映画「スター・トレック イントゥ・ダークネス」:カンバーバッチ絶賛評に水を差すようだが… 2013年09月23日 10時56分05秒 | 映画(新作レヴュー) 結果的に世評に異を唱えることになってしまうケースが多いのだが,J.J.エイブラムス作品とは,どうにも相性が悪い。派手なSFXに彩られた華麗な映像テクニックが,物語の流れを加速する方向ではなく,単独で自己(映像)の存在を主張するためだけのように使われていると感じられる時間帯が長い,という印象が強いのだ。 そんなエイブラムス作品の中でも「スタートレック」のリブート・シリーズの第1作だけは,珍しく映像と . . . 本文を読む