世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

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室岩洞 FILE:3

2010-02-09 11:48:12 | 史跡・観光・他
室岩洞の内部を進み奥の方までやって来た。それにしても、よく江戸時代に
こんな硬い岩盤を掘って、ここまで広い洞窟を作ったものだと感心してしまう。

順路の最深部は、小さな穴によって向こう側の道と繋がっている。
室岩洞内のトンネル 室岩洞内に溜まる地下水
しゃがんで通過。穴を抜けた先にも、大きな水たまりが出来ていた。

次は洞窟の中央部へ。ここには採石の様子を模した像が2体有る。
室岩洞内に設置された像 室岩洞内に設置された像
こういう場所で、こういう物を目にすると、『まさか消灯すると同時に
動き出して襲って来ないよな・・・?』などという考えが浮かんでしまう。

ハンマーを振り下ろしている像の隣に、当時の石材規格が展示されていた。
江戸時代末期の石材より、昭和の石材の方が微妙に大きくなっている。
室岩洞海岸側出口
最初の分岐で右側のルートの先に見えていた場所まで戻って来た。遠くから見ると
紫色っぽく光っていたので、アメジストの鉱石でも有るのか?と、思っていたのだが
展望台へと続く出入口から外の光が差し込んで来て、そういう色に見えていたのだ。
ちなみに、この出入口の辺りは天井が低くなっているので頭をぶつけない様に注意。

こちらが、その展望台。ぶっちゃけ、展望台と言うほど眺めは良くありません。それもそのはず
もともとここは洞窟で掘りだした石材を運ぶための石引道(石出し道)だったらしい。今の様な
道路が無い時代は、ここから払い場(浜丁場)へ下ろした石材を船に積んで運んでいたんだね。

ここで悲しいお知らせ。この展望台へと到着すると同時に、午後5時の放送が流れました。
結局、室岩洞の消灯時間までに出口に戻れなかった\(^o^)/こりゃあ帰りは真っ暗な
洞窟を戻らなければならないかな・・・と、覚悟していたのだけれど、自分が帰る時はまだ
消灯されていませんでした。5時丁度に電気が消されるわけでは無いみたいで助かった。

てな感じで、2009年の伊豆に幕を閉じるのでした。次は、2010年の伊豆で再びお会いしましょう。

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