我ら Willow Wind Orchestra !

長野県千曲市周辺で活動する吹奏楽団 ウィローウインドオーケストラです。団員が交替で更新していきます♪

都会の風と一流の音楽

2019-06-25 00:19:14 | Weblog

2019年6月23日(日)の活動ブログ

6月23日の活動のブログを担当させていただきます、ホルンパート山城です。

1年半ぶりの当番。現在、長女が高校、次女が中学、長男が小学校で、それぞれ大会に向けて日々いろんな曲が交互に流れる自宅で書いています。

さて今回は、Willowの音楽監督である粟生田先生が来てくださる練習日。
20泊にも及ぶレ・ミゼラブルの最終日、名古屋公演終了後、特急しなので、少し遅れての到着でした。
コンマス指揮で「ウイークエンド・イン・ニューヨーク」を合わせていると、1か月半ぶりにいらっしゃった先生の第一声は、『ニューヨーク中ですか?』と、団員が思わず笑顔になるトーク。

公演本番の衣装のまま、一流のオーラで、都会の風とともに先生が登場すると、練習会場の空気感も変わります。普段田んぼに囲まれて暮らす私には、新鮮で貴重な時間です。

今回練習した曲は、
・アブラムの追跡
・フィエスタ
どちらも、今回初めて先生の指揮で吹く曲でした。

1曲目のアブラムは、曲の序盤から転調があるので、それを意識して吹くようにとのこと。
そして、4分の4の小節と、4分の2の小節が交互に出てくる部分は、聞いている人が、“次はこれが来る”と思うものが来ない面白さを、4分の2を慌てずかっこよく吹くことで表現するなど、細かく具体的に指示していただきました。
49小節あたりからの曲調は、今アニメ映画の実写化で話題のアラジンのプリンセス「ジャスミン」のような、オリエンタルな雰囲気の美しい女性が、タイトなドレスにふわふわとした水色のヴェールをまとい、表情を一切変えずに、クールに、そして優雅に、ヴェールをなびかせてターンをしながら踊っているイメージとのこと。
87小節あたりからは5拍子になり、アクセントのついたフレーズをいろいろなパートで奏でていきますが、アクセントが、飛び跳ねるような軽い感じにならないように。イメージは、人通りのほとんどない、とある外国の街で、無表情で何を考えているのかわからない人と対面し、緊張感が漂っている雰囲気・・・。
と、ここから、監督が以前、大阪フィルと共演された際、練習会場だったとある街がそんな雰囲気だったとのお話。
大阪フィルと言えば、私にとっては高校の先輩のいる楽団・・・思わぬ接点にドキっとしてしまいました。そういえば去年、小学校の東海大会で、息子たちの審査員をしてくだったのもその先輩でした。粟生田先生も、これからの時期、色々なところで審査員をなさるので、お忙しい中ご指導いただけるありがたみを改めて感じつつ、意識を曲に戻して、次はフィエスタです。

冒頭まず言われたのは、「アブラムと同じ吹き方をしないこと」。アクセントのつけ方、音色の明るさ、和音の音程をどう気を付けるか、など、作風も、雰囲気も、違う曲なのだから演奏する側が言われる前に切り替えないといけないですね。
また、フレーズよって陥りがちな音程のずれ、メロディーと対旋律との音量のバランスのとり方等も、アブラムにも増して細かく指示していただきました。
というのも、粟生田先生は、武蔵野音楽大学在学中、レイ・E・クレーマー教授が、作曲者のフィリップ・スパーク氏ご本人から直接伝授された「フィエスタ」の抑揚などの音楽表現を指導する授業を受けていらっしゃいます。
(コンマスを務めていらっしゃる東京吹奏楽団では、スパーク氏とも、共演されていますし)
その貴重な、一流の音楽表現を、Willowにもシェアしてくださり、楽譜上に音量記号がない部分の表情のつけ方まで教えていただき、わくわくするとともに、指示されたことをしっかり表現するには、もっともっと個人練習をしないといけないなと痛感した練習でした。

田舎の小さな練習場で、都会的な風とプロフェッショナルな音楽のエッセンスに触れられるWillowに、あなたもぜひ参加してみませんか?


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努力する楽しさ♪

2019-06-13 23:15:03 | Weblog

2019年6月9日(日)の活動ブログ

Clarinetパート🌼小林です(^^)
この日私は昼間

長野クラリネットクワイアー
の定期演奏会に行って来ました
ウィローからは、とても優しい👼事務局長の馬場さんと、saxもクラリネットもめちゃくちゃ上手な✨コンマス七澤君が参加されていました
クラリネット(6種)だけで約50人の演奏厚みも凄くてキレイでした〜
プロのクラリネット奏者、ウィロー粟生田音楽監督の師匠、傳田高廣先生の独奏もありました つややかな響きで、世界観を紡ぎ出す 作品の書かれた時代にタイムスリップです(*ov.v)o
もう一曲も、砂漠を旅した様な気分でいました(^^)もはやロードムービーです(*˘︶˘*).。.:*♡

では以下👇2020年3/1 (日)の第13 回定期演奏会に向けて、コンマス指揮による合奏練習です🎶

フィエスタ!初合奏
キラキラ✨華やかで勢いのあるこの曲 冒頭のHornがカッコイイ
「106~clの動きで風景が変わるのでしっかり。」との指示
景色の見える演奏をしたいです

ホルジンガー♪初合奏
疾走感のあるドラマチックな曲
忙しなく変拍子が続きます。
拍を理解できていないと、奏者もお客様も楽しめない、との事☝️

更に理解を深め、練習を重ね…曲が仕上がるのが楽しみです

A Week end in NY
すごくオシャレでカッコイイ曲🌉
ですが、ほぼin tempoの指揮についていけません(*_*) 臨時記号の嵐でも指が勝手に動く様になるまで、しっかりマスターしたいですo(>ω<)o そこからです

ピータールー序曲
緊張感のあるリズムが、盆踊りになってしまっては、内面に訴え迫る曲が台無しです。
この曲のイメージは、粟生田先生が演奏された際に、有名マエストロからお聞きしたもので、そんな貴重なお話を聞けるのも、ウィローにいる醍醐味だなぁなんて嬉しく思って聞いています🎵

プロの演奏家の方が、“演じ奏でる”とおっしゃっていましたが、演じる事で、苦い歴史(ピータールー)や、RPG的な疑似体験も出来たり、(選曲センスが抜群な事もあり🎵)面白いです

ウィローウィンドオーケストラでは、全パートで団員を募集しています🎺🎷
吹奏楽を始めて、努力する事の楽しさを実感しています🎵
皆と音を重ね合わせて吹いている時間は、とても充実しています🎵
ぜひ一緒に演奏しましょう
お待ちしています 


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5/26の練習

2019-06-03 22:55:57 | Weblog

2019年5月26日(日)の活動ブログ

今回のブログは、昨年入団しました、トランペットの唐澤が担当致します

今回の練習では、2曲を合奏で練習しました 私は久しぶりの合奏で少々緊張しておりました

♩A WEEKEND IN NEW YORK
ニューヨークの街並みを再現したとっても楽しい曲です 目まぐるしく変わる曲想が魅力的でもあり、
奏者にとっては苦労するポイントでもあります…笑
♩ピータールー序曲
1819年にイギリスのマンチェスターで起きた『ピータールーの虐殺』を描いた楽曲。
難しいパッセージが多く、個人的に要練習と感じました(・ω・`) いいタンギングの練習になりそうです… 

いずれの曲も最後には通し練を行いました
合奏だと、パート同士の掛け合いや曲の全景が見えてきて、とっても楽しいですね 1人では味わうことの出来ない楽しさがあります

ウィローでは、そんな合奏の楽しさを一緒に分かち合う仲間を常時募集しておりますヽ(´▽`)/
少しでも気になると思ってくださった方、また吹奏楽を始めたいと思っている方… 是非練習見学にいらしてみてください
お待ちしております


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