第69回蕨市成年式

「成人の日」を迎えた今日、蕨市でも「成年式」が蕨市民会館にて挙行されました。市内では今年度669名の新成人が誕生しました。

蕨市は成人式発祥の地であり、昭和21年11月22日、当時の蕨町青年団が、20歳を迎えた成人者を招いて、戦後の社会を築き上げていく若者を激励する趣旨で「成年式」が執り行われました。この取り組みが評価され、国では昭和23年7月に国民の祝日として「成人の日」が制定されました。

以来蕨市では「成人式」ではなく「成年」式という名称で式典が開催されています。

今年も式は開会前の実行委員会紹介・挨拶からスタート。新成人により組織される実行委員会からの注意（私語を慎む、携帯電話はマナーモードにする等）は、仲間からのお願いと受け止められているためか、年配者が喚起するよりも良く浸透していたように見受けられました。

来賓あいさつでは蕨市議会議長より、今年執行される公職選挙（県議選、市長・市議選、県知事選）への投票が呼びかけられました。

式典終了後は、新成人たちが中学生当時に担任であった先生方たちが登場し、エールを送りました。正直、式典以上の盛り上がりを見せる機会となっています。

式典会場外では恒例の（一社）とだわらび青年会議所による福引、今年新たな取り組みとして実施された蕨商工会議所青年部（YEG）による屋台村等の催しが行われ、お祝いムード一色で今年の成年式も賑わいを見せていました。


＜写真：式典開催前の成年式実行委員会からの挨拶の模様＞