goo blog サービス終了のお知らせ 

某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

『叱り叱られ』 -山口隆(サンボマスター)著

2008年02月09日 | 【徒然随想】


『叱り叱られ』 -山口隆(サンボマスター)著
幻冬舎 (2008/2/7)  1600円

圧倒的な存在感

私は正直サンボマスターの音楽はあまり聴かない。
聴けない。
でも彼の活動からは絶対目が離せない。
理由は、その圧倒的な存在感
私にとって彼は”若き哲学者”みたいな存在なのだ。

更にはなんとなく
”閉塞した日本社会の希望の人”
のような気さえしているから不思議(^^;

この本は「断絶をなくしたいんだ!」という意図の下、山下達郎、大瀧詠一、岡林信康、ムッシュかまやつ、佐野元春、奥田民生と対談したものです。 音楽的な彼・彼ら(サンボマスター)なりの企て背景もわかったりしました。もちろん、対談の中での彼の問いかけの内容の濃さ。彼がただ者ではないことを伺えます。また後日談の文章にも感動しました。この彼の文を読んで、彼は「言葉」の持つ力を十分理解し、扱える人なのだとあらためて納得しました。

きっと彼は、言葉を用いた
「感情の煽動者」
なのでしょう・・・。

結局音楽はひとつのきっかけであって、彼は今後このようはいろんな表現のなかでどんどん表に出てくる人・くるべき人なのだと私は感じています。

表紙は明らかにユニクロのセーターですね(笑)。
でも、この風貌に惑わされてはいけないのです。

 PS.唯一この本で残念だったのは・・・対談相手が正直私の興味の対象外の方が殆どだったこと(ゴメンナサイ)(^^;。(誤解無いように言えば、私の世代ではもう十分な情報をもっているという意味です)。

叱り叱られ
山口隆(サンボマスター)
幻冬舎

このアイテムの詳細を見る

よろしければ↓画像のクリックを・・・
(Blogを続けるモチベーションなっております)
人気ブログランキングへ


”阿久悠と昭和を旅する”-大人のウォ-カー(08年3月号)

2008年01月31日 | 【徒然随想】


”阿久悠と昭和を旅する”-大人のウォ-カー
(08年3月号) 雑誌 角川書店 580円


 この雑誌は「買い!」ですよ!



阿久さん関連本はいくつか出ていますが、この雑誌は
阿久さんの魅力を、いろいろんな角度から特集していて
とても充実していると思います。
また、ビジュアル的にも美しい・・・ 

昨年末に出たこの2枚組のアルバムも
意外な歌手が意外な歌を歌った佳いアルバムです。

ちなみにこの前書いたあの佐良直美さんの歌う
「あの鐘を鳴らすのはあなた」はこの方の
ボーカリストとしての力量の大きさを再認識させてくれたり
意外な発見の連続のアルバムです。

「君の唇に色あせぬ言葉を」 阿久 悠 作詞集 
2007年12月 2枚組 3000円

  Disc1
1. 本牧メルヘン(井上忠夫) 
2. 時の過ぎゆくままに(森進一) 
3. さだめのように川は流れる(森進一) 
4. ざんげの値打ちもない(日吉ミミ) 
5. 港町シャンソン(青江三奈) 
6. 白い蝶のサンバ(ペニー・レイン) 
7. とても不幸な朝が来た(三善英史) 
8. 忍ぶ雨(三善英史) 
9. 街の灯り(フランク永井) 
10. おまえさん(中尾ミエ) 
11. 青春時代(佐良直美) 
12. 下宿屋(佐良直美) 
13. 乳母車(チェリッシュ) 
14. 冬物語(チェリッシュ) 
15. 水中花(チェリッシュ) 
16. おもいで岬(橋幸夫) 
17. 嫁に来ないか(太川陽介) 
18. せんせい(畑中葉子) 
19. 円舞曲(わるつ)(佐良直美) 
20. あの鐘を鳴らすのはあなた(佐良直美) 
21. 津軽海峡・冬景色(森進一) 
22. 北の宿から(青江三奈) 

 Disc2 
1. 朝まで待てない(バウワウ) 
2. どうにもとまらない(ピンク・レディー) 
3. 狂わせたいの(ピンク・レディー) 
4. じんじんさせて(ピンク・レディー) 
5. 勝手にしやがれ(ピンク・レディー) 
6. 憎みきれないろくでなし(岩崎宏美) 
7. 立ちどまるなふりむくな(岩崎宏美) 
8. 絹の靴下(アン・ルイス) 
9. お手やわらかに(アン・ルイス) 
10. うわさの男(アン・ルイス) 
11. また逢う日まで(平尾昌晃・畑中葉子) 
12. 昨日・今日・明日(桜田淳子) 
13. みずいろの手紙(桜田淳子) 
14. さらば涙と言おう(石野真子) 
15. きみ可愛いね(石野真子) 
16. 乙女のワルツ(ザ・バーズ) 
17. 個人授業(ザ・バーズ) 
18. 気絶するほど悩ましい(中本マリ) 
19. ワインカラーのときめき(中本マリ) 
20. 若き獅子たち(松崎しげる) 
21. ブーツをぬいで朝食を(岩崎宏美) 
22. 五番街のマリーへ(岩崎宏美) 
23. ジョニイへの伝言(岩崎宏美)
 

お勧めのアルバムです。

君の唇に色あせぬ言葉を ~ 阿久 悠 作詞集 1978

ビクターエンタテインメント

このアイテムの詳細を見る

よろしければ↓画像のクリックを・・・
(Blogを続けるモチベーションなっております)
人気ブログランキングへ


今度のWalkmanは結構すごいっス!

2007年11月23日 | 【徒然随想】


今度のWalkmanは結構すごいっす!

今週出たばかりのWalkmanを早速買いました。最高16Gで、ワンセグ付きで、Videoも見られるとか、ノイズ・キャンセリング機能とかスペックの話もいくつかあるのですが・・・、でも一番の驚きは

「音」
でした!

 私は以前からSonyユーザーだったので、成り行きであのSonicStageを導入していました。そして膨大な音楽データを取り込んでいたため途中からI-podに移行もできず、なんとなくずっとSONYユーザーとなっていました・・・。

その間、あの「石けん箱」と揶揄された頃のWALKMANはちょっと怒りが出るくらいデザイン・センスや内容がひどかったものもあって、そろそろWALKMANはやめようかなぁ~と思った日々もありました・・・が、上記のソフト・データの移行の制限の縛りもあって仕方なくずるずるとSONYユーザーでいました。

ところが、このWalkman、少し前から(2世代前位かな?)あまりオーディオ・マニアとは言えない私でもわかるくらい「音」が良くなってきたんです。特に広域の補正?(※)が素晴らしく私のように一部60年代から、70年代、80年代の音源を日常的に聴く者にとっては画期的な革新といえる程の素晴らしさなんです・・・。 ※注:オプションのセッティングの機能です。

今まで陰に隠れていた楽器や、曇って聞こえなかった楽器がくっきりクリアに響くんです。なので、今まで数え切れない位聴いてきた昔の音源でも、例えばウィンド・チャイムとかタンバリン、ベルの音とかがくっきり聞き分けられたり、またギターのストロークの音が弦がばらけて聞こえたりする曲さえもありました。また高域が重要なマンドリンの響きとかが特に美しく聞こえたり、とにかく驚きなんです~。広域だけではなく、曲によっては打楽器の膜の震えさえも聞こえたり、また弦の艶の輝きを感じたり、そんな音の広がりを新たに、リアルに感じる事もありました。

これらをわかりやすく言えば、
昔の音源なのに、現代でデジタルでわざと古いセッティングして録ったような錯覚
に陥るほどなんです(笑)。

先ほども書きましたが私はオーディオマニアではないので、まぁこれらの表現が適切かどうかは何ですが、少なくとも私は耳タコ状態で聞き飽きた曲も新たな気持ちで楽しんでます。これは事実(^^)。多分これは、専門家に言わせれば”デジタル加工の過剰”云々とかいろいろあるのでしょうが?、でも素人の私は十分満足なんです~(^^)。

久々にSONYユーザーであった事に報われた気がしました(笑)。
ちょっと誇りさえ覚えました・・・(誰に?) (^^;

そうそう、私のモデルは上の方々の匠の技で製作されたものらしいです。
本当に質感も素晴らしい。「大人の風格」というべき、物に対する愛着を感じさせる仕上がりです。
あぁ~、今度ばかりは「SONYよ、ありがとうっ!」の気持ちだぁ(笑)


※注:先般もRollyの事を書いていますが、でも私は関係者ではありませんよ。純粋な一ユーザーとての感想です。念のため。

SONY ウォークマン Aシリーズ <メモリータイプ> 64GB ブラック NW-A847/B

ソニー

このアイテムの詳細を見る
SONY ウォークマン Xシリーズ FM付 NC機能 ワンセグ WiFi搭載<メモリータイプ> 32GB ブラック NW-X1060/B

ソニー

このアイテムの詳細を見る

  

もしよろしければ↓画像のクリックをお願い致します
(Blogを続ける意欲の元になってます)

人気ブログランキングへ


映画「once ダブリンの街角で」

2007年11月03日 | 【徒然随想】

   今日から公開される映画です。

でもご安心下さい。
あの今や知性や品性のかけらもない、
おバカなハリウッド作品
ではありませんから(笑)。

アイルランドの首都ダブリンでの物語。
なんだかとっても見てみたくなる映画です。
要チェックです!


「Once ダブリンの街角で」

 

 

ワンス ダブリンの街角で オリジナル・サウンドトラック

ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

このアイテムの詳細を見る
ONCE ダブリンの街角で デラックス版 [DVD]

ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る

もしよろしければ↓画像のクリックをお願い致します
(Blogを続ける意欲の元になってます)

人気ブログランキングへ


「Coffee & Music」-雑誌「TITLE」07年11月号

2007年10月20日 | 【徒然随想】


「Coffee & Music」
-「TITLE」 2007年11月号-
文藝春秋

 私は大のCoffee党です!

もちろん音楽マニアですので、カフェで流れている音楽は決して無視できない性分でもあります(笑)。またいわゆるヒット曲系なら殆どのタイトルが言えます(^^)。それはともかく、コーヒーの味も音楽も含めて完全に満足できるお店が今のところないのがちょっと悲しい(^^;。ここが田舎のせいかなぁ~

 スタバ雰囲気はとてもいいしコンセプトも素晴らしいと思うけど・・・私に言わせればコーヒーの味が???なんですね~。正直、みなさん良く平気であんなに沢山飲んでいるなぁ・・という感じなんです~。もちろん私に異論がある方も多いのは存じておりますが、こればかりはは個人の嗜好の問題ですので悪しからず・・・m( )m。

ところでこの雑誌、音楽とコーヒーをセットにして語ってくれているのでとても面白いです。いろんな方からの沢山のアルバムが紹介されていて、音楽って人の根元的なところに繋がっているものだとつくづく感じさせられます・・・。最近あまり雑誌を買う衝動がなかったのですが、これは本屋さんで一目惚れして買ってきました!

このBlogでわかるとおり、こんなに雑多な音楽が好きな私ですが、いつかそんな音楽を存分に流せるカフェを開くのが夢なんです。
また、もし私に選曲を任せても良いと思われる方がおられましたら、是非ご連絡下さいませ~(※メールはプロフィルご参照)

 

TITLe (タイトル) 2007年 11月号 [雑誌]

文藝春秋

このアイテムの詳細を見る

もしよろしければ↓画像のクリックをお願い致します
(Blogを続ける意欲の元になってます)

人気ブログランキングへ

 

<!-- 緑のgoo -->
  


It's a Sony ! It's Rolly !

2007年09月29日 | 【徒然随想】

 

It's a Sony ! It's Rolly !

 

 久々にSonyらしさを感じさせる新しいGearに出会いました!

Rollyです。 

 今日実機を見てきました。その場でデモをしてもらいました。

かわいい!
楽しい!

音も見た目のToy感からは想像できないほど、実用レベルのいい音です
(もちろん個人の期待度によるけど(^^;) 

何よりアクション(モーション)が驚きで楽しいです!
(you tubeへリンク)

 思えば、前の企画屋あがりの口だけ経営者(社長)時代のSonyは最悪でしたね。あの人はよく言えば文化人なんだろうけど、私のように長くサラリーマンをやっていると本当によくわかるけどあの方は悪い意味での「企画屋」だったなぁ。口だけで社長に上りつめた方だと感じます。以前某百貨店の経営を悪化させた、今文筆業をされている方と同じ臭いを感じます・・・(^^;。一番の失敗は、アメリカかぶれの発想で”株主重視”とか言う名目の下、単年度損益を重視しすぎたあまり開発研究費の投資を削減しすぎたこと。メーカーとしての大原則理解できていなかったのだ思います。あげくにリストラで誰彼引き留めもせず、大きな割り増し金を出してキーマンを早期退職させ、結局ライバル会社に送り出す格好になってしまったこと・・etc

メディア的には受けが良いようで今もちらほら目にしますが、でも私は経営者としては完全に失敗者だと思います。

その悪政が続いたSonyも時代が変わって、
こんな新しい商品を送り出してくれました。

これの新しさは商品のコンセプトだと思います。もっともI DogのようなToyレベルの商品はありましたが、これは遙かに洗練されています。きっと今後この流れでいろいろな商品が出てくるように思います(期待してます)

音楽制作のSonyMusic(新しい音楽)は未だ信じてないけど(^^;、でもSony本体にはちょっと期待だぁ!

SONY サウンドエンターテインメントプレーヤー「Rolly」2GB ホワイト SEP-50BT-W

ソニー

このアイテムの詳細を見る
SONY サウンドエンターテインメントプレーヤー「Rolly」2GB ピンク SEP-50BT-P

ソニー

このアイテムの詳細を見る

もしよろしければ↓画像のクリックをお願い致します
(Blogを続ける意欲の元になってます)

人気ブログランキングへ


「大草原の小さな家」(DVD BOX)-アメリカTVドラマ

2007年08月24日 | 【徒然随想】


「大草原の小さな家」
(DVD)-アメリカTVドラマ

今回は音楽じゃありません・・・

ある年齢層の方は皆ご存じの名作TVドラマですよね!
NHKで放送されていましたよね。

最近DVD BOXで復刻されたんですよ!
(注:英語字幕は無いらしい・・・。購入前にご確認を)

今日近所の新星堂に入ったら売り切れてました・・・。やはり待ち望んだ人がいっぱいいたって事ですね。この街にもそんな人が沢山いるんだと知って何だか嬉しくなりました。

それにしても現在の日本の民放のTVドラマ状況は悲惨です。キャスティングありきで、そもそも「人間ドラマ」を描く気が最初から存在しないTVドラマばかり。背後にある大手芸能事務所の力学が素人目にもちらちらと見えます。また話題性ばかり狙って、「人としての品格」なんてまるで存在しない下世話なお話ばかり・・・。いったい何を考えているんだか・・・。今の民放のTVドラマを見るとおバカで下品になりますよね、それも確実に(笑)。

今の民放のTVドラマっていったい誰に向けて、何を制作しているのか、送り手側に何の哲学も感じられないです。

もはや誰もTVドラマに「ドラマ」を期待しなくなりつつある・・・

殺伐としたニュースばかり好んで流しているような日本の民放TV局。いかにTVに関わっている人種が病んでいるかが、こんなドラマを見るとそれがくっきり浮き上がってくるようです。人としての心さえ見失っているそんな民放TV局の関係者にこそ、一度じっくり見て頂きたい物語だと思います。

それはともかく、ファンは品切れになる前に是非手に入れてくださいませ。そうそう、「シーズン2」もありますよ~(^^)。できれば私が密かに応援している新星堂さんあたりで買ってみてください(注:私は関係者ではありませぬ(笑)。)

大草原の小さな家シーズン 1 DVD-SET 【ユニバーサルTVシリーズ スペシャル・プライス】

ジェネオン・ユニバーサル

このアイテムの詳細を見る
大草原の小さな家シーズン 2 DVD-SET 【ユニバーサルTVシリーズ スペシャル・プライス】

ジェネオン・ユニバーサル

このアイテムの詳細を見る
大草原の小さな家シーズン 3 DVD-SET 【ユニバーサルTVシリーズ スペシャル・プライス】

ジェネオン・ユニバーサル

このアイテムの詳細を見る
大草原の小さな家シーズン 4 DVD-SET 【ユニバーサルTVシリーズ スペシャル・プライス】

ジェネオン・ユニバーサル

このアイテムの詳細を見る
大草原の小さな家シーズン 5 DVD-SET 【ユニバーサルTVシリーズ スペシャル・プライス】

ジェネオン・ユニバーサル

このアイテムの詳細を見る
大草原の小さな家シーズン 6 DVD-SET 【ユニバーサルTVシリーズ スペシャル・プライス】

ジェネオン・ユニバーサル

このアイテムの詳細を見る

もしよろしければ↓画像のクリックをお願い致します
(Blogを続ける意欲の元になってます)

人気ブログランキングへ


「昭和」を人々の唇に遺して、時代の語り部、逝く・・・

2007年08月04日 | 【徒然随想】

既に大きく報道されている通り、
阿久悠さんがご逝去されてしまいました・・

私の音楽生活は阿久悠さんの活動期と丁度重なります。なので、私の人生は阿久悠さん抜きで語ることは絶対できません。それどころか、阿久さんの歌を通じて教えて頂いた事が沢山ありました。それは意識・無意識を問わず、とても大きな影響を私の心に与えてくださいました・・・

阿久悠さんの歌詞に感動し、驚き、ワクワクし、時には涙し、あの「時代遅れ」のような男像に憧れました・・・。そう、時には人生の師であったと言っても過言ではありません。

私が思う阿久さんの歌詞の特徴は、例えば松本隆さんの歌詞は誰の歌詞であってもガラス細工のような繊細な松本隆さん自身の感性が一貫して貫かれているのに対し、阿久さんの場合は、シンガーによっていろんな世界が表現された事だと思っております。つまり、「歌手=クライアント」に対応して「引き出し」をがらっと変える事が出来る数え切れないほどの多重性と柔軟性が感じられました・・・。また阿久さんの歌詞は、歌い手自身にきちんとした人生の色(個性)がないとなかなか歌えないような、深みや重みがありました。

そして、どの曲にも、ささやかだけど懸命に生きている市井の名も無き庶民達への暖かくて優しい・・・そうまるで「慈悲」のような深遠な眼差しさえ感じられるのでした・・・

思えば数ヶ月前に聴いたニッポン放送の倉本聰さんのラジオ番組「富良野からの風を」(日曜早朝)でのお声があまりお元気でなかったのがとても気がかりでした。もちろんご病気あることは知っておりましたので理由はわかってはおりましたが、やはりとても気がかりでした・・・

今の私の思いは、阿久さんへの感謝の念だけ・・・

沢山の歌を通じて、一人ではとても経験できないいろいろな人生の物語と深遠さ、更には人の「業(ごう)」や人が生きているが故の悲哀みたいなものさえ教えてくださいました。もちろん、時に生きる希望まで私に与えて下さいました。

今まで本当にありがとうございました。

どうぞ安らかにお眠り下さい。
そして天国でも、その旺盛な創作意欲で沢山の人々を楽しませて下さい。

合掌


 

「人間万葉歌」阿久悠作詩集
Viictor Entertainment,Inc.(V)(M)
このアイテムの詳細を見る
「続・人間万葉歌」阿久悠 作詞集
Vicctor Entertainment =music=
このアイテムの詳細を見る
「君の唇に色あせぬ言葉を」 阿久 悠 作詞集 1978
ビクターエンタテインメント
このアイテムの詳細を見る
清らかな厭世―言葉を失くした日本人へ
阿久 悠
新潮社

このアイテムの詳細を見る
歌謡曲の時代―歌もよう人もよう (新潮文庫)
阿久 悠
新潮社
このアイテムの詳細を見る
凛とした女の子におなりなさい―日本人らしいひと
阿久 悠
暮しの手帖社
このアイテムの詳細を見る

もしよろしければ↓画像のクリックをお願い致します
(Blogを続ける意欲の元になってます)

人気ブログランキングへ


見たことが無い音楽世界!不思議で素晴らしすぎっ・・・・!

2007年07月28日 | 【徒然随想】

見たこと無い映像!音楽とのシンクロ!不思議で素晴らしすぎるっ・・・・!!!

今日偶然にYouTubeで発見しましたっ!

これはHarpをモチーフにしたものですが、他の楽器も沢山あります。特にリズムとのシンクロ性が見事でとてもリアルです。音楽の質も高く(でもMIDIベースらしいですが・・・)とにかく素晴らしい!!

是非一度ご覧になってみて下さい!(できればフルスクリーンでね!(^^)

You」Tube
Animusic - 03 - Aqua Harp

------------------------------------------------

下はHarpに関連するもので、上記とは関係ありません。

Woodland Harp [ウッドランド・ハープ]

Solitudes [ソリチューズ]

このアイテムの詳細を見る
Handel's Harp
George Frederick Handel,Stephen Stubbs,Stephen Stubbs,Maxine Eilander,Seattle Baroque Orchestra,Cyndia Sieden
Atma Classique

このアイテムの詳細を見る

 

もしよろしければ↓画像のクリックをお願い致します
(Blogを続ける意欲の元になってます)

人気ブログランキングへ


羽田健太郎さんがご逝去されました・・・

2007年06月05日 | 【徒然随想】

あの羽田健太郎さんがご逝去されました・・・

突然の事で、ただただ悲しくてなりません・・・

本当に好きな方でした。

音楽ジャンルに対するその分け隔てない姿勢に、心から尊敬しておりました。

その知的さと持って生まれた品性、感性の鋭さとか・・・

心から憧れておりました・・・

以前ご病気された時、随分お痩せになられたので

やはりどこかお悪いのではないかとずっと心配しておりましたが・・・

本当に悲しいです

 

羽田さん、今まで沢山の素晴らしい音楽をありがとうございました。

今はただただご冥福をお祈り申し上げます。

どうぞ安らかにお眠り下さい。

 

合掌


お金目当ての「桜」ソングはもう沢山・・・

2007年03月25日 | 【徒然随想】

昔からそうだったけどここ(10年)~5年位は極端かな~。桜をモチーフにした歌が春先にリリースされる事が目立つようになった気がする。

そもそも桜(の季節を歌った)歌は、以前はこんなに戦略的・企画的な感じではなくビジネスの臭いも薄く、もっともっとアーティストの創作意欲とかアーティストのカラーに沿って出てきていたような気がする。少なくとも、もっと自然に世に送り出されていたと思う・・・

それが、(あえてどれとは言わないけれど)近年の桜の歌は「一発当たれば大きなヒットになる」とか「TVが特集するので話題になる」「毎年歌い継がれたり、春物のコンピもので繰り返し使えるので、カタログ化」できるといったビジネス的なメリット優先の曲が明らかに出てきている。これはいくつかの曲の薄っぺらな曲のレベルからして明らかだし、だいたい詞の中身がとてつもなく軽くて”商業”ベースでしかない。タイアップも露骨だ。

私は最近の春先のそんな曲を聴くと、そのアーティストの立場の弱さとか、あるいは志の低さとか、加えて業界のしがらみとかのいろんな不純な動機を感じ取ってもうげんなり気分・・・それにこんな企画に乗ったアーティストはその段階でアーティスト・パワーが一気に消耗してしまうでしょ。アーティストにもちょっと同情の余地はあるか。


もう沢山・・・もうお腹一杯なんです・・・

もうそんな薄っぺらな「」ソングは要りません。

お金目当て(ビジネス優先)のさくらの歌からは

花の佇まいは感じられません

それにサクラがいい迷惑です

さくらがかわいそうです

Eco精神にも反します(?)

だからもうそんな品格のない企画はやめてほしいのです

マジでお願い

もしよろしければ↓画像のクリックをお願い致します
(Blogを続ける意欲の元になってます)

人気ブログランキングへ


亀渕昭信さんが期間限定のBlogを開設中です!

2007年03月02日 | 【徒然随想】

あの亀渕昭信さんが期間限定のBlogを開設中です!

↓クリック↓
「亀渕昭信のオールナイトニッポン35年目のリクエスト」


(c) 白泉社

私にとって永遠のあこがれの方、亀淵昭信さんが、な、なんとBlogでいろいろ語っておられます!期間限定との事です。ちなみに2/14のバレンタインデーからスタートというのもこの方らしくて素敵です~

この本のことは昨年(06年)11月14の記事でご紹介しております。もちろん私はその直後の出版記念のトークショーにも行って参りました。私よりも年上の方が沢山来られて、みなさんの熱気も感じて参りました~。もちろん、生亀渕さんももちろん生アンコーさんも思った通り素敵な方でした。

みなさん、このBogに今のうちに是非ご訪問下さ~い

35年目のリクエスト?亀渕昭信のオールナイトニッポン
亀渕 昭信
白泉社

このアイテムの詳細を見る

深夜放送グラフィティ オールナイト・ニッポン

エピックレコードジャパン

このアイテムの詳細を見る
オールナイトニッポン大百科
ニッポン放送
主婦の友社

このアイテムの詳細を見る

もしよろしければ↓画像のクリックをお願い致します
(Blogを続ける意欲の元になってます)

人気ブログランキングへ


面白いBlogを発見しました!

2007年02月02日 | 【徒然随想】

仕事が忙しくて、やっと久々の更新です(^^)

面白いBlogを発見しました!

 

「社長の履Rec書」

 

最近は業界人の方々のBlogをお見かけすることが大変多くなり、私のように業界の裏まで興味があるタイプの人間には嬉しい状況が広がっています。その中でも、私のように70年代洋楽で育った人間にはたまらないいろんなエピソードを語っておられるBlogがあります。

作者は
現ソニーミュージックダイレクトの社長の
野中さんという方だそうです。

いやぁ~アルバート・ハモンド(注:今や息子/Jrが音楽界にデビューしてます!)とか、ミシェル・ポルナレフ(注:もうすぐ大復活公演がフランス最大級の会場で開かれます!!!)とか、あと業界人でもない私でも何故か私も強烈に名前を覚えている、当時CBS/SONYのディレクターだった高橋裕二さんとか高久光雄さんとかいろんなアーティストやスタッフのお話が出てきます。私にはちょっと涙ものだったりします~

興味が湧いたかたは是非飛んで見てください
(以上勝手にPRしてま~す、良いですよね・・・?(笑))
 

もしよろしければ↓画像のクリックをお願い致します
(Blogを続ける意欲の元になってます)

人気ブログランキングへ


オリコンの訴訟が徐々に社会問題化しています

2007年01月23日 | 【徒然随想】

先般書きましたオリコンが個人ライターを狙って行った訴訟の件は、その手法の影響が徐々に社会問題化しているようです。

クリック→「オリコン個人提訴事件を憂慮する」

この件では、訴えられた個人は裁判に勝っても負けても大きな負担(支出)を強いられる事になり、場合によっては生活が破綻する事もあり得ます。内容が異なるので例えは正確ではありませんが、周防監督の新作の「それでも僕はやってない」とどこか通ずる面もあります。つまり自分の正当性を証明する事だけで一個人はお手上げになりかねない大変な事態だと言うことです。

 

もし悪意を持った大手企業が意図的に個人をねらい撃ちで高額な裁判を起こせば、その個人はその段階で生活破綻になる可能性を持つという事になります・・・。誠に恐ろしい事態です。オリコンは"悪意を持った大手企業"ではないとは思いますが、ただ(訴訟内容の真偽はともかく)手法としてはこの恐ろしい扉を開いてしまったのは事実です・・・

今回のオリコンとライター間の個別の案件を抜きにして、"法人が脆弱な個人を提訴する事による事実上の言論封鎖"を憂慮した方々により、個人を資金面で支える運動が起きています。私自身は今回のオリコン訴訟の争点には殆ど関心はありませんが、ただこの運動の趣旨には賛同できる要素が多々あります。

この件についてご関心をお持ちの方は下記のHPをご覧下さい。
(※なお私とこのサイトとは一切関わりはありません。念のため申し添えます)

「オリコン個人提訴事件を憂慮し、
烏賀陽弘道氏を支援するカンパ活動」

もしよろしければ↓画像のクリックをお願い致します
(Blogを続ける意欲の元になってます)

人気ブログランキングへ


大事な「コンフィデンス」を失った「オリコン」

2006年12月25日 | 【徒然随想】

毎日新聞の記事を見て驚いた!!!

あのオリコンが自社のチャート集計に対する疑念の記事を書いた音楽ライターを、そ・の・出・版・社・で・は・な・く、ダイレクトに個人狙い撃ちで提訴したとの事だ。な、なんとっ、5000万円!の要求らしい。公的存在である「上場企業」が組織力・資金力を駆使しながら、出版社を素通りして、一個人を狙い撃ちだって。

心底驚いた
その手法が怖いとも感じた

事の真偽はわからない。そもそも、私はこのライターの方やこの騒動・記事も全然知らなかった。オリコンの提訴の騒動で内容も初めて知った。ただ「オリコン」ってこういう対応をする会社だと認識することになった。これがこの会社のコンプライアンスということか。

うっかりオリコンを批判すると
一個人でも5000万円の賠償を求められるってことだな。
つまり、おちおちオリコンの話題もできないってことになる。
ブロガーの皆さん、
オ・リ・コ・ン・さ・ん・の・意・思・に・沿・っ・て
オリコンの話題は慎んだ方が身のためということですよ。

この分じゃ「○○初登場一位!」の引用も、場合によっては”著作権侵害”で提訴されることも
ありえない話じゃないってことだね。派生で、そういう解釈さえ可能になるのでなかろうか。
全ては、そして全てがオリコンさんの”胸三寸”なのだ。とても怖い状況だ。

私の中の「オリコン」は終わった。
完全に終わったな・・・
もうあの「オリジナル・コンフィデンス」じゃないね

事の真偽ではない。こういう対応をする企業体質をまざまざと認識したからなのだ。私のなかでこの会社への「コンフィデンス」が確実に消えたよ。

私が疑問に思うのは、なぜ最初にまず出版社を提訴しないのだろうかという事。これはある意味、社会の常識であり、マナーでもあると思う。それをいきなり個人を狙って提訴している。それも高額な金額を要求している。私の拙い知識でも、これに応訴するだけでも印紙代とか細かいものはもちろん、金額に応じて個人は大変な負担を強いられるのだ。あげくにライター活動も停滞するだろう。オリコンの本音は実はここにあるとの報道さえある位だ。

私はこの方がどのような方か存じ上げないので、その分客観的に言えるが、少なくとも
上場会社/法人がその組織力・資本力を盾に個人をこのような形で追い込むのはフェアではないと私は感じる。少なくとも「感情的」な印象だ。公的存在である上場企業としての理性的な行為ではないとも思う。裏にあるかもしれない本音?をつい探りたくなる。

いずれにしても、その”フェアでない感じ”が私のオリコンへの信頼を一気に失わせたのだ。
そしてこのフェアじゃないない感じは、そのまま
私の中のこの企業の新イメージに直結した

それにしても何故オリコンはここまでムキになるのだろう。やはりジャニーズ事務所絡みのせいであろか?このままネット時代に背を向け、その趨勢に必死で抗うこの事務所と心中するつもりなのだろうか?それにライターの疑念にどこまで精緻にデータを公開して対応したのだろうか?いや私には今更どうでもいい事だけど。

私には、オリコンに不利な事を悪く書くと誰でもが提訴される事態になるかもしれないという印象を抱いたのは事実だ。だから一市民としても、一ブロガーとしても「オリコン」と関わらないことが一番安全という事になる。だからこれからは一切オリコンの話題はしない事にする。オリコン出典の話題は怖いから書かないことにします。チャートの話題はオリコン以外の、他のメディアから引用させて頂くことにします。

でもそういう気持ちにさせたのはオリコン自身だよね。

この訴訟で「オリコン」は何を守ろうとしたのだろうか?
これが「信頼」を得る最善の策と本気で考えたのだろうか?
大衆と交わるメディアとして大切な何かを
失う事は予想できなかったのだろうか?
大衆の思いを掬い上げる事で成り立っているはず企業が
こんな対応するとは私には信じられません・・・

大衆に引用される事もこの企業のアイデンティティのはずなのに、
大衆の口を封じるような、まるで自分自身を自ら否定する行為。



ここがこれからどんな風にビジネスを展開するのかな・・・?
この訴訟騒動の流れで「オリコン」自体が世間(社会)から疎まれたり、無視されたり
又は関わりを避けられる存在になったらどうするつもりなのかなぁ

それにしても先代の社長はこの事態をどう見ているのだろう?
オリコン立ち上げの苦労話を知っているだけに気になるところだ。

ps
 私はとりあえず以前のオリコンのBLOGを本日全部削除しました。これは私の「オリコン」への気持ちの表れです。創業以来見てきた「オリコン」が今私の中で完全に終わりましたもう「オリコン」は、私にとって「オリジナル・コンフィデンス」ではなくなりました・・・。

↓よろしければクリックをよろしくお願いします
(Blogを続けるモチベーションになります(^^))↓