
レッドさん (みんきぃ)
2013-02-19 00:36:21
なんか...趙薇@佩蓉の立場で観てしまったモノで...
夫が妖艶なオナゴに狙われてる事が気が気じゃなく...
夫の方もなんとなく妖魔に惹かれてるのにも嫉妬し...(笑)
ホントの事を言っても、誰も信じてくれなくてヤキモキして...
みんなの前で小唯に謝る時は屈辱的でした (...感情移入し過ぎ(笑))
でも...あの(毒を飲む)自己犠牲はちょっと共感できませんでしたけど...
《画皮2》...今度はこちらでも上映してくれますように...
返信する
遵命さん (みんきぃ)
2013-02-19 00:53:08
映画版がわかりにくいと聞いて、《七剣》のような感じだったらイヤだなぁ~と思っていたんですが...
映画版でも意味が分らないという事は全然無く、十分楽しめました 
頭に変なモノ(笑)かぶってない時の陳坤はカッコよかったです

京哥の出ていた《倩女幽魂》は、妖怪と人間が恋するお話ですが...
リウユン(火龍と人間のハーフ)とホンイエ、ツァイとチエン(キツネの半妖怪)
共にハッピーエンドでした
善良な(あるいは改心した)妖怪は、最後人間にしてあげて、めでたしめでたしでいいのにね
返信する
Unknown (万佳)
2013-02-20 21:49:37
私はドラマ版よりこちらが好きです
ジョウ・シュンの妖艶さに同性ながら、クラッと来ます
ビッキーは化粧のりが悪くて(シワが…)老けて見えたわ=このかたは男勝りの役が似合ってる
チェン・クンの御団子ヘアやかぶり物を見ると
幼い感じですが
ロングヘアをはら~としてる姿はグッときますね
今回のドニーさんは、いつもより、にこやかで、爽やかで、堅物顔じゃなくて可愛く思えました…

先日、何ヵ月ぶりかにTS〇〇YAに行ったんだけど
陳列がガラッと変わって、探しいくいったらありゃぁしない
韓流も華流もひとまとめで
〔アジア〕に成ってました
ルイス・クーの作品を探すのに苦労しそう…
店員さんに即尋ねよ
みんきぃさん
色々な作品を紹介してくれて、ありがとう
多謝
返信する
万佳さん (みんきぃ)
2013-02-21 01:36:14
この映画の陳坤はカッコよかったです (古装の無造作ヘアーに弱い私...
ド兄さんは、なんかこういう明るい役は珍しいな...と思いましたね

私はもう2年くらいTSU○AYAに行ってないけど...
ウチに一番近いTS○TAYAは、もう何年も前からアジアで一括りになってましたよ...
しかも...そのうち9割が韓流で...
「インファナル・アフェア」を韓流の棚に置くんじゃねぇ~ とブチ切れて以来
中華系の扱いの酷さに呆れて行かなくなりました...
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