映画「2022年の10本」:日本の特異な興行事情の狭間に立ち尽くす 2023年01月02日 11時08分41秒 | 映画(新作レヴュー) 今更ながらアニメーション作品が席巻する日本の興行事情を実感することとなった1年だった。全てのスクリーンに対するアニメ作品の占拠率がどのくらいなのかは分からないが,シネコンのロビーを埋め尽くす若い観客が,目当てのアニメ作品(プラス「トップガン マーヴェリック」も)の開場を告げるアナウンスと共に一斉に入り口へと移動していく光景は,社会がCOVID-19禍から脱出しつつあることを象徴するひとつと言えるも . . . 本文を読む