《 金剛王 》 (邦題 《 キング・オブ・ヴァジュラ 金剛王 》)
~あらすじ~
第二次世界大戦間近の1930年代
日本軍は中国を精神的に支配下に置くべくカルト教団・ハーデスの力を借りていた
教団は武器を使わずに敵を屈服させるという理念の元
敵対国から幼児を誘拐し究極の兵士に育て上げていたのだ
K-29(釋延能)は、そんな教団の中でも最も才能に恵まれた子どもだったが
兄と戦うことを強いられ、殺してしまったことをきっかけに、教団に復讐を誓う
数年後、最強の兵士となったK-29は
教団を抜けて中国で少林寺の門徒となり、日本軍と戦う人々を助けていた
やがてK-29は、その強さから「金剛王」とよばれるようになり
ハーデス教団との生死を賭けた最後の戦いに赴く...
ふ~ん...シンユーさんが出てるのか...というくらいで、よく知らずに借りましたが...
いきなり池内博之氏と倉田保昭御大が出てきて 「我が大日本帝国云々...」 って...
あぁ...抗日映画臭プンプンじゃん...
しかし...日本のカルト集団ハーデスって...なんでそんな横文字の名前なの?
倉田御大が 「ハーデス神社を建ててくれ」 なんて言ってて笑っちゃったし(笑)
そして、倉田御大@ハーデスのボスに 「衰退したハーデスを盛り返してくれ」 って頼まれた
ゴリマッチョ日本人、倉重役の劉承俊(ユ・スンジュン)さん...
調べたらこの人韓国人だったのね~...しかも兵役忌避して韓国から入国禁止処分を受けてるとか...
この人、今観てる 《 岳飛伝 》 に、敵の金軍の総帥、兀术(ウジュ)役で出てるんだけど
てっきり中国の人だと思ってました
やっぱり、こっちでも筋肉見せる方向です(笑)
そして、子供をさらってハーデスの兵士にしようとしたり...やりたい放題のハーデスに殴り込みをかけるのが
変な髪型の(ゴメンネ(笑))釋延能(シー・イェンレン)さん@K-29
K-29とか聞いて 《 カンフー・サイボーグ 》 を思い出しちゃったりして(笑)(あっちはK-1とK-88)
ワル(ハーデス)VS 正義の味方(K-29)って構図で、非常に分かりやすい内容
だけど...ハーデスのヤツら...武士道精神とか言いつつ畳の上にズカズカ土足で上がったりして...
おまいら...ぜって~日本人じゃないな(笑)
倉重とK-29がお茶するシーンも、和中折衷な感じでなんか変だし...
倉重が着ている裃もちょっと変だったけど...
でも、今までに観た鼻クソドラマでのヒドイ日本感に比べたら全然マシでした
御大のお手紙も、なんか可愛いけど(笑)文章はちゃんとしてたし
釋延能さんの喋った日本語はカタコト過ぎてなんだかわからなかったけど(笑)
ユ・スンジュンさんは(吹き替えかもしれないけど)口元は結構頑張って日本語喋ってたし
ちゃんと日本人のチェックが入ってる感じがしました
それに、そんなに抗日という感じでも無く、ちゃんと日本人の中にもいい人はいたし...
よかった~ 最初はあまり目に余るようだったら観るの止めようと思ってたんだよね~
ちゃんと武術畑の人が演ってるだけあって、アクションはなかなか見応えがあったし
ゴリマッチョ好きな人にはオイシイ映画だと思います(笑)
最後、雨の中の対決で2人がいきなり脱いだのは、オナゴへのサービスだと思うし(笑)
さて...これからGTの決勝が始まるから、その前に買い出し買い出し~
今日のレースはハンデがキツいから厳しいレースになりそうだけど...
ガンバレZENTセルモ~