我ら Willow Wind Orchestra !

長野県千曲市周辺で活動する吹奏楽団 ウィローウインドオーケストラです。団員が交替で更新していきます♪

第14回定期演奏会 後編♪

2023-02-23 23:00:23 | Weblog

2023年2月19日(日)の活動ブログ

こんにちは ウィローとして4年ぶりの開催となる14回目の定期演奏会レポの後編(演奏会)は、引き続き事務局の馬場が担当させて頂きます。

** 後編 **
13:30
開演です
事前情報でホクト文化ホールの方でも同じ時間に大きな演奏会が2つあると聞いていたので、どのくらいお客さんが私たちの演奏会を聴きに来てくれているんだろうと不安ではありましたが、
様子を見たところ客席がよい感じに埋まっている~~ ということで来場していただいたお客様に感謝しつつ舞台へ入場 そしていよいよ演奏開始です

ジュビリー序曲
第14回定期演奏会のオープニング曲はこの曲 
華やかなP.スパークの曲でスタートするのは、第10回定期演奏会のファンファーレ・フォー・トウキョウ以来となりましたが、楽譜が配られて初めての合奏では変拍子に惑わされ、
「この曲できるのかな」と不安になったこともありましたが、コンマス合奏で変拍子(特に8分の3拍子)はこうやってカウントすれば良いと練習を重ねて少しづつ慣れ、
いつしか難解な変拍子ゾーンを通過するのが演奏の醍醐味に変わった感があり、楽しみつつも集中力を高めての演奏となりました。

ルイス・アロンソの結婚より間奏曲
フラメンコ調のスペインの香り満載の楽曲ですが、ゆったりとした前半部分とアップテンポで熱狂的な後半部分の2つに分かれ、後半部分は難易度的になかなかで、クリアするために
粟生田先生からアーティキレーションの指導をいただいたこともあり、この曲を定期演奏会一番の難曲と位置づけている方が多い印象がありました。私がこの曲で好きなところは、
前半部分のrit.とa tempoを繰り返すところで、ウインナワルツのようなためを通り越す際に、みんなが粟生田先生を指揮でテンポ感を合わせる一体感を感じながら演奏しました。

コルシカ島の祈り
一般的な演奏会の構成曲として入る静かな曲のカテゴリーの1曲ですが、集中していないと飛び出しや数え間違えなどが起き、とても緊張感のある曲と感じました。
またこの曲が一番のお気に入りという演奏者も多かったようで、ある意味ウィローらしい曲と言えたのかもしれません。個人的には、曲後半の弱奏部で木管群のアンサンブルに
加わる場面があり、木管群との着座位置が離れているせいかタイミングが合わせづらいなと感じていたのですが、ここでの粟生田先生の合図が「慌てず加わって下さい」と
示してもらっているようでとてもありがたかったです。そして終盤の盛り上がり方はだいぶ派手・・・これでもか的なところはいかにもネリベルらしい重厚感を感じました。

フィンランディア
第1部最後の曲は、1900年初演の歴史ある曲。それだけに吹奏楽をやっていれば一度ならず演奏の機会はあるもので、私も学生時代と4年前に2回ほど演奏させていただきましたが、
冒頭からの金管群の重厚なアンサンブルを受けての木管群を主体とした調べを序奏とし、中盤からの華やかで明るい部分(リピートありでスタミナ的にだいぶ苦しい気が・・・)。
その後の弱奏部は、教会で賛美歌を歌っているかのような優しい曲調がそれまでの疲れを癒してくれ、終盤はバンドの総力を結集しての大迫力のフィナーレという盛りあがり
感じながらの演奏となりました。

マーチッシモ
第2部の始まりは、演奏者は着座したけれど粟生田先生がなかなか登場しないと思ったらコンマスが一礼して指揮を開始。パーカッションの前奏の後に入るピッコロとグロッケンの
調べが舞台袖から聴こえて来るクラリネットに その後の2フレーズ目で下手からシルクハットと赤いベストでドレスアップした粟生田先生が登場し、バスクラとのコラボを経て先生は退場
どうなるのかなと思ったら、なんと上手から再登場。3フレーズ目を演奏してから再び退場し、衣装替えをしてコンマスにご苦労さんとジェスチャーして指揮に入るという演出がありました。
この演出は事前に演奏者には知らされていないサプライズだったので、驚きと楽しさが入り乱れた2部の幕開けとなりました。

コンサートマーチ テイクオフ
1986年(昭和61年)の全日本吹奏楽コンクールの課題曲で、アラフィフ世代の青春の1曲という位置づけですが、私も当時この曲を今は無き長野市民会館で演奏した記憶があり、
上位大会に進めるかどうかで一喜一憂していたものでした。そしてこの曲はなんといっても冒頭のオーボエソロと中盤以降のホルンパートの活躍、そして終盤の木管群のグリッサンド、
という目立つスポットがあり、全体に渡る親しみやすい旋律もあいまって人気課題曲として知られており、それは私が定期演奏会のお誘いをした中でテイクオフやるなら聴きにいこうかな・・・
という反応もあってコンサートの目玉曲としてのつかみの良さも感じることができました。

塔の上のラプンツェル・メドレー
自由への扉~誰にでも夢はある~王国でダンス~輝く未来~自由への扉という構成のメドレーですが、自由への扉から始まり自由への扉で終わることで、ある意味自由への扉がこの曲の
骨格を成しているというイメージがありました。またウィローとしてもコロナ渦に翻弄された3年間からの解放のきっかけとなった昨年11月の千曲音楽祭で人前での演奏がじつに3年ぶりで
この曲を小編成吹奏楽にて披露できたことが、自由への扉を開く出来事になったのかなと感じながらの演奏となりました。

ライオン・キング・メドレー
昨年末にフルCGよる実写風のライオン・キングが地上波初放送されるということで、私も注目して視聴しましたが、正直CGの技術もついにここまで来たのかという驚きとともに
これならばもうロケで撮影する必要がないのかとも感じました。そんな超リアルな映像をイメージしながらの演奏となりましたが、ふと感じたのは音楽は映像とは違って一期一会なんだな
ということ。音楽は録音という手段で回顧することはできますが、その場の空気感はライブでしか味わえないからこそ多くの人たちが会場に足を運んでくれるのだろうと感じながら
レギュラープログラムを締めくくる曲を演奏しました。

ジャパニーズ・グラフィティ12

アンコール1曲目は、ジャパグラシリーズでも演奏される機会が多い人気の楽曲。銀河鉄道999と宇宙戦艦ヤマトという昭和アニメの宇宙もの2作で使われた曲のメドレーですが、
2007年の楽譜発売当初から私も5回くらいは演奏した印象があり、それだけに人気は衰えないと感じるところです。個人的には、銀河鉄道999(TV版)のささきいさお氏による原曲が
好きで、カラオケに行くとよく歌ったりしていましたが、そんなこんなで、とても楽しいアンコールとなりました

オブラディ オブラダ
アンコール2曲目は、ビートルズの名曲で吹奏楽ポップスの父・岩井直溥氏による編曲のこちらの楽曲。終始楽しい雰囲気のメロディーに加えて、ロボット的な動きがあったり、
無表情になったりと、演奏していてもより楽しさを感じるものがありました。


15:23
演奏会が終演し、退場となりました。今回は感染防止対策に万全を期するということで、お客さんへの感謝の気持ちを込めてのお見送りができず心苦しい限りでしたが、
そこは各自で改めて御礼の連絡をするという形で対応させていただくこととなりました。

最後に
ということで、時間を追う形でレポートをさせていただきました ウィローは、次回の練習よりまた次の第15回定期演奏会へ向けて活動を続けてゆきますので
どうぞ応援をよろしくおねがいいたします
そして一緒に活動していただけるメンバーを大募集中 ちょっとでも興味がわいたら是非見学においで下さい~。 心よりお待ちしております。

*** ウィローウインドオーケストラよりお知らせ ***
[次回の練習]
 2023年3月5日(日)
 18:00~22:00
 千曲市更埴文化会館あんずホール 地下軽運動室

[第15回定期演奏会]
 2024年2月18日(日) 13:30開演
 会場は調整中 決まり次第お知らせいたします。

[入団者随時募集中]
 詳しくは→https://www4.hp-ez.com/hp/willow/page8

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