《 廣府太極傳奇 》 第11集(後編)
許校長は廣府に来た法務長官に 「民団の副官が賊と通じてる疑いがあります」 と言ったけど

法務長官は 「証拠がないのに迂闊な事を言うと誣告罪になるぞ」 と聞く耳を持たず...
「楊家の太極拳は素晴らしい!これからは女性も太極拳を教え、試合にも出るべきだ」 って...
この法務長官のオッサン...民団から賄賂でも貰ったのかな?
女拳館に理解がある風な事を言ったのは、話をすり替えるため?
そしてオッサンは民団や拳会のみんなを集めて
「女性が太極拳を教えただけで、捕えて手足の筋を斬ろうとするとは、なんたることだ

頑爺を名指しで 「厳仲乾!本当か?」 と聞くと、頑爺がふてくされつつも認めたので

「たかが拳会の会長如きが国の法律を蔑ろにするとは何事か!
おまえの過ちを正す機会を与えてやる!楊宗師の前で跪いて謝れ!」 と言ったけど

頑爺は 「私は間違った事はしていない!拳会の歴代の規則に則ったまでだ!」 と頑固に拒否

怒った法務長官は兵に命じて 「跪くまで打て!」 と頑爺を棒で殴らせていたら
そこに王子が飛び込んで来て頑爺を助け 「何か誤解があるようです!父を放してください!」 と...

王子は法務長官に 「全ては私がやった事です!父を放してください」 と言って跪き

頑爺に 「跪くな!」 と言われても、巴総統に 「出て行け!」 と言われても跪くのをやめない王子は
「父は楊家が女拳館を開くのに反対しただけで、楊家を傷つける気はありませんでした...
私は幼い頃から楊家で太極拳を学び、私と玉英は幼なじみで、幼い頃に婚約を結びました
でも、許校長が玉英に横恋慕したので、私は復讐しようと父親の権力を利用し
父は私の為に仕方なく彼女を罰したのです...」 って...王子~


頑爺を救うために自分を悪者にして、そんな心にもない悲しい大ウソをついて...(泣)
王子可哀想に...(泣) どこまで孝行息子なんだよ...そんな頑固ジジイ放っておけばいいのに...
王子は跪いたまま歩いて楊家のお父ちゃんの前に行き
「全ては私がやった事です!叩頭して謝ります」 と言って土下座して謝ってたけど...


許校長も楊家のお父ちゃんも、本当の事を知ってて誰も何も言わないんだね...

そんなに偉いのか?この法務長官ってヤツは

王子が自分を庇って土下座してるのを見た頑爺は、怒りのあまり倒れてしまい
翌朝、まだ怒りが収まらない頑爺は薬を投げつけて王子を叱って吐血


せっかく王子が自分を悪者にしてまで救ってくれたのに、厳家の恥だと怒りまくる頑爺...
この頑固爺さんの最期は間違いなく憤死だな...
