我ら Willow Wind Orchestra !

長野県千曲市周辺で活動する吹奏楽団 ウィローウインドオーケストラです。団員が交替で更新していきます♪

曲解説♪

2010-06-19 07:02:39 | Weblog
こんにちは。

今日は、今回コンクールに自由曲として選んだ曲についての解説を掲載します。
I先生の翻訳より抜粋ですが。。


『Be Thou My Vision』

心に響く、感情豊かで感動的な曲です。

"Slane"という讃美歌の旋律から古いアイルランドのバラッド(韻文)になぞらえた対旋律が作り出されています。

また"Slane"自体も古いアイルランドのバラッドであるので、

2つの旋律はともに独自の友愛の気持ちを共有しています。

まずは中性の香りのする崇拝イメージで始まり、"Slane"の最初の提示があります。

そしてフルートが新しく作曲されたアイルランドのバラッドを奏でます。

そこから音の幅が広くなり、"Be Thou My Vision"の劇的な旋律が導き出されます。

旋律は祈りの間奏曲によって一旦中断されますが

それから2つのアイルランドの旋律が結合し、輝かしいクライマックス

最後は静穏に。。

神の祝福によって、この作品は閉じられます。


なんだか荘厳で素敵です

イメージを壊さずにいきましょう。。。

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練習雑記。

2010-06-13 18:59:21 | Weblog
皆さん、お疲れ様でした。

今日の練習はいつもと違う。
最近足りていなかったSaxが増員しました

嬉しいです。

みなさんよろしくお願いいたします。


課題曲はやはり個人で「3連符」と「8分・16分音符」の区分けを

はっきりとつけないと完全に崩れますね。
音楽まで迷走しちゃいます

練習に来れていない団員も、

とにかく楽譜を読み、その辺りを意識して身体で覚えていきましょう。


前に話題にした銘菓「サラバンド」

変換が誤っておりました。

○小宮山製菓 ← ×小見山製菓

関係の方、ならびにファンの方、申し訳ありませんっ

写真UPしてみましたよ~

よくよく見てください。

 「3拍子のスペインの優雅な踊り・曲(サラバンド)を

  ホワイトクリームと生地で表しました。」

って書いてあるんですよ

まさに

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NEW吹奏楽

2010-06-12 09:42:24 | Weblog
こんにちは

今月は高校などの定期演奏会が多いですね。

私達の頃より(そんなに経ってないつもりですけど。)

進化していると感じるのはパフォーマンス

客演は当然、ダンスあり、歌あり、すごいです。。


先週の日本経済新聞にも吹奏楽の記事が。

今は吹奏楽といえど演奏のみに捉われず、様々なスタイルになってきてるという内容でした。


周囲からすると音楽室周辺でまじめにロングトーンや音階を練習している

イメージが強い吹奏楽部が、身体を動かしてダンス練習をし
ミュージカルに取り組んでいる高校もあるという


「全日本高等学校吹奏楽大会n横浜」の存在も初めて知りました。

皆さんはご存知でしょうか

各校凝ったパフォーマンスで演奏するみたいですね。

完全にエンターテイメント

聴覚だけでなく、視覚的にも楽しめれば

普段は音楽(特にクラシック系)を聴かないひとでも吹奏楽に入りやすい。

本当に音は様々な形で楽しめます


けれど、やはり根本にあるのは 音 。

いい音を作り上げていきたいです

コメント (2)
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続・サラバンド

2010-06-05 06:52:40 | Weblog
サラバンドの続き?です。

よく、わが家の茶菓子に出てくる「サラバンド」

皆さんご存知ですか~

薄い生地にクリームが入ったお菓子です。

ザクザクっとする、歯ごたえが好き。

よくよく見ると長野県安曇野の小見山製菓というところで

作っているお菓子のようですよ。

スーパーなどでは普通に見かけますが長野限定商品なのかな。

ちなみにクリームパピロというお菓子も見た事あります。

こちらもサラバンドとともに人気商品ということ。

気になる方はチェックしてみてください


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迷走するサラバンド

2010-06-03 20:57:10 | Weblog
こんばんは。

今日は課題曲「迷走するサラバンド」について思うことを書こうと思います

サラバンドって何だろうな と

素人ながらにちょっと調べてみました。

『17、18世紀にヨーロッパで流行した、荘重な3拍子の舞曲』


原点はスペインのアンダルシア地方、もしくは、ラテンアメリカの急速な踊り。

それがスペイン宮廷で流行します。

が、奔放で官能的過ぎ、猥褻であるという理由で禁止されますって
・・どんなに凄まじかったのでしょうか


しかしその後、フランス宮廷に広まります。

テンポは次第に遅くなり優雅な踊りへと変化していくようです。


鍵盤曲で主流となった「荘重なサラバンド」の代表はバッハやヘンデル。

私も大学時代にヘンデルの「サラバンド」をピアノで弾きました。

まさにゆったり、ずっしりとした短調の3拍子ですよね。

 ・・・ 一部の噂では風の谷のナウシカの挿入曲「ナウシカ・レクイエム」も

  ヘンデルの「サラバンド」を模しているのではということです。

  たしかに「ラン、ランラララ ランランラン」の前の部分が似ている。。
  聴き比べてみてください

 
このように18世紀に花開いたあと、19世紀には一旦姿を潜め

20世紀の初めにはまた優雅さを漂わせた舞曲として復活するということです。


迷走するサラバンドのイメージは5拍子ですが

あたまの部分や中間部は3拍子ですし、

小節内部の2拍めと3拍めがしばしば結合してる歌い方は優雅なサラバンドっぽい。

3連符、8分音符、16分音符の交錯する部分も「踊り」でしょうか。

時代を経て変化を遂げてきた舞曲を表現してるのかな。

ということでちょっと意識してみようと思います。

難しいですが、面白い曲です


ところでわたしは初めてこの楽譜と音源を手にしたとき、完全に馬の曲だと思っていました。
「迷走するサラブレッド」
 
ごめんなさい。。

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