今日のお師匠さま。
タイトルをみた瞬間に撃沈です。(汗)
若者へのエールのようですが、私にとっても耳が痛い話です。
『知識はあくまでも「理解で分かる段階」で、体験が「気づきで知恵で出来る」のレベルなのである。』
「知っている」と「できる」の差を思い知らされます。
◆◆
百聞は一見にしかず。
百見は一体験にしかず。
「何度いったらわかるんだ!」
答えは100×100=一万回
ネッツトヨタ南国の横田さんから教わった話です。
今日の話をこれを超えて...
「できる」というレベル
つまり「自分のものとして駆使できる状態」を求めているのです。
その期待ができるだけのポテンシャルをお持ちなのでしょう。
「体験」を重ね、日々の反復練習の末、自分のものになる。
身につけようと思って、考えながら体験を重ねることが大切です。
それにより、本質にたどりつき、本質が身につきます。
百体験は一知恵にしかず。
本日の学び。
「知恵は行動習慣が生む」
◆◆
私も全国あちこちへ、お師匠さまを筆頭に、すばらしい方に会いに行き、話しを聴いて、本を読んで、と色々しているので、「すごい」と言われることも多いのですが、言われるたびに凹みます。
「知っていても、実践していなければ、それは知らないのと同じ」
この言葉が湧いてくるからです。自覚200%です。(汗)
そうですか、有難うございます。と素直に受け止められるように、実践し成果を出さないと、実はこれこそ「人生を無駄にしている時間」なのかもしれません。
今日は私への叱責と受け止めます。
感謝。
◆◆ おまけ
諸説あるので、ホントのところはわかりませんが、この文章がいいと思ったので、紹介させていただきます。
少年よ、大志を抱け。
しかし、金を求める大志であってはならない。
利己心を求める大志であってはならない。
名声という、つかの間のものを求める大志であってはならない。
人間としてあるべき すべてのものを 求める大志を抱きたまえ。
◆◆ 野望と志は違う
子曰く、君子は義に喩り、小人は利に喩る
志しとは「義」
野望とは「利」
************************
【言うは一時の変化、行うが本物の変化】
新入社員で一流大学出身で、知識が豊富な若者たちがいる。
確かに知識も力であるので、 ないよりもあった方がいい。
しかし知識はあくまでも「理解で分かる段階」で、
体験が「気づきで知恵で出来る」のレベルなのである。
この若者は、いろいろな本を読み講演も沢山聞いているので、
話だけ聞くと一見すごい人物であると人は錯覚するのである。
「君はすごい人だね」と言われると
「自分はすごい人だ」と思い込んでしまう。
「言うは一時の変化、行うが本物の変化」。
分かると出来るは天地の開きがある。
松下幸之助は、知恵の人であった。
本物の知恵の人だけが世の中を変えていけるのである。
「知識も力」なので、若者はとにかく勉強して欲しい。
それ以上に実践して知恵の人になって、
かくも本物の動かぬ人になって欲しい。
クラーク博士の「少年よ大志をいだけ」の
本当の意味を知って精進して欲しい。
************************