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某ファンサイト管理人の音楽随想記

ジャンル縦横無尽の音楽コンシェルジュ。知っておきたい名曲・アーティスト満載。全音楽ファンに捧げるちょい濃い目のBlog!

「チャンチキおけさ」-三波春夫

2006年11月09日 | ♪国内 -男性


チャンチキおけさ」-三波春夫
作詞:門井八郎 作曲/編曲:長津義司
1957年

 

(ゆ)く空に 桜の花が あれば佳(よ)し 」
-北桃子(ほくとうし)-
北桃子(ほくとうし)の俳号を持つ三波春夫さんが、
この辞世句を残して逝かれたのは平成13年4月14日でした・・・

 

三波春夫さんを取り上げるのは何も奇を衒(てら)っているわけではありません。この「チャンチキおけさ」が本当に大好きなんです。さすがに同世代の仲間とか若い世代にはなかなか理解してもらえないのであまり公言していませんが(^^;、でもいつも持ち歩いているHD Walkmanのブックマークにちゃんと入っています。

♪ 月が侘びしい  路地裏の
屋台の酒の  ほろ苦さ
知らぬ同士が  小皿叩いて
チャンチキおけさ
おけさ せつなや  やるせなや ♪

物心ついた頃から日常的にTVの中にいて、毎年の紅白歌合戦でも歌ってくれていたこの曲または三波春夫さん、いつのまにかこの曲の歌詞が頭に入っていました。でもね、不思議なんですよ。ここ最近この曲をなにげに耳にすると、その歌詞の切なさや情景に思わず涙してしまうんです・・・。なんだか昔の日本人の輪に入っている感じになります。

近年紅白が面白くない・・・と、しばしば話題になります。もちろんいろんな要素があるでしょうけど、その一つはこの三波春夫さんの不在が大きいと思うようになりました。喪失感。この人の存在感は圧倒的でした。歌自体は浪曲ベースでしたし一世代以上も前のパターンものかもしれませんが、そんな事は別にしてこの方の存在は本当に大きかった!まるで日本人全体のお父さん、それも生き方のお手本のような明るいオーラに満ちていたように記憶しています。だから、世代による歌の好き嫌いはあったにせよ、それを超越した、みんなを包み込み暖かさや明るさを感じていました。

そして大晦日にこの明るい歌声を聞く事によって(それも家族みんなで)、翌年の希望につなげてこれたと言っても大げさではないように思います。でも今はそこまでの存在感を持った歌手は見当たりませんねぇ・・・。それはここまで生き方のピンとした背筋まで感じられる人が、今の歌手にはいないからだと思います。

 ”お客様は神様です”
ところでこの方のこの名言、時にはお笑いのネタにされたりしていますが、でも誰もその真意を真剣に考えた事がないのではないでしょうか?いや単に”お金を払ってくれるからありがたい”という意味にとっている方が大半かと思います。

違います!

これの真意は、「飽くなき藝毎の追求」にあるのです。
「舞台に立つとき、敬虔な心で神に手を合わせた時と同様に
心を昇華しなければ真実の藝はできない」
という事なんだそうです。

だからこの言葉からお金を事を連想する事自体この方に大変失礼なことなのです。また一方で、俺達は”神様”なんだから、金を払っているんだからファンは何を言っても良い、という風潮があるならそれは大きな間違いではないでしょうか・・・?

ともかくその辺の、芸もないのに「お笑い芸人」と称する人達にこの言葉を少しでも煎じて飲んで頂きたいもんですね(笑)。貧しい過酷な幼少時代、シベリア抑留時代(戦友が敵に撃たれた血しぶきを浴びたこともあるそうです・・・)を経て、だからこそ日本を明るくする事を念頭においてずっと歌を歌って来られた三波春夫さん、そんなこの方の人生を思うとき、人の生き方の指針が見えるような気がします。

私は三波春夫さんを心から尊敬致します

ps.この曲再録音バージョンもありますがはやり最初の録音が一番良いように思います。またもちろん全員一斉の同時録音時代、失敗したらラッカー盤まで無駄になる時代の緊張感を持った昔の録音には、真剣勝負の素晴らしさを感じます。何度もやり直しがきく今の同時録音とは全く意味合いが違います。

※一部「「NHK 知るを楽しむ 私のこだわり人物伝三波春夫~森村誠一」を参考にさせて頂きました。現在発売中です683円。

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「本牧メルヘン」-鹿内孝

2006年10月22日 | ♪国内 -男性


本牧メルヘン」-鹿内孝
作詞:阿久悠 作曲:井上忠夫(*) 編曲:川口真
1972年
(*)その後、井上大輔に改名

 

たま~に大学時代の友人数人と集まってカラオケに行くことがあります(^^)。そんな時、”単に歌うんじゃつまらないので何かテーマを決めよう”って歌ったりします。ある時「横浜」の歌シリーズと決めて選曲しようということになりました。そこで感じたのは、横浜の歌って(直接地名があるなしに関わらず)本当に多いなぁ~ということ。誰でもすぐに数曲思い浮かぶんじゃないでしょうか・・・。

横浜っていろんな想いをかき立てる街だと思います。カタカナの”ヨコハマ”と漢字の”横浜”は別のイメージだったりするし、何より現実の横浜はエリアによって印象も全然違いますよね~。みなとみらい地区は大型施設がどんどん出来て、この先どうなるの~みたいな感じだし(^^;。でも黄金町付近はまだまだ怪しい感じも残ってたりするし・・・(笑)。私は幼い頃、海上自衛隊勤務の叔父に内緒で潜水艦に入れてもらったことやマリンタワーに連れていってもらった事も懐かしいです。そういえば昔マリンコングという特撮系TVがあったことを今思い出したっ(^^)

※ちなみに私がお小遣いをためて初めて買った歌謡曲のシングルレコードは、いしだあゆみさんの「ブルーライト・ヨコハマ」でした(^^)

この曲、私大好きです。唄いました(^^)。
まだ戦後の匂いがプンプンする歌詞もいいです~

本牧で死んだ娘(こ)は カモメになったよ
ペット(*)のブルースに送られて
踊るのが大好きと 言ってたあの娘(こ)が
寂しさに耐えかねて 死んだのさ・・・

ジョニーもスミスも 泣くのを忘れて
海鳴りに向かって 唄ってたよ・・・

本牧で死んだ娘(こ)はカモメになったよ
なぜかしら誰もがそう思う・・・

(*)ペット=トランペット
※ジョニーとかスミスとか、なんだか黒っぽい世界を連想させますよね~(^^;


鹿内孝さん

作曲は井上忠夫(大輔)さんだったんですよね。先日確か13回忌?の集まりをしたと三原綱木さんがTVで仰ってました・・・。CM作品をダイジェストで流したそうですが、高いクオリティに改めて驚いたそうです。井上さんはCMのオファーに慣れていない頃、時間とメロディの関係に悩んだ事もあったそういですが、後にCM作品の醍醐味みたいなものも感じられていたそう・・・。私はこの方のI Feel Cokeシリーズがやはり印象に残っています。
※余談ですが、あの「ブルーシャトウ」のメロディはいわゆる4・7抜きのベタ?系の曲調だったので、ヒットした当時は本人はあまり納得していなかったとのお話も聞いたことがあるなぁ~

確か奥様のご病気の件で悩まれて自死されてしまった井上さん。そして後を追うように奥様までも・・・。それを思うと一般人の私でさえ胸が痛みます。そしてあの豊かな才能が若くして断たれてしまったことを本当に残念に思います・・。あらためて井上さんのご冥福をお祈りしたいと思います。

合掌

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「ゆうやけ」-香田晋

2006年10月11日 | ♪国内 -男性


ゆうやけ」-香田晋
作詞:疋田学 作曲:村下孝蔵 編曲:徳広雪子
~ NHK「みんなの歌」使用曲~

 

歌っているのは香田晋さんだけど
演歌ぢゃないよっ!!(^^;

 

 

 これは曲だけの提供ですけど、でも村下孝蔵ワールド全開の心温まるすてきな歌なんです。
元々はNHKの「みんなの歌」の曲です。

湯気にくもる 富士を背に 気分は日本一
一人暮らしも 慣れた 銭湯の帰り道・・・

きのう着いたばかり おふくろの小包には
おせっかいの ついでに 石けん ひとつ

夕陽 赤い 阿佐ヶ谷あたり
石けんの におい
夕陽 赤い 阿佐ヶ谷あたり
石けんの におい・・・

ねっ、なんだかほのぼのするでしょっ
昭和の香りもするでしょ
一度是非聴いてみてください(^^)
郷愁感と哀愁感、切なさも全開です。

私が村下さんのアルバムに出会ったのは正にデビューアルバムが発売された当日、レコードショップの店頭でした。その何かを語りかえるようなジャケットに惹かれて、衝動買いしたのがきっかけです。それ以来、村下さんが亡くなるまでずっと聞き続けておりました。前にも書きましたが、告別式には一人のファンとして参列させて頂きました・・・

村下さんの世界は確かプロデューサーの須藤さんが仰っていたように記憶していますが、確か「フォークと歌謡曲の中間」を意図的に狙っていたように思います。そのせいか、逆にフォーク界にも歌謡曲にも入れきれなかったようなさみしさみたいなものを感じていたのは私だけ・・かな?(^^;。でもそれはそれとして、少なくとも私にとっては村下さんの音楽との出会いは代え難い一生モノ。これからもずっと聞き続けます。

 

遺されたこの曲があまり話題にならないのはとても悲しい・・・
確かダウンロードで購入出来るはずなので、香田晋さんのファンでない方もこの曲だけは是非チェックしてみてくださ~い。

そしてほのぼの&ウルウルして下さ~い(^^)

ps.村下さんの作品ってあのBernie Grundmanでマスタリングされていたって知ってましたか?(もちろん時期的には、日本のスタジオが出来る前ですが・・・)

 

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村下孝蔵さんのバージョンは残念ながら存在しません。以下はご参考まで
林檎と檸檬~村下孝蔵ベストセレクション
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「ワンダフル・モーメント」-松崎しげる

2006年10月03日 | ♪国内 -男性


ワンダフル・モーメント」-松崎しげる
作詞:三浦徳子 作曲:佐瀬寿一 編曲:小笠原寛/植田芳暁(注:オリジナル・バージョン)
<村上 “ポンタ”秀一さんのアルバム「うたポン」-06.9-より>

飛び出すおまえと ひきとめる俺
 深まる夜には 似合いのドラマ・・・

昨日意外なアルバムでこの曲を発見しました。そして突然思い出したこの曲に胸が痛くなりました・・。実は出だしの歌詞のような苦い体験がありました。あれは遠い昔・・・。そして歌の内容とは逆に、今でも胸が痛くなる切ない出来事が鮮やかに蘇ってきたからです・・・。だからこの曲、あまりに思い入れが強すぎてこれまでずっと封印してきたのにぃ・・・(^^;。でも大好きな、想い出の曲だし、ま、いっか<軽すぎ<自分(笑)。


松崎しげるさん

その意外なアルバムとは、それは出たばかりの村上 “ポンタ”秀一さんのアルバム「うたポン」です。
(引用)1972年のデビュー以来、数々のアルバム、ライヴ等で日本の音楽界のビートを刻み続けてきたドラマー、村上"ポンタ"秀一。そのワークスの中でも職人技が光るシンガーとのコラボレーションをフューチャーしたコンピレーション・アルバム。「うたごころ」溢れるそのグルーヴはトップ・シンガー達から絶大な信頼を得ており、これまでに、コラボレーションしたシンガーは数知れない。今作はその「うたごころ」をキーワードに村上"ポンタ"秀一自身がセレクトした究極のうたモノ・コンピとなる。

01. Good,Good-Bye / 井上陽水
02. 恋は流星 / 吉田美奈子
03. シドと白昼夢 / 椎名林檎
04. ANGEL / 氷室京介
05. ファンタジー / 岩崎宏美
06. COME TOGETHER / FRIED PRIDE
07. UFO / ピンク・レディー
08. LOVE SPACE / 槇原敬之
09. メドレー: ザ・レディ・イズ・ア・トランプ
~イッツ・ビーン・ア・ロング・ロング・タイム / 3 Views Producers feat.吉田美和
   MEDLEY:THE LADY IS A TRAMP ~IT'S BEEN A LONG LONG TIME ~IT'S ONLY A PAPER MOON
10. I WANT YOU BACK / NOKKO
11. フィーリング / Hi-Fi-Set
12. 言いだせなくて / 大貫妙子
13. DOWN TOWN / Tina
14. ワンダフル・モーメント / 松崎しげる
15. モンロー・ウォーク2004 / 南佳孝
16. Blues / 福山雅治
17. 春夏秋冬 / 泉谷しげる

村上 “ポンタ”秀一さんといえば言うまでもなく日本を代表するドラマーですね。今までに参加したアルバムは一万枚を超える!!という驚異の重鎮ドラマー(もちろん今でも現役!)村上 “ポンタ”秀一さんは自伝本も出されていますね。「自暴自伝」最近文庫本にもなりましたよ。


内容(「BOOK」データベースより)
70年代からポピュラー音楽界を支える当代随一のドラマーであり、今までに参加したアルバムは一万枚を超えるという驚異の重鎮が、デビュー三十周年を節目に綴った初めての自伝、遂に文庫化。井上陽水、泉谷しげる、忌野清志郎、沢田研二、矢沢永吉、山下達郎、YMO、松任谷由実、矢野顕子etc。抱腹絶倒のエピソード満載。

この自伝本もとても面白かったです。あまり面白いので買って即一気読んでしまった程です(^^)。私のようなサラリーマンには想像もつかないような生き方だったり、別世界の生活を垣間見ることが出来ました。また、だたこの人のドラミングに対する姿勢は間違いなく昔から日本にあるきちんとした「芸事」の追求なんだと私は思いました。「ドラム道」とでも言うべきか、とことん芸を追求する人なんだと言うことがわかります。それが生き方と直結しているのかもしれません。

本に書いてありましたが、ドラムの練習で大事なのはドラムを叩く以前の"呼吸"との事(ちなみに元々は吹奏楽部ご出身)。私もこの方が「歌物」で非常に優れたサウンドを叩き出す理由が一気にわかったような気がしました。この方は「歌」の基本である呼吸を芯から理解されているんだろうな~と。そしてだからこの方は音楽の中のドラムの在り方をその場で柔軟に変えて行ける方なんだろうと思いました。つまりドラミングを聴かせる事には何の意味も置かず、ドラムを含めた音楽全体を捉えることに集中しているんだろうなぁ・・意外と出来そうで出来ない特異な?才能をお持ちなんだと感じました。

ただこの方の生き方は、例えば私がこの方と同級生だったりしたらとてつもなく深い親友になるか、または全く反対に口もききたくない嫌いな人になるかどちらしかないような印象です(笑)。物や人を肩書きでやジャンル分けで判断しないようなところ。そこはきっとものすごく気が合うような気がします。音楽で言えば、演歌でもフォークでもJazzでも良い物ならなんでもOK。でも破天荒な生き方の部分はきっと私とは相容れないと思います(笑)。でもジャンルや肩書きにこだわらないと言うことは(私はともかく)とても優しい、情に厚い方なんだと思います。(でもスタジオで一緒に仕事をする人は大変な感じの方なのかな~??(^^;)


この方の生き方がどこかあの勝新太郎さんの生き方とだぶって見えたのは私だけでしょうか・・・?(笑)。あとPONTAさんの独特のセンスのアルバム・ジャケットにもこの方のキャラなんだろうなといつも感じます(^^)。ドラマーとしては林立夫さんが静・知のイメージと反対にこの方は、躍動・情のイメージかな~。もちろんどちらも尊敬してるし大好きです!!!

そうそう、この本で面白かったのはあのSteve Gaddがある事情でレコーディングに来られなかった時緊急で内緒で代わりにプレイしたという件(くだり)。もうすごいなぁ・・と心底思いました。

最後に、昔からその卓越したドラミングが非常に気になっていたスリー・ディグリーズ筒美京平さん作品「にがい涙」(編曲:深町純)のドラミングがこの方と分かり大納得でした。あの歌は筒美さんとは思えないほどあんまり面白くない曲ですけど(ごめんなさい(^^;)でもドラムは本当に素晴らしいとずっと思っておりました。あの超絶なハイハットのタッチの嵐が今でも鮮やかに蘇ります

この曲に戻ると、この音/サウンドって、なんだか典型的な70年代のVICTORの音ような気がします(^^;上手く言葉では表現出来ませんが、どこかかちっとした、遊び少ない、でもきちんとした正統なサウンドという感じでしょうか・・?

 ※私はこの方を音楽以外は全くこの方を存じ上げないのでもし失礼な表現がありましたらごめんさいm( )m

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うたポン Selected by shuichi“PONTA”Murakami Drums:shuichi“PONTA”Murakami
村上“ポンタ”秀一
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Welcome To My Life
村上“ポンタ”秀一,高中正義,森高千里,ソリッド・プラス,Char
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自暴自伝 (文春文庫PLUS)
村上 “ポンタ”秀一
文藝春秋

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「旅の終わりに聞く歌は」-比嘉栄昇

2006年09月19日 | ♪国内 -男性


※注:イラストです!写真ではありません
<ジャケットイラスト by少路和伸>

旅の終わりに聞く歌は」−比嘉 栄昇
作詞:作曲:比嘉栄昇 編曲:萩田光雄
Drums:渡嘉敷祐一 Bass:岡沢章 A.Guitar/Auto Harp:田代耕一郎
Piano:倉田信雄 Keyboard:永田エルトン一郎 Manipulator:森本康史
Percussion:川瀬正人 Strings:篠崎正嗣Strings 一五一会"奏生"萩田光雄
録音:鈴木智雄

アルバム「とうさんか」2006.8より
※この曲は比嘉さんが田端義夫さんに提供した曲のセルフカバーとなっています。


ここにいるのはBEGINの比嘉栄昇さんではない。

ちなみに私はBEGIN自体は好きでも嫌いでもありません・・・。良い曲、例えば「島人(しまんちゅ)ぬ宝」などは大好き!だし、まぁ曲毎に聴いていると言う感じが正直なところです。ただここにいるのはBEGINのイメージの比嘉栄昇さんではないです。

唄(楽曲)が違う・・・
歌い方が違う・・・
サウンドも違う・・・
歌に対するアプローチが違う・・・
つまり今までの音楽業界での立ち位置を一旦リセットした感じ・・・?かな〜(^^;

歌い方は、アルバムの中の自身のコメントにもあるが、とても力を抜いた今までのくせを意識的にリセットした感じです。この点も良いです。そしてなにより、ここにあるのは、今やバブルの感さえある"沖縄のサウンド"をウリにしたトレンド物ではなく、リリースされた年を全く意識する必要のない"普遍的なポピュラーソング"ばかりです。まさにこのBlogで取り上げるのが相応しい「消耗品とは一線を画す」唄ばかりです(^^)

そして
録音:鈴木智雄
編曲:萩田光雄
です!

このコンビの作品に駄作があろうはずがありません。比嘉さんは録音に鈴木智雄氏、そしてアレンジにあの天才アレンジャー/プロデューサー萩田光雄氏を指名したそうです。でも多分萩田さんはきっといろいろ迷ったでしょう・・・。それは萩田さんお手の物のキャッチーなイントロとか派手な間奏も見当たらないからそう感じました。もちろん萩田さんがそれを狙えば当然出来たことでしょう。でも比嘉さんからいくら「歌謡曲モードで」と依頼されたにせよ、それは敢えてしなかった・・・。このアルバムを往年の歌謡曲シングルヒットみたいなものにしてしまっては、シンガーでありコンポーザーである比嘉さんとその楽曲を生かし切ることができないと判断されたのだと思います。的確な判断だと(大変僭越ながら)私も思いました。結果、ちょっと穏やかで何度も繰り返したくなる、楽曲のカラーを活かしたアレンジになっています。シンプルな分、飽きの来ない、そして比嘉さんの歌を活かしきった名編曲となっています(^^)

余談ですが、以前何かのインタビューで萩田さんが「楽曲にパワーがないと感じたときには、イントロや間奏や楽器などを賑やかにして楽曲を補完する・・・・」の趣旨のお話をされていたのを見たことがあります。そういう観点からしても、今回の歌重視の編曲は如何に楽曲にパワーがあるかを表しているようです・・・

このアルバム、あの映画「三丁目の夕陽」とシンクロするような、"大事な懐かしさ"全開です。比嘉さんのコンポーザーとしての力量を見直しました。今後ずっと期待したい出来映えです(^^)。私はこのソロの比嘉さんの方が好きです(^^;

とうさんか
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OKINAWA癒歌~ちむぐすい(心薬)
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「旅の終わりに聞く歌は」田端義夫さんバージョン

田端義夫全曲集~旅の終わりに聞く歌は~
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旅の終わりに聞く歌は
田端義夫,比嘉栄昇,BEGIN,若草恵
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「桜人~終章しづ心なく~」さだまさし

2006年09月17日 | ♪国内 -男性


桜人(さくらびと)~終章しづ心なく~
作詞:紀友則、西行 作曲:さだまさし
編曲 さだまさし/Strings 渡辺俊幸

<アルバム「美しき日本の面影」より 2006.9>
1. 桜人~序章 春の夜の月~
2. 桜桃(さくらんぼ)  3. さよなら  4. 献灯会 
5. 向日葵(ひまわり)の影  6. 鉢植えの子供  7. 悲しい螺旋  8. 愛の音 
9. 大晦日(おおつもごり) 
10. 天然色の化石2006  11. サクラサク 
12. 桜人~終章しづ心なく~

作詞家を見てください!作詞:紀友則/西行ですっ(笑)。つまり「古今和歌集」「新古今和歌集」が出典なんですね。ちなみに西行の

「願わくは 桜の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ」

はこのBlogの06-3-18に採り上げた事もあり、その偶然にもちょっと驚きです(笑)。この曲はこれらの歌にメロディを乗せているのですがとても素晴らしいです!ちなみに1曲目は藤原道真/藤原俊成女・・etcの歌に曲を乗せています。素晴らしいです。

今回のさださんのアルバムは、近年の中では傑作と言いきれるでしょう。正直言ってここ数年のさださんのアルバムにはちょっと「まったり感」みたいなものも正直感じるものもあったりして・・・(^^;、佳曲ももちろん多いのですが、でもちょっとだるい感じの曲もあったりして、アルバム全編を俯瞰して"大傑作"とはなかなか言い切れないようなもどかしさも感じていました(あくまで私個人の感想ですがネ・・・(^^;)。でも今回の作品は、例えばグレープ解散直後に発表したソロ・アルバムなんかに近い感じかなぁ。それぞれの曲に"締まり”を感じる名曲揃いです。購入直後から”リピートモード"突入です(笑)。

さださんには演奏家、コンポーザー、(歌)詩人や小説家などの沢山の側面がありますが、今回は歌人モードの印象が強い感じです。特に5曲目「向日葵の影」なんかは、全編短歌ベースの歌詞でそれに曲をつけています。さださんは歌人としても天才ですっ!そうそうこの曲、ある亡くなった知人に捧げた、実話を元に書かれています。 私はこの曲、スタバでコーヒーを飲みながら、イヤフォンで、さださんの曲解説を読みながら聴いていたのですが、途中から大泣きしてしまいました・・・。普段なら、ちょっと位なら目の縁をこすったりしてごまかせるのですが、今回は涙が頬を伝わるほどだったのでちょっと隠しきれませんでした(^^;。きっと周りの人からは変なヤツと思われたことでしょう・・・(笑)。それほど美しく悲しい曲です。

実は私の中ではここしばらく名句・名詩がマイブームなのですが、言葉数が少ないほどどうして感動が大きくなるものかとあらためて驚いているところなんです。例えばこの曲でしたら、最初の歌詞

"送り火を 焚く軒先に 妹背鳥(せきれい)の 短く鳴いて 庭を飛ぶ影"
とか
"向日葵(ひまわり)の 花の僅かに うつむける 影を眺むる 影に声なし"

う~・・・ん、なんて切ない悲しさなんでしょう・・・。涙が出てきます・・・。先の詞は「短く鳴いて」があまりにも切ないです。後者は「影を眺むる影に声なし」。大切な人を失った時の喪失感がひしひしと伝わって聞く人の心を貫きます。バイオリンの音色はレクイエムそのもの・・・

※余談ですが、最近の世に氾濫している歌の歌詞には丁寧に状況や心情をなぞるものが多いわりに感動できないものが多いです。それはきっと、リスナーに自由な解釈をさせる「余白」を殆ど与えていないせかな、と思いました・・・。

それはともかく、こんな短歌/詞/詩も含め、今回のさださんのアルバムには、カタカナ語は数点(1点?)しか出てこないで"美しき日本"が全開です。でももちろん偏愛的な思想に基づいた愛国心ではなく、日本の風景と日本人の心情の美しさを謳う名アルバムになっています。近年のさださんのアルバムの中でも特に傑作です!

老若男女これを聴け!
です(笑)。内容は私が保証しますっ
(でも自己責任でねっ<おいおい(笑))

今回も"日本の宝"鈴木智雄氏が参加されてサウンド的にも美しいです。そうそう、さださんが敬愛するあのPaul Simonが先般60才を過ぎてなおな、なんとブライアン・イーノと組んだ野心的なアルバムを出して驚きました!願わくばさださんも、いつまでもお元気でそんな風に頑張って頂きたいものだとしみじみ思っております(^^)。

だってさださんは今や
滅び行く"美しき日本(の心)"を惜しむ人々の
最後の"心の砦"なんですから・・・
(>さださん、そんな風に勝手に思っておりま~す・・・(^^;)


<<続報!!>>
06.10.2
-メルマガより引用-
======================================================
大好評アルバム『美しき日本の面影』から、
『向日葵の影』がNHKラジオ深夜便「深夜便のうた」に決定!
======================================================
このアルバムでひときわ美しいギターの音色と命の尊さを印象づける
『向日葵の影』が、NHKラジオの深夜放送番組「ラジオ深夜便」
10~11月の「深夜便のうた」に決定しました!10月中旬に発売されるこ
の番組の月刊誌には『向日葵の影』のメロディ譜も掲載される予定。
ラジオで『向日葵の影』が放送される時間は、下記URLの月刊誌「ラジ
オ深夜便」の中の「深夜便のうた」情報として掲載されていますので、
ぜひチェックしてみてください。

↓NHK「ラジオ深夜便」
http://www.nhk.or.jp/radiodir/shou/shinya/shin.html

↓月刊誌「ラジオ深夜便」
http://www.nhk-sc.or.jp/radio/

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「君をのせて」-沢田研二

2006年08月20日 | ♪国内 -男性


「君をのせて」-沢田研二
作詞:岩谷時子 作曲:宮川泰 編曲:青木望(1971年)
~アルバム「ポップスの巨匠・宮川 泰の世界 」~2006.7より

沢田研二さんのヒット曲を語る時はどうしても、派手な演出がイメージされる「勝手にしやがれ」等の阿久悠さん創り出す独特のダンディな世界が中心になってしまいがちですが、でも私的にはそれより前の、この「君をのせて」がとてつもなく大好きです。沢田さんのソロ初作品であるこの曲は、単純に楽曲が「名曲」であると思います。なんのギミックもない、純粋に音楽的に素晴らしいと思います。

この曲を作曲されたのは、残念なことに先般突然お亡くなりになってしまわれた宮川泰さんです。

この方の名曲を集めたアルバムが7月に発売されましたが、ホント、幅広いタイプの名曲ばかりですね~。今のヒット・チャートの楽曲には決して見られない、どの曲にも「本当の音楽家」が紡ぎだした「プロのクオリティ」を感じます。これらを聴いた後では今のチャート作品が学芸会レベルにしか思えませんね・・・。まぁ実際に今のチャート物は、子供(精神的も含む)が作って子供が買うだけのアマチュア作品ばかりだから仕方がないですけどねぇ・・・(^^;。

「ポップスの巨匠・宮川 泰の世界 」
01. 恋のバカンス/ザ・ピーナッツ
02. 宇宙戦艦ヤマト /佐々木功
03. 逢いたくて逢いたくて/園まり
04. 君をのせて/沢田研二
05. ウナ・セラ・ディ東京/ザ・ピーナッツ
06. お嫁さん/梓みちょ
07. 銀色の道/ダーク・ダックス
08. 涙のかわくまで/西田佐知子
09. 淋しいから/中尾ミエ
10. 青空のゆくえ/伊東ゆかり
11. ひとつぶの真珠/弘田三枝子
12. 愛のフィナーレ(英語版)/布施明
13. 右向け右/石川ひとみ
14. 若いってすばらしい/槙みちる
15. シャボン玉ホリディのテーマ/ザ・ピーナッツ
16. シビレ節/植木等
17. ウンジャラゲ/ハナ肇とクレージーキャッツ
18. 白い風/佐々木功
19. ウナ・セラ・ディ東京/大阪フィルハーモニー交響楽団
20. 逢いたくて逢いたくて/宮川泰&宮川由利子
21. パパと一緒に/宮川泰&宮川安利

この曲にはいろんな競作がありますが、今年発売された南佳孝さんのアルバムでもカバーされていますね。ボッサ的な作品に生まれ変わっていますので興味がある方は一度どうぞ。


この曲のカバーが入っている南佳孝さんの
「Bossa Alegre(ボッサ・アレグレ)」
2006年

沢田研二 A面コレクション
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ポップスの巨匠・宮川泰の世界
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Bossa Alegre(ボッサ・アレグレ)
南佳孝 with Rio Novo
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「山ざくらのうた」-さだまさし-

2006年03月20日 | ♪国内 -男性


「山ざくらのうた」-さだまさし
作詞/作曲:さだまさし 編曲:石川鷹彦

アルバム「
さだまさしが歌う唱歌・童謡集」より-2000年-


さださんの作品の素晴らしさは今更語るまでもありません。でも、今回このアルバムとこの曲を取り上げたのは、でもそんな中でも割と一般の認知度が低い曲でありアルバムじゃないのかなぁ・・・??と思い、より多くの方に知って頂きたいと思ったからなんです・・・

このアルバム自体は、さださんがかつて童謡・唱歌を歌ったアルバム「にっぽん」と「にっぽん2」という2枚のアルバムがあり、その中から厳選したコンピ盤でもあります。更に頭と終曲にさださんが作られた2曲が添えられて収められています。ジャケットの絵は、さださんの親友でもあられる原田泰治さん描かれています。

 

で、この 「山ざくらのうた」です。
アルバムではラストの曲となっています。

かあさんが 好きだった
 山ざくらの 花は
今年も 里より少し遅れて
 きれいに 咲きました・・・

新しいランドセル 小川に 映ります
ネコヤナギの芽が ふくらんで
 春は 静かに 咲きました

たらの芽を 摘み乍ら あなたに 手を引かれ
歩いた 山の深みどりは 今も 変わらない
草笛は なつかしい ふるさとの唄

  あたたかな あたたかな あなたのような
  膝のぬくもりが 私にも 持てるるでしょうか
  ささやかな しあわせ 来るでしょうか

かあさんの 好きだった
 山ざくらの 花は
今年も 里より少し遅れて
 きれいに 咲きました・・・

 

さださんの名曲を挙げたらキリがありませんが、でもこの歌の世界はちょっと異色かもしれません・・・(?)。誰でも、きっと都会育ちの方でも心の中に持っている「ふるさと」への郷愁感みたいなものに訴える名曲です。数あるさださんの名曲の中でも、私にとってかなりのフェバリット曲です(^^)。メロディ的には全然悲しくないのに、なんだか涙が出るときがあります(^^;(母もまだ健在なのですが・・・(笑))。そうそう、この曲は、オリジナル・アルバム『逢ひみての』にも収録されていますよ。

このアルバムさだまさしが歌う唱歌・童謡集」ですが、唱歌・童謡・叙情歌というと、どういう訳だか、メロディだけじゃなくイントロまで指定されているかのような同じアレンジばかりなのが私にはずっと気になっていました・・・。でもこのアルバムは、メロディも、さださんの歌う日本語もきちんとした美しいものですが、更にアレンジが過去の"お約束パターン"から離れ、オリジナルでとても美しく編曲されています。今まで「耳タコ」状態だった?(笑)あの曲達が、また新鮮に聞こえるアルバムです(^^)。

一家に一枚のお勧めアルバムです

1.ふきのとうのうた(さださん作のオリジナル)
2.早春賦
3.仰げば尊し
4.おぼろ月夜
5.さくら
6.花
7.荒城の月
8.この道
9.シャボン玉
10.みかんの花咲く丘
11.夏は来ぬ
12.ゆりかごのうた
13.椰子の実
 14.浜辺の歌
15.浜千鳥
16.赤とんぼ
17.小さい秋みちけた
18.里の秋
19.故郷
20.紅葉
21.叱られて
22.冬景色
23.ペチカ
24.通りゃんせ
25.山ざくらのうた(さださん作のオリジナル)
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「桜坂 (nayuta version/instrumental)」-福山雅治

2006年03月19日 | ♪国内 -男性


「桜坂 (nayuta version/instrumental)」-福山雅治
(作詞/作曲:福山雅治) 編曲:新川博-2000年


今日も季節にちなんで物です。

最近、卒業だのだの、この季節の需要を当て込んだ曲が毎年のように量産されていますね~。アーティストの意思というよりも、当たったら大化けしてオイシイという売る側の論理で動いているのは間違いないでしょうね。そんな裏事情や魂胆がミエミエで、大した曲でもないのに桜だの別れを歌った曲が多すぎで私はいいかげん辟易状態です・・・。もう沢山だぁ(^^;。

そんな中、この曲は逆で、近年の「桜」をタイトルに冠した作品の中では特に好きな曲です。

もっとも福山さんの歌バージョンの素敵さに関しては、今更私が何を言っても何なので、このシングルに入っていたインスト曲が結構素敵なので、そちらを取り上げてみたくなりました(^^)。原曲イメージに沿った、穏やかで素敵な曲になっています。一人で過ごす時のBGMとして最適な曲だと断言します!(笑)。

~「桜坂 (nayuta version/instrumental)」~
Keyboard & Programming:新川博
Acoustic Guitar:吉川忠英
Bass:松原秀樹
Harmonica:八木のぶお
<Recorded&Mixed at naUta studio>

編曲の新川博さんは私が大好きなアレンジャーさんです。5歳よりピアノを習い始めたそうです。その後ユ-ミンのステージ・サポートを中心に松任谷ファミリー的な活動を経て、編曲家としても優れた作品を沢山手がけてこられました。結構ジャニーズ系も多いような気もしています。

それと、プロデューサーとしては最近、aosisレコードを主宰して、優れた作品を沢山出しておられますね。ここのCDは結構好きで、何枚か持っています。そうそう、このレーベルをVictorと契約するときに、「100万枚売れる一人のアーティストを作るより、1万枚売れるアーティストを100人揃えた方が、音楽の裾野が広がるし、経営としても安定するはず」と言ったそうです。正に正論、だと思います(^^)

ところでこの曲に参加しているメンバーはもう日本屈指の方々ばかりですね。そうそう、失礼ながら松原秀樹さんのお名前になじみが薄い方がおられるかもしれません・・・(^^;。この方はなんとあのジャニーズ事務所出身です。プロフィルにいは、"ジャニーズ事務所にスカウトされる。後にTHE GOOD-BYEのメンバーになる曽我泰久らと、リトルリーブス、リトルギャングといったグループで活躍。ドラマ「ゆうひが丘の総理大臣」にも出演した。鷺巣詩郎氏の誘いで、スタジオワークを始める・・・"とあります。ちょっと異色かもしれません・・(笑)。

そうそう、この曲の 「nayuta version」って何?と思っている方もいるかもしれませんね。「nayata」は「naUta/那由多」。新川さんのオフィス&プライベート・スタジオの事だそうです。名付け親は松任谷由実さんで、意味は、古代インドの数の単位で、極めて大きな数量、とのことらしいです。


naUta/那由多 studo

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「美しい暮らし」-小椋佳

2006年03月07日 | ♪国内 -男性


「美しい暮らし」(ライブ・バージョン)-小椋佳
作詞:小椋佳 作曲:Stephen Schlaks

ライブ・アルバム「遠ざかる風景Ⅱ」-1994年より


大人が評価されない時代のような気がする・・・
ここは音楽のBlogなので、主に音楽マーケットでの話ではあるが。

今日は(以前の記事で書いたけど)"大人があまり音楽マーケットに参加していない・・・"といった話ではなく、"大人の味わいを持った人や作品が評価されにくい時代かな・・・?"というお話です。

最近の音楽マーケットにおいては、大人らしい歌は殆どみられない気がする。こう書くと誤解されそうだけど、もちろん往年のアーティスト、つまり"年齢的に大人"の人は結構いる。でもそれは、決して大人のマインドで、大人の世界を歌っている人ばかりとは言えない。いや、その逆で、「いつまでも青春だぁ」とか叫んでいそうな感じの人の方が多いかもしれない(笑)。つまり、きちんとした大人の視点をもったアーティストって、意外なほど少ないように感じます・・・。

ポピュラー音楽マーケットは市場の購買層が若年層中心だから、その若年層もかすめるような"若年にも媚びを売る"作品が結構多いですよね。それに何より、実年齢を全面に押し出す事がタブー視される業界だから精神年齢としての年を受け入れる事が難しいし、だから実年齢(年相応)に自信がないアーティストも結構多いのかもなぁ・・・。もちろん、マーケットとしても大人のアーティストを支える層が少ないのも厳然たる事実で、悪循環とも言える。(ちなみに、今の演歌は論外。別に大人の世界とは言えない。だって、既に世の中と全然リンクしていないもん・・・(^^;)

それは今の社会を反映しているのかも・・・

現代は、「若さ」に対しての過剰な迄の価値のシフト(依存)があるように思う。「若い事」は何をさしおいても素晴らしい事、という幻想に被われているかのようだ。だから、音楽の世界も同じ。いつまでも若くありたい人達が、ちょっと(随分?)若作りしたまま。いつも同じようなアルバムを制作しているのだと感じます。それは、ルックスの事と同時に、心の内側も・・・。

ちなみに私は、特に若いことが格段に素晴らしいとは思っていない。若い時はそれなりにいろいろあったし、今は今。別に20代とかに戻りたいとは微塵も思っていないです。だって、私は今を楽しんでいます(^^)。いつも「今」だけを生きてます(笑)。

・・・と、いつものように前置きが長くなっちゃったけど(笑)、
今日は
小椋佳さんです。

この方は、実年齢じゃなく、マインドにおいて、デビュー時より常に大人の視線を持っていたように思います。そして、そんな大人の小椋さんは私の憧れでもありました。いつまで経っても近づけていないけど・・・(^^; 。小椋さんは確か哲学に傾倒されていたはずなので、作風に深さが感じられるのはそのせいかもしれませんね。

「美しい暮らし」
真顔して 背負うには
重すぎる 人生に
時に 容易(たやす)い
幸せに 寄りかかる

解けぬまま 人生を
終わろうと する時も
せめて 言いたい
美しく 暮らしたと・・・

※この時の「美しく」とはもちろん"見てくれ”の意ではなく、生き方/人生の在り方と言ったニュアンスですネ。

う~ん、大人だよね。この詞。

ちなみに

あなたは 美しく" 暮らして いますか?

私は・・・ノーコメントです(<おいおい(笑))

 PS
今の時代、ちゃんとした大人がないから、いろんな子供の問題が噴出しているのかもしれないなぁ。「大人になる覚悟」が出来ていない人が多いのかもなぁ(<特に、自分^^;)。反省してます・・トホホです(^^;

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「ヨイトマケの唄」-槇原敬之-

2006年03月04日 | ♪国内 -男性

音楽における"ビンテージ機器"の有用性さえ識らない浅薄な「官」が弄ぶ
1.リサイクル精神」に反し、2.社会的弱者(中小中小業者)の生活を追いつめ
3.自分たち(官)の責任逃れと、4.新たな天下り先確保に通ずる、問題山積みの拙法

電気用品安全法に対する署名のお願い  

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「ヨイトマケの唄」槇原敬之-
作詞:作曲:美輪明宏 編曲:槇原敬之

アルバム「Listen To The Music 2」- 2005年


昨晩のフジTVの番組「僕らの音楽」で、
槇原敬之さんの生の歌を久々に聴いた。

よく考えたら、ライブの形でちゃんと彼の唄を聴いたのは、カミさんと一緒に出かけた(あの"事件"前年の)横浜アリーナのライブが最後だったような気がする・・・。随分前だ。翌年、カミさんと一緒に行こうねとチケットを取って楽しみにしていた矢先、あの事があった。大きく失望させられた。

正直、それ以降ちょっと彼の音楽からは距離を置くようになっていた。それまでの曲もちょっと色褪せて見えて、あまり聴かなくなっていた(こういう人は割と多いのかもしれません・・・)。もっとも新しいアルバムが出るたび、チェックはしていたけど・・・(前のレビューもご参照下さい(^^))

昨日の番組で、彼は
1.「遠く遠く~'06バージョン~」
2.「ほんのすこしだけ」(with KURO from HOME MADE家族)
3.「ヨイトマケの唄」

を歌った・・・

「ヨイトマケの唄」を聴いて私は泣いた。
観客の人も泣いていた・・・

実は、このアルバムももちろん聴いてはいたのだが、正直、アルバムでは私には"フィット感"をあまり感じなかった。オリジナルの美輪さんのバージョンの印象が、強烈すぎるためかもしれない。だからそんなにリピートして聴く曲ではなかった。でも昨日のマッキーは、大きく印象が違った。横浜アリーナより時間が経った事もあるのだろうが、完全に"次の次元"に到達していたかのような感じだった。人間としての成長を感じた。

デビュー時のPOP職人的な佇まいから、なんと言うのか・・"ロック精神を携えたPOP職人"という感じかな?そんな、深い精神性を感じた。

そうそう、余談ですが、年末の同じフジTVのユーミンの特番に彼がゲスト出演した時、「POPS系のアーティストが(ロック系より)遙かにキツイ」みたいな事をユーミンと語っていたことを思い出した。そうなんですよね、ロック系の人って「俺はロックだ。だから売れようが売れまいが自分の好きなことをやっているんだ・・・」と、巧妙なイクスキューズに逃げ込む事が出来る。でもPOPS系のアーティストはそうはいかない。所詮作品の出来でしか評価されないのである。言い訳もできない。ロック系よりより遙かに厳しいと思う

それはともかく、日本の、歴代屈指のPOPS職人槇原敬之さん/マッキーは、自作ではないものの、新しい息吹を吹き込んだ「ヨイトマケの唄」を歌えるように、そしてこの稀代の名曲を次世代に伝えていく役割を背負う人になるためにあの事件を経験したのだろう。ある種の「宿命」か。誰かに"導かれた"「行」か。そして彼は、あの事件以降、多分、精神世界に傾倒し出したのかもしれない・・・。自分を探しに、心の内側に旅立ったような気がする・・。そして確実に人間的な成長と深さを遂げているような感じがした。

そうなんだ。私はこう思いたい。この晩の「ヨイトマケの唄」が歌えるアーティアストになれるように、この稀代の名曲を次世代に伝えていく役割を背負う人になるために、彼は事件を経験したのだと。天に、音楽を背負うべく指名された人が、乗り越えるべき"事件"だったと・・・

この唄を聴いた今は、そう信じたい。
一ファンとして・・・もちろん一人の人間としても・・・
(あんな事、二度としちゃだめだよ>Macky(^^))



カバー・アルバム「Listen To The Music 2」 2005年
1.Smile (Original/ Nat King Cole)
2.Your Song (Original/ Elton John)
3.野に咲く花のように (Original/ ダ・カーポ)
4.traveling (Original/ 宇多田ヒカル)
5.I Will Be Here For You (Original/ Michael.W.Smith)
6.Forget-me-not (Original/ 尾崎豊)
7.島育ち~人の歩く道~ (Original/ 山弦)
 8.Time After Time (Original/ Cyndi Lauper)
9.言葉にできない (Original/ オフコース)
10.ヨイトマケの唄 (Original/ 美輪明宏)
11.ファイト! (Original/ 中島みゆき)
12.ごはんができたよ (Original/ 矢野顕子)
※13.見上げてごらん夜の星を (Original/ 坂本九)
 ※初回限定盤のみ


最新の槇原さんのインタビューがしっかり読める
無料音楽情報誌「PAUSE」~新星堂各店で配布中~

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「新宿恋物語(Live)」-大塚博堂-

2006年02月10日 | ♪国内 -男性


「新宿恋物語(Live)」-大塚博堂-
作詞:藤公之助 作曲:大塚博堂 編曲:岩村義道&Scamble Dutin Band
1980年4月22日渋谷公会堂ライブ・レコーディング・バージョン
A&E Guitar:岩村義道/Wood &A.Bass:竹村進二/A.Piano:逸見良造/Drums:桜田 賢
Violin:篠崎真嗣/Percussion:大沢俊彦/Keyboard:佐藤謙二/Sax&Clarinet&Flute:隈山基一

大塚博堂(1945-1981)享年37歳


突然ですが・・・

私にもその昔 胸を焦がすような恋があったなぁ・・・(と遠くを見る)
でも「私」を「ワタス」に誤変換してしまうようなどんくさい性格だから、
あんまり成就しなかったなぁ・・・(^^;)

皆さんにも、自分の切ない過去に触れるようで、辛くて、聴くに聴けないという曲はありませんか・・・?私の場合はこれです。歌詞がリアルなので、この曲を聴くたびに涙が出てきてしまいます(^^;。CD化されて直ぐに買ったは良いけど、この曲だけは切なくて飛ばしてしまう私です・・・

いや、別に私にこの歌そのもののストーリーがあった訳ではありませんよ~。それに恋愛って、きっとみんな多かれ少なかれ似たような出会いと別れを経験しているんだと思います。ただこんなに地名や固有名詞が出てくると、その情景が鮮やかに出てきて、あの頃のいろんな事や人達がフラッシュバックしてきて、思い切り切なくなるんです・・・

♪話の始めは 新宿通り 伊勢丹前の曲がり角
歩行者天国の 人波の中で
出会いがしらに あいつと触れた
ほんのはずみで その細い肩に
何故だか 惹かれて しまったのでした・・・

話は続いて 角はずあたり 三越裏のカフェテラス
小さなテーブルに さし向かいで
身の上話に 涙が落ちた・・・♪

どこか、あの名インスト曲「ワシントン広場の夜はふけて(ビレッジ・ストンパーズ)」の影響も感じるようなこの曲。発表された当時も既にそうでしたが、今聞いてみると、ライブの空気感も含めて70年代の空気がひしひしと伝わってきます。それがまた、切ないのです・・・

再び突然ですが(^^;、恋愛は障害が大きい/多いほど燃えるものではないでしょうか?世間の目だとか、親兄弟の反対、遠距離、生活時間帯のずれ違い・・・・etc。そんな障害は、実は恋愛のエネルギー源なのかもしれません。そして以前の日本は、人前でキスをしたりする事さえ眉をひそめたりする位、社会の制約=恋愛の障害は今からは想像できないほど大きかったと思います。

現代は割りと物分りの良い親達(実は子供に嫌われたくないだけかな?)、それと同期する、何でも「自由」ありきの無責任と表裏の「個人尊重」社会。自由な恋愛が保障されているかのようです・・。また、いつでもどこでもパーソナルに連絡がとれる携帯電話等の通信手段の飛躍的発達。これは例え外国にいてもリアルタイムで繋がるネット環境さえあります・・・。つまり今は恋愛する「環境」の障害は、昔に比較にならない位ハードルが低くなりったのでしょう。ただ相手を見つける事だけはあまり変わらないかもね・・?(^^;

ユーミンがもてはやされた時代は、そんな「恋愛の黄金時代」だったのかもしれません。言い換えれば恋愛の温度が高かった時代かな?みんないろんな障害を抱えながら、その分恋に燃えていた時代。でも現代は、恋愛は相対的にイージーな時代になったような気がしています。恋愛の温度はぬるい感じかなぁ。。?もちろん一人一人の気持は熱いから「低温ヤケド」はいっぱいあるでしょうが、でも時代を輪切りにしたなら、そんな印象な気がしています。

それは結局「障害」の少なさ、なんでしょうね。障害が多い環境では、恋愛を思いつめるような、自分を追い込むような事が往々にして起こりがちですが、現代は思いつめる状況になる以前の、当人同士の個人間の問題の方が課題が多いのかもしれません。もっと深く見れば、みんな自分も相手も傷つけるような恋愛を器用に避けているのかもしれません・・・などど、今回は全然まとまらないまま、いっぱしに恋愛を語ってしまった私・・・。

更にオチもないし・・・(笑)。

ところで、この亡き大塚博堂さんは、いわゆるフォーク~ニューミュージック(歌謡曲寄り)で括られる自作系の方でしたね。でも私の認識はちょっと他の方とは違うかもしれません・・・。この方は本来、往年の「シャンソン」系譜で語れらるべき方だと思うのです。。。声の美しさ(ちょっとフェロモン系かも?)と、何よりあの豊かな表現力!言葉が伝わるのはもちろんですが、エモーションを連れて、言葉が体に届く感じです。本当は歌謡曲的な歌よりも「語り系」、往年のイメージの「シャンソン」のような歌い方でとてつもない説得力を示すことが出来た方のように思っております・・・。今となってはそれも悲しい想像ですが・・。

そうそう、昔ダリダとアラン・ドロン「甘い囁き」という、ダリダが歌いアランドロンが語りかけるシャンソンがありました。博堂さんのキャラではないと知りつつ、お遊びでもあんな歌をトライしてみたも結構面白かっただろうなぁ・・・と考えたりします。(ちなみにこの曲を日本語でカバーしたのは、細川俊之さん(と中村晃子さんでした)

以上、大塚博堂さんを偲びつつ私の新宿恋物語から感じたお話でした(^^)

ちなみに、この曲の事を書こうと思って昼休みに久しぶりにこの曲を聴いたら、やはりちょっと涙目になってしまい、それを通りかかった若い女の子に見られちゃいました(^^;。なので、ちょっと不審なおじさんになってしまった私・・・(笑)。。

ps
でも「おじさんの涙こそPureなんだよっ」>と誰ともなく、空しく訴えてみたりする自分(笑)

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「チャールストンにはまだ早い」-田原 俊彦-

2006年02月02日 | ♪国内 -男性


「チャールストンにはまだ早い」-田原 俊彦- 1982.2.3リリース
作詞/作曲:宮下 智 編曲:大谷和夫

「J-POP」が失ってしまった世界がここにある・・・

「ボードビル」である。「ショービズ」世界である。

正に「歌謡曲」から「J-POP」に移って後、絶滅してしまったタイプの曲だ。
(*)もっとも歌謡曲時代でさえも希少なタイプのサウンドだったけど(笑)。

プードルとかチャールストンなんか出てくる楽曲の特異性は言うまでもないけど、加えて、この熟練したスタジオ・ミュージシャン達による卓越したバッキング(演奏)が本当に素晴らしい!特にドラム。イントロのドラム・ソロ4小節からして、私はこれだけでご飯3杯はいけますっ・・・て、ホントそんな感じなんです(笑)。"血湧き肉踊る感じ"とはこんなドラミングをいうのだろうか・・・。ほんと、"人間の躍動感や息づかいを感じるグルーブ"感が、曲全編を貫いています。

そして何と言ってもホーン・セクション。右に左に洒落た"ショー・ビズ"ホーンの嵐です。更に、エンディングで聞かせる、16分音符でズラして終わる緊張感!この昂まり感。素晴らしいです。

こんなアレンジを聞くことが出来るのは「歌謡曲」時代だったからでしょうね。ちゃん素養のあるした「音楽家」達が、沢山、音楽の制作現場に集っていたんだと思います。ちなみに、この類を見ない秀逸なアレンジは大谷和夫氏。あの「SHOGUN」のメンバーでもあった方です。ついでと言ってはなんですが、作詞作曲の宮下智さんは音大ご出身の女性だそうです。ちなみにずっと男性と思っていた私・・・(恥)(^^;

そうそう、こんな曲が生まれたのは、何と言っても「トシ」ちゃんのキャラあってでしょう。彼を忘れてはいけません(^^)。彼は「歌唱力が・・・ちょっと・・・」等といろいろ言われてますが、でも逆に、あの"アイドル"を具現化した彼独自の佇まいがこの曲を生んだのは事実。あのタレント性なければこんな特異な曲は絶対存在しなかった事でしょう!(ちなみに沢田研二さんも同じタイプですね)。お陰で(ダンスを想定したのでしょうが)長い間奏/演奏がタップリ聴けて私的には最高です(笑)。

 

 それにしても、「J-POP」と呼ばれる現在の音楽シーンには、こんな小粋な曲に巡り会う事が本当になくなってしまったなぁ・・・。みんな"とりあえず自作している、"とりあえず"アーティストと呼ばれている人達ばかりが目立つ・・・

 「自作偏重」時代・・・・だ
自作すれば、なんだか音楽的に素晴らしいというのは、結局"幻想"なんだと思う
自作すれば、なんだか音楽的に素晴らしいというのは、ある種の"呪縛"なんだな

アーティストやスタッフ達の「自己満足」なんだと思う。だって、職業作家が沢山活躍した時代の方が、ポピュラー音楽は豊かだったんだから・・。これだけは間違いないと私は確信を持っている。そして、こんな豊かな音楽/演奏を知らずに育った子供達が、また"とりあえずのアーティスト"を目指す。そんな構図かな?今って・・・。(もちろん素敵な若いミュージシャンも沢山います。念のため)

そうそう、レコーディングで音源を鳴らしている皆さん
弦楽器や管楽器の音域位はとりあえず知っておいてね・・・
だって、時折"変な音"があるんだも~ん(^^;
えっ?「狙って外してる」って・・?


ホ・ン・トかっ?(笑)

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「津軽平野」-千昌夫-

2006年01月21日 | ♪国内 -男性


「津軽平野」- 千昌夫 -
作詞/作曲:吉幾三 編曲:京建輔

今日は雪・・・。起きたらこんな曲が頭の中で鳴っておりました・・・(^^;

流行歌手にスキャンダルは付きものかもしれないな・・・。でもその一番の被害者は、その歌手のスキャンダルのために変な色が付いてしまったその歌手の"持ち歌"とその曲を愛するファンなのだな、きっと。

「歌う不動産王」である・・・いや「歌う不動産王」であった。
ついでに、金髪の歌手ジェーン・シェパードさんの元夫だった・・・(^^;
*「サマー・クリエイション」のヒットで有名なシンガー。今はアメリカに帰国されています。

ここに来られている多くのみなさんは、スキャンダルが嫌いだし、何より演歌も千さん自身にもご興味がない方も多いかもしれません。でもこの曲に限っては、そんな先入観や余分な知識やデータを取り払って楽曲だけを一度お聴きになって欲しいのです。ここに流れる世界は、あの冨田勲さんの「新日本紀行」にもどこか通じる強い"郷愁感"であり、さださんで言えば「案山子(かかし)」「寒北斗」に通じる家族の絆や愛情のお話です。切なくて、家族愛溢れる歌です。ある種の"抒情歌"と言っても良いでしょう。名曲だと思います。

♪  津軽平野に 雪降る頃は
親父(おどう)一人で 出稼ぎ支度・・・
春にゃかならず 親父(おどう)は帰る
みやげいっぱい ぶら下げて・・・
淋しくなるけど 馴れたや
  親父(おどう)・・・

降るな 降るなよ 津軽の雪よ
春が今年も 遠くなるよ
ストーブ列車よ 逢いたや
親父(おどう)・・・

お岩木山よ 見えたか
親父(おどう)  

出稼ぎの父を見送り、身を案じ、父を想い、父が戻る春を待ちわびる。。。そんな厳しくて、素朴な、携帯電話なんて考えられなかった時代の、少し前の東北の暮らしが見えてきます。

この曲、作家でもある吉幾三さんのバージョンもありますが、聴き比べると、千さんの方はとても丁寧に、情感を込めて歌っている事に気付かされます。これまで「星影のワルツ」「君がすべてさ」「望郷酒場」、そして今や中国でも知らない人はいないと言われている「北国の春」など、沢山のヒット曲は、実はこの堅実な(<いや、皮肉ではないです(笑))歌唱力があってこそだったのだと思います。

そうそう、編曲の京建輔さんのアレンジも秀逸です。演歌というとどうしても余り音楽的に興味が湧く作品に出会う事は少ないのですが、このアレンジはこの曲の哀愁感を高揚させる特筆すべき作品であると思います。私はこの方については全然知識がないのですが、この方の携わった演歌曲が好きになることがかなりの確率で多いです。

それにしても・・・です。最近の演歌は本当につまらんとです(<お前はヒロシか(笑))。
その演歌がつまらないのは圧倒的に送り手の責任だと思います。

演歌の徒弟制度は仕方ない?としても、昭和~平成になっても同じ作家での単純なローテーションばかり。まるで中世ヨーロッパのギルド制度そのままのなんじゃないのか?というような世界が続いているように見えます。とてもリスナーの方向を見ているとは言えない世界です。きっとマーケティングという言葉さえ、演歌の世界ではありえないのでしょう・・・。外から見ると、"演歌マーケット"を特定の関係者で"談合"して分け合っているようにさえ見えます。(もちろん構造的な問題で結果的にそうなっているのでしょうが・・・)。利権の構造もあるのかな(よく知らんけど(笑))。音楽/演歌マーケットの縮小と共にそれぞれが保身に走っているためか、この体質どんどん強固になって、悪循環なんだな。

音楽的に見ても、もう昔のフレーズの順列組み合わせで作っているとしか思えない陳腐メロディが平気で今でも出ているしし。。。またはカラオケ需要に合わせた中身のない楽曲の量産・・・これじゃだめだな。演歌に未来はない。

そもそも、今の演歌に、"新曲"なんて必要なのかな・・・?
少なくともユーザーサイドにとっては新曲なんていらないなぁ。

そう少なくともユーザーにとっては新曲なんていらない。今までの生み出された楽曲の中から良い曲だけを厳選してリバイバルさせて欲しい。だってそうでしょ、音楽的になぁ~んにも新しい事はやっていないし、いつの時代の歌詞なの?みたいな現代人の心に届かない自己満足的な昔の焼き直しものばかり・・・。もし新曲が必要だとしたら、それははっきり言って送り手側のビジネス的な事情だけでしょ。

演歌マーケットの問題は、今現在演歌マーケットに関わっている人達が自分達の既得利権に固守するが余り、自ら狭めているだけだと私は思う。せっかく氷川きよし君という、演歌アイコンが生まれたのだから、これを機にスタッフサイドの若い発想と感覚を導入しなければ、もう演歌に未来は無い。時間に余裕はない。
※ちなみに氷川君はあのキャラの訴求の勝利であって、演歌そのものが見直されたわけではないと思います。

結論。もう演歌に新曲はいらない。みんな駄作で、同じパターンばかりだもん

このままだと、カラオケ需要以外の演歌需要は近い将来完全に絶滅するなぁ。
演歌界自身の"オウンゴール"みたいなもんだな。

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「彗星」-槇原敬之-

2006年01月14日 | ♪国内 -男性


「彗星」-槇原敬之- 作詞/作曲/編曲:槇原敬之
アルバム「太陽」(2000年)収録~1曲目
Keyboard & Programming:槇原敬之
Acoustic Guitar:小倉博和
Cymbal,Synthesizer & Rhythm Treatment:毛利泰士
 

切ない曲です・・

泣ける曲です・・・・

名曲とはこういう曲を指すのでしょう

え~い、恥ずかしいけれど告白します・・・、私はこの曲を聴き終える頃には感動して涙ぐんでいることが良くあります・・・(<でも、それが何か?(笑))

♪ あの夜  君はずっと  あきらめきれずに  後ろ足で探した  流れ星
腕を引く僕に  うれしそうな声で "見えたよっ!!!"って 笑ったことを 覚えているかい・・・ ♪

♪ 次の流れ星を  合図に  渡り鳥は 冬を  飛び立つよ 
僕らは もう少し この嵐の中で 静かに強くなろう・・・ ♪

このアルバムは、"謹慎"後発の、レコード会社移籍後のものです。歌詞をなぞる時は、多少なりともその頃の状況を反映していると考えるべきでしょう・・・

この歌詞は誰かを庇っているようです。時に身を任せよう・・・と語りかけます。それはきっと、(当時大変な状況であった)自分自身であるかもしれません。更に、もっと下世話に考えれば、当時週刊誌ネタとなっていた、一緒に住んでいた(とされる?)男性のことなのもかしれません・・・。でもそんな事を切り離しても、切ないまでの、この曲の普遍的な美しさは誰の胸にも響くと思います。歌詞を全編Upするわけにはいきませんが、歌詞をちゃんと聴くとわかりますが、この曲のテーマは

「優しい"諦観"」
だと思う・・・

槇原敬之さんも、さださんほどではないですが、結構「食わず嫌い」な方も多いのではないでしょうか・・・?でも一連のヒット曲も、「世界にひとつだけの花」も素敵ですが、こんな隠れた曲を一度聴いて見て下さい。素直に感動できると思いますヨ(^^)

※余談ですが、SMAPの「世界にひとつだけの花」はアルバムに(書き下ろしで)収録された時点で私は大傑作だと確信し、当時あちこちの掲示板に書き込んだ記憶があります。だからその後この曲がシングル化されたときはとても嬉しかったです。大ヒットになった時は、私なりに感慨深かったです(<ちょっと自慢も含む・・・(^^;)

PS
槇原さんは打ち込みの音が多いですが、この曲で採用した生シンバルとかリズムのヒューマン・グルーブ(groove)化なんかが結構効いていて、そういう意味でも素敵な仕上がりです。(なお、後ろで聞こえるシンバルは打ち込みですね)

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