「前」 蕨市議会議員 おおしま公一活動報告

2015年5月31日。まさかの落選を果たした?「前」蕨市議会議員おおしま公一の修行の日々をお伝えしていきます。

「地方議会の改革」シンポジウム

2010-04-09 18:30:00 | Weblog
事業仕分けにも仕分け人を輩出している東京財団主催の標題シンポジウムに参加をしてきました。

民主党政権下での地方自治法抜本見直しの影響で、地方議会の在り方についても議論が活発になることが予想をされます。今後の地方議会の展望等につき議論をするのがシンポの目的でした。

冒頭、原口一博総務大臣より基調講演があり、現在国会に提出されている「地方政府基本法」の概要、今後期待をされる地方議会の役割等につき、具体的事例をもとにお話がありました。地方議会のみならず自治体経営、国と地方の関係等講演の内容は多方面に及びました。ご自身も佐賀県議会議員として6年間活動した経験から、地方議会改革についても一家言お持ちでありました。

その後、パネルディスカッションが行われ、以下4名のパネリストによる議論がなされました。

大塚耕平(内閣府副大臣・参議院議員)
石田芳弘(衆議院議員・元犬山市長)
竹下譲(拓殖大学地方政治センター長)
福嶋浩彦(東京財団上席研究員・前我孫子市長)

いずれも地方自治に多彩な発信をされている方々ばかりの議論は、通り一遍のものではなく、パネラー間の見解に相違点が見られる見ごたえのある内容となりました。

しかし、各パネラーが共通して主張していたのは「議会における住民参加」という点でした。これまでの自治体運営が「国・県」を向く傾向があるなかで、「あくまで権力の源泉は市民。市民が持っている権限を首長・議会に分け与えているに過ぎない」というのがその中身であったようです。(特に、福嶋氏はこの点をいつもの様に熱弁されていました。)竹下氏、石田氏から言及のあったイギリス、スウェーデンの事例なんかも個人的には勉強してみたいと思いました。

最後に会場からの質問が受け付けられ活発なやり取りが行われました。この中で、九州から参加していたとある県議(無所属)から、「地方議会における会派が政党の出先機関になっている。地域のことよりも国政選挙の下請けになってしまっている。」という意見には激しく反発。無所属議員や“なんちゃって”無所属議員(多くは自民、たまに民主にもいる)によく見受けられる言動なのですが、地方議員が国政に関心を持ち活動することは全く問題ないと考えます。現在の国に権限が集中している地方自治においては国の姿勢による部分が多くあることはこの県議さんもお分かりのはずです。「国政選挙に携わると地域活動がおろそかになる」のはその議員に能力がないだけのことです。一般企業でも一人でいくつもの仕事を受け持つのは普通のことです。議員だけが「地方議員は地方のことだけ、国会議員は国のことだけに関心を持てばいい」という理屈が通じるはずもありません。

この手の既存政党批判「もどき」は無所属(多くはなんちゃって無所属と認識していますが)や革新系そして流行りの第三極による広報宣伝手段の一つなのではないでしょうか?完全無所属(というのが実際存在しているとも思えませんが)では結局何もなせないという私の考えは以前ブログでも書いたとおりです。

いずれにしても、大変中身の濃いシンポジウムでありました。

<写真:基調講演に立つ、原口一博総務大臣>

政務調査費収支報告書「正式」提出

2010-04-09 16:23:32 | Weblog
先週議会事務局に提出していた政務調査費の収支報告書につき、微修正の必要があり午前中は市議会控室におりました。

支出できるか否かの判断が結構難しい場面があります。しかし、基本は「お天道様の下に出して恥ずかしくないお金の使い方か否か」ということだと思います。

その他は、市の私道整備の予算につき調べる。蕨にはまだまだ公の道路になっていない部分があるんです。夕方は自治体議会改革に関するシンポジウムに参加する予定です。

西川口駅頭で活動

2010-04-09 07:00:00 | Weblog
金曜朝恒例の西川口駅頭での活動をようやく再開できました。

インカムで訴えながら、党機関紙を配布しました。いつも話しかけていただく方にお声がけいただけました。民主党に厳しい風が吹く中、本当にありがたいです。

市議会3月定例会の議論の模様、国政について(子ども手当、高校教育実質無料化開始等)、新党結成ブームについて(「たちあがれ日本?立ち枯れ日本?」「みんなの党?自由民主“な”党?」)等々お話させていただきました。

やはり一日の活動は駅頭からですね。