世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

沼津港深海水族館 2018 FILE:9

2018-11-10 10:44:44 | テーマパーク
最後は、冷凍シーラカンスが展示されているエリアに新たにできていた、深海の世界へ。

薄暗い部屋の中へ入ると、奥に大きな水槽が。この水槽では、エビスダイ
チカメキントキといった魚たちが混泳している。今回は時間が押していたので
ゆっくり見られなかったけれど、なにやら深海についての映像も流れていた。
深海の世界の水槽 深海の世界のプラスティネーション標本 深海の世界の水槽
その水槽から、プラスティネーション標本が展示されている廊下を進んで
奥へ行くと、ダイオウグソクムシサケビクニンが展示された水槽もある。

生きていた頃の姿、ほぼそのままで残しておける、プラスティネーション標本。
メンダコの標本 メンダコの標本(オス) メンダコの標本(メス)
今回は、そんな標本の中から、人気の深海生物1位となった、メンダコをピックアップ。
オスとメス、双方の裏側が比較展示されており、吸盤の大きさや付き方の違いが分かる。

そして、2位のダイオウグソクムシと、5位のサケビクニンは、生きた姿で、お目見え。
ダイオウグソクムシは、先ほど標本でも見たけれど、生きている姿は、さすがの貫禄。
ダイオウグソクムシ サケビクニン
全身がゼラチン質の、サケビクニンは、独特の表情をしている。ちなみに
名前の由来は、出家した女性(比丘尼)の頭の形に似ているからだそうだ。
顎の下にある味蕾(みらい)という、味を感じとる器官を使って餌を探す。

さらに深海の世界の出口付近には、オウムガイが飼育されている円柱水槽もある。
この水槽ではオウムガイに加え、オオベソオウムガイという種も展示されている。
オウムガイ オウムガイの水槽
1階で見てきたヒカリキンメダイを含めて、これで人気の深海生物TOP5が揃ったわけだ。

深海の世界から出ると、そのまま、お土産売り場のミュージアムショップ ブルージェリー
道が続いているが、ここにはシーラカンスを始めとする大型深海魚の剥製が展示されていた。
オロシザメの標本 シーラカンスの標本 沼津港深海水族館 出口
ラブカオンデンザメミツクリザメといった深海の巨大魚の中に
駿河湾深海生物館でも見てきた、あのレアなオロシザメもいたぞ!

ミュージアムショップから階段を下ると、メンダコの大きなヌイグルミが
お見送り。これにて、5年ぶり2度目となる、沼津港深海水族館は終了だ。

最後は駆け足になってしまったけれど、前回から標本のバリエーションも増え
博物館としての面からも、だいぶ進化している事を感じられたのが良かった。
次に訪れる時には、いったいどんな深海生物に出会えるのか・・・お楽しみに。

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