我ら Willow Wind Orchestra !

長野県千曲市周辺で活動する吹奏楽団 ウィローウインドオーケストラです。団員が交替で更新していきます♪

第15回定期演奏会 後編♪

2024-02-20 23:03:07 | Weblog

2024年2月18日(日)の活動ブログ

こんにちは 15回目の定期演奏会レポの後編(演奏会)は、引き続き事務局の馬場が担当させて頂きます。

** 後編 **
13:30
開演です
様子を見たところ客席が前から後ろまでけっこうまんべんなく埋まっている~~ ということで来場していただいたお客様に感謝しつつ舞台へ入場 そしていよいよ演奏開始です

セビリアの理髪師序曲
第15回定期演奏会のオープニング曲はこの曲 
若くして音楽家としての地位を固めたロッシーニは、その後美食家としても活躍し数多くの「ロッシーニ風」を流行らせたことで有名ですが、そんな関係性から私の中ではこの曲を演奏していると、美味しそうな牛フィレ肉のステーキ(ロッシーニ風料理の代表格?)を満足顔で頬張るロッシーニの姿を連想し、1曲目特有の緊張もほぐれてきた訳ですが、かねてより粟生田先生からもロッシーニの音楽ユーモア感覚(同じppでも楽しげにふざけて小さくしている感じにするなど…)を持って表現した方が良いという指導もいただいており、そんな茶目っ気を楽しみつつの演奏となりました。

リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲から
18分におよぶ4楽章構成の組曲ですが、私自身過去オーケストラで2回ほど耳にしたことのある楽曲で、特に第1楽章のイタリアーナは、その出だしがよく印象に残っていて、その曲を吹奏楽で演奏できるとあって、興味深いものがあった訳ですが、実際に演奏してみるとアンサンブルを楽しむ感がすごくある曲と感じました。第2楽章の宮廷のアリアは、最初は重々しい雰囲気でスタートしますが、途中から華やかな宮廷の様子が描かれる場面に入り、それが終わるとダカーポして重々しく終わる感じ。第3楽章のシチリアーナは、オーボエのソロから始まる哀愁にあふれた曲だが、だんだんと金管群が入り重厚感を増してくるところが印象的。第4楽章のパッサカリアは、どこかバッハの音楽を感じる香りする…。と1曲でいろいろなイメージを感じながらの演奏となりました。

スクーティン・オン・ハードロック
ホルジンガーの曲はとにかく伴奏が休みなしで大変…。という印象をいろいろな意味で裏切らない楽曲で、気持ちからすればコンピューターミュージックじゃなくて人間がやるんだから、もうちょっと配慮して欲しいというものがあります。この曲は副題に「3つの即興的ジャズ風舞曲」がつけられており、いわば3つの曲のメドレーという形になっています。印象からすれば、1つめと3つめの曲はアップテンポで雰囲気が似ていて、2つめの曲はスローテンポで一見吹きやすい感じがしますが、中に不定期なリズムの罠が仕掛けられており、粟生田先生の「もう1回やってみましょうか!」の繰り返し練習のおかげでなんとか罠を克服できた感がありました。

パリのアメリカ人
第2部の始まりは、今回の定期演奏会で最長にして最難関。練習でかけた時間もおそらく一番長かったであろうガーシュウィンのシンフォニックジャズの大定番曲の演奏となりました。私自身はこの曲の参考演奏として、ユーチューブで探した愉快バンドさんの演奏(2022愉快バンドクリスマスコンサートより)を繰り返し聴いてイメージを作っていたのですが、演奏後に粟生田先生から「パリのアメリカ人は、劇ムズでくじけそうになったこともありました。」との言葉通り、楽譜が配られた当初は、ゴールが全く見えない感じがありました。とはいえ約半年間はコンマスの指導で細かく区切りながら千里の道も一歩からの気持ちで1つ1つできるところを増やしてゆき、各自がある程度自分の役割を把握したところで、粟生田先生の指導で曲がつながってゆく感じがあって、とても感慨深いものがありました。そしてこの曲はソロ演奏が多くのパートに散りばめられており、私自身も2か所ソロの役割を与えられていましたが、とてもよい緊張感の中、なんとか失敗せずに乗り切ることができたのはとてもよい経験になりました。

フェスティーボ
1967年にネリベルが作曲した吹奏楽の定番曲で、私自身は20年近く前に買った「ベスト吹奏楽100」というCDに入っていた曲の1つ…というくらいの淡い印象に留まっていたのですが、実際に取り組んでみるとパリッとした爽やかな感じがあって、吹奏楽らしい重厚なサウンド感がとても心地よい曲そしてこのウィローブログで昨年「ウィローの金管はすごい!」という記事を書かれた団員さんがいましたが、ネリベルというと金管が前面に出ることが多い作風なので、そのすごい金管パートの方々の活躍に引っ張られる形で木管パートが呼応し、打楽器パートがさらに輪をかけて盛り上げ、ネリベルらしさを感じる演奏になった感がありました。

たなばた
酒井格氏が高校生の時(1987~88年)にかけて作曲したという、35年超の歴史ある曲なのですが、素朴な疑問として日本人が作曲したのになぜか楽譜はデ・ハスケというオランダの出版社のものなのか…。とは言え音楽に国境は無いということで、タイトルが日本語でないというくらいの意味しか持たない訳ではありますが…。そしてたなばたはVRアプリBRASSOの公開演奏を聴いてイメージを作りましたが、これはBrassoの音楽・楽曲監修に粟生田先生が携わっておられるという縁と練習中に先生から「是非Brassoのたなばたを聴いて下さい」というお薦めもあってですが、演奏しながら織姫と彦星の幸せなひとときを感じた演奏になりました。

オブラディ・オブラダ 40th ver.
アンコール1曲目は、粟生田先生より「またかと思われる方は違うんです新アレンジとなっておりますのでお楽しみください」との紹介がありました。補足すると第14回定期演奏会のアンコールで演奏したのは、吹奏楽ポップスの父・岩井直溥氏による編曲版であり1972年にリリースされたもの、今回演奏するのは真島俊夫氏アレンジの40th verで2012年にリリースされたものということで、吹奏楽の世界に金字塔を打ち立てたニューサウンズインブラスの歴史を垣間見るひとときになりました。

また逢う日まで
アンコール2曲目は、粟生田先生より「この私と楽団の皆さんの気持ちです。来年も是非お会いしましょう。」とのお話があってからの演奏スタートとなりました。アンコールの定番曲としてよく演奏されますが、また来年という気持ちで元気よく演奏して締めくくりとなりました


15:35
演奏会が終演し、退場となりました。今回はお客さんへの感謝の気持ちを込めてのお見送りが5年ぶりに再開され、各自ご来場いただいた皆さんにお礼かたがたお話させていただく機会を持つことができました。

最後に
ということで、時間を追う形でレポートをさせていただきました ウィローは、次回の練習よりまた次の第16回定期演奏会へ向けて活動を続けてゆきますのでどうぞ応援をよろしくおねがいいたします
そして一緒に活動していただけるメンバーを大募集中 ちょっとでも興味がわいたら是非見学においで下さい~。 心よりお待ちしております。

*** ウィローウインドオーケストラよりお知らせ ***
[次回の練習]
 2024年3月3日(日)
 18:00~22:00
 千曲市更埴文化会館あんずホール 地下軽運動室

[第16回定期演奏会]
 2025年X月XX日(日) 13:30開演
 日程・会場は調整中 決まり次第お知らせいたします。

[入団者随時募集中]
 詳しくは→https://www4.hp-ez.com/hp/willow/page8


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第15回定期演奏会 前編♪

2024-02-18 07:00:53 | Weblog

2024年2月18日(日)の活動ブログ

こんにちは ウィロー15回目の定期演奏会のレポは、前日に引き続き事務局の馬場が担当させて頂きます。
なお、都合により当日リハ~開場までを前編、演奏会を後編とさせていただきます

** 前編 **
8:50
会館を入ってすぐのところに「本日 2月18日の利用予定」の掲示があるのですが、第14回定期の時は手書きだったものが、いつのまにか電光掲示板に変わっていることに気が付きました
大ホール入り口にて、1番乗りのメンバーの方に挨拶しつつ合流「今年は出足が少し遅いですね…。」などと会話を楽しみつつ、本番当日朝ならではのひとときを過ごしました。
9:00になり、団長が正面扉の鍵を開けてくれ、正面扉からホールに入ります。例年横の入り口から入場していますが、そこは団長の心意気(せっかくの本番当日なのだから正面からどうぞ!)
に感謝しつつの入場となりました。

9:30
集まったメンバーから順次音だしを始め、ぼちぼち楽器が暖まったところで、コンマスより、演奏会全般の注意事項、指揮者との連携、
指揮者のリスペクトについてのお話があり、当たり前のことなのだけれど、つい忘れがちだな…今日は初心に帰ってしっかりやろうと思いました。
その後、チューニング。合奏開始となりました

1部から曲順どおり「セビリアの理髪師序曲」「リュートのための古風に舞曲とアリア」「スクーティン・オン・ハードロック」と進み、
休憩をはさんで2部の「パリのアメリカ人」「フェスティーボ」「たなばた」「アンコール曲」を抜粋気味に通して、
気になるところを返してゆく指導が入るという形で合奏が進み、リハ終了となりました。

11:30
お昼です
男性楽屋・女性楽屋、その他で各自お昼を食べながら本番前のよい緊張感の中、各自で休んだり、運営の役割があるメンバーはその役割を
こなしながら時間を過ごしました

さて今回も、副団長の紹介でロジェ・ア・ターブルさんのお弁当が事前予約したメンバーに配られました。そのお品書きは・・・
・キャロットラペ☆
・じゃがいもとスナッブインゲンのサラダ
・菜花のからし和え
・芽キャベツとツナ
・長芋のチーズオムレツ 柚子胡椒
・鶏もも肉の塩麹グリル
・蓮根のはさみ揚げ☆
・ポテトチーズコロッケ☆
・山椒じゃこおにぎり
・ライ麦サンド ごぼうサラダ
・ガトーショコラ
・いちごソース

私もこちらのお弁当をいただきましたが、今回出演者のほとんどの方がこちらのお弁当を注文されたとのことで
その人気ぶりが伺えるところでした。なお☆マークが昨年もあったメニューになりますが、昨年私がイチオシした
蓮根のはさみ揚げ(写真右下)がまた食べられたのはとても幸せでした。
他、昨年は・鶏もも肉の醤油麺グリルだったものが塩麹グリルに変更されたりと、日々工夫を凝らしている様子が
見て取れ、どれもおいしいですが、今年特に目について気に入ったのは菜花のからし和えとしておきます
私的には、売っているお弁当はどうしても味が濃くなりがちで苦手なのですが、ロジェ・ア・ターブルさんのお弁当は
調味料に過度に頼ることなく素材のうまみを生かした味付けになっていてとてもいいなと思いました


12:15
撮影・録画のスタッフさんを出迎えて2階席へ。機材操作や段取りなどを打ち合わせて、持ち場に着いていただきました

12:35
集合写真撮影の時間です
今回も、4年前と同様のアングルでステージの定位置にメンバーが入り、それを2階席から撮影というスタイルになりました
カメラマンさんに動いてもらって正面からのアングルと上手側と下手側の3パターン撮りました。 どれかが第16回定期演奏会のチラシに掲載されるものと思われます。


*** 後編へ続く ***


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いよいよ明日は第15回定期演奏会です♪

2024-02-17 21:53:23 | Weblog

2024年2月17日(土)の活動ブログ
皆さんこんにちは
昨年の第14回定期演奏会の本番前日のブログ当番を担当し、今回も引き続き担当させていただく事務局の馬場です

さて、第15回定期演奏会を明日に控え、前日の今日は午前10時から~夜の時間帯通しであんず大ホールでの練習となりました。
10時から12時までは、会場準備ということで、まずは受付組と舞台設営組に分かれて作業を進め、舞台設営組はひな壇が組みあがったところで
譜面台・椅子設置班と打楽器運搬班に分かれて作業を進めました。私は打楽器運搬班に入って作業を行ったのですが、あんずホールには
2019年の台風で水没を免れた従来のティンパニーと新しく購入したティンパニーが2セットあり、練習では従来のティンパニーを使い
本番では新しく購入したティンパニーを使うという形になっているのですが、今回新しいティンパニーの搬出にあたって、運んでいる時に
「従来のティンパニーより軽い気がする」ということに気が付きました。これはテクノロジーの進歩により軽くて丈夫な素材で楽器が作られている
ということになろうかと思いますが、運ぶにあたってはとてもありがたいところでした 1時間ほどで舞台設営を終え、
さらに受付組が進めていた演奏会パンフレットにアンケートや他団体のチラシ挟み込み作業、クリップ鉛筆差込みなどの応援に入り、
その後は1階席と2階席に撮影スペースの設置などを行いました。

お昼休憩を挟んで13時に再集合しステージにて音だし開始、粟生田先生の到着を待って、14時に午後の部の合奏開始となりました
プログラム順にて1部から「セビリアの理髪師序曲」「リュートのための古風な舞曲とアリア」「スクーティン・オン・ハードロック」
続いて2部の「パリのアメリカ人」を練習し、17時10分に午後の部の練習が終了し、夕食休憩となりました
それぞれお弁当を食べたり、近くの飲食店に出かけたりして夜の部の練習のためのスタミナ補給タイムとなりました

18時00分からの夜の部は、午後の部の続きで「フェスティーボ」「たなばた」、そしてアンコール用の曲(明日は是非アンコール下さい
、「パリのアメリカ人」の返し練習を20時15分まで練習しました

明日は、粟生田先生の指揮のもとメンバー一同心をこめて演奏いたしますので、どうぞお楽しみに。そして御来場を心よりお待ちしております

それでは、第15回定期演奏会は、明日2024年2月18日(日) 信州の幸あんずホール(更埴文化会館)
13時開場、13時30分開演・入場無料ですので、どうぞお気軽にお越しいただけば幸いです。

*** ウィローウインドオーケストラよりお知らせ ***
[次回の練習]
 2024年3月3日(日)
 18:00~22:00
 千曲市更埴文化会館あんずホール 地下軽運動室

[第15回定期演奏会]
 2024年2月18日(日) 13:30開演
 千曲市更埴文化会館あんずホール
 ↓

[入団者随時募集中]
 詳しくは→https://www4.hp-ez.com/hp/willow/page8


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定演前最後の練習

2024-02-11 21:29:50 | Weblog

2024年2月4日(日)の活動ブログ

約1年ぶりにブログ担当がまわってきました。クラパート内山です

定演まであと2週間。ついに定演前最後の練習となりました。
今回はプログラム順に一通りあわせていきました。
練習も大詰めにきており、今日の練習では細かい部分の表現などをチェックしていきました。

たなばた」では粟生田先生から作曲者の酒井先生が曲中でこだわっている部分を教えて頂きました。
長さで言えば1小節間のことなのですが、そこが上手くできている演奏がなかなかないそうで…。強弱など表記されていても難しいところではあります
この曲は今まで多くの団体で演奏されていますが、他にはないウィローらしさが出る演奏になるといいなと思っています。

短くなってしまいましたが、今回はこの辺で締めさせていただきます

当日お越しになる方は気をつけていらしてください。皆様のご来場をお待ちしています

*** ウィローウインドオーケストラよりお知らせ ***
[次回の練習]
 2024年2月17日(土)
 13:30~21:30
 千曲市更埴文化会館あんずホール(前日リハーサル)

[第15回定期演奏会]
 2024年2月18日(日) 13:30開演
 千曲市更埴文化会館あんずホール
 ↓

[入団者随時募集中]
 詳しくは→https://www4.hp-ez.com/hp/willow/page8


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いよいよ2月!

2024-02-03 08:30:55 | Weblog

2024年1月28日(日)の活動ブログ

皆様こんにちは。暖冬とはいえ、寒さの厳しい日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

もう1月も終わり(・・・早い!)いよいよ本番が迫ってまいりました。
1/28の合奏練習の模様は、前日に布団から起き上がろうとした時に、
あろう事か右ひじの関節を痛めてしまったトロンボーン角川がお送りします(トロンボーンは右腕でスライド管を動かして音程を調節するので、死活問題・・・

前回までは長野市もんぜんぷら座が会場でしたが、今回から演奏会の会場でもある信州の幸(めぐみ)あんずホールの地下軽運動室に集合です。

打楽器をはじめエキストラの方も大勢参加され、いよいよ本番に向けてのラストスパートという感じです

前日に楽譜をカバンに詰めて準備をしていましたが、曲のタイトルを眺めながら、改めて「今回は本当に多彩なプログラムだな~と思いました。

イタリアの巨匠、ロッシーニレスピーギの古典曲に始まり、ガーシュウィンのシンフォニックジャズとホルジンガーの現代的なジャズ風舞曲、更には日本吹奏楽🗾の超定番曲・・・

時代も地域もテーマも、縦横無尽に駆け抜けるようなプログラムもちろん吹奏楽オリジナル以外の曲は編曲されたものですが、こういったあらゆる時代、あらゆるジャンルの音楽を一度に大勢で楽しめるのは、私たちのようなアマチュアの楽団の醍醐味だと思います。

もっとも、こういったラインナップだと曲ごとにフィーリングの切り替えが難しいところですが、今回は団員の集中力が一段と高まり、充実感を感じられる時間になりました。人の密度のせいもあるかと思いますが、熱気がすごくて、練習が終わるころには多くの人が顔真っ赤上着を脱いでる人もいました。

本番に向けて気合十分の私たち、是非ご期待ください♪

*** ウィローウインドオーケストラよりお知らせ ***
[次回の練習]
 2024年2月4日(日)
 18:00~22:00
 千曲市更埴文化会館あんずホール軽運動室

[第15回定期演奏会]
 2024年2月18日(日) 13:30開演
 千曲市更埴文化会館あんずホール
 ↓

[入団者随時募集中]
 詳しくは→https://www4.hp-ez.com/hp/willow/page8


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