渡辺哲也(一級建築士・絵画作家)「多彩画の世界」また日常のささいな事などを綴っています

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「プロセス&ディテール」シリーズ、Part6

2019年06月02日 18時05分30秒 | 「多彩画」(絵画)など
「プロセス&ディテール」シリーズ、Part6
ディテールのスケールを100円玉と比較するシリーズ、第6弾!
インスタントコーヒーでCHICAGOを描く。
2008年に撮影したシカゴを参考に描きましたが、実は鳥は飛んでいませんでした(笑)。
鳥は構図にリズムを付ける為に添えてみました!
溝引き大活躍ですが、昔のようなスピードやテクニックは使えません(笑)!
SIZE:528×391mm、A2版にカットしたクレセントボードNo.300(少しきなり色)です。



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建築の「はなし」Part6

2019年06月01日 17時22分14秒 | その他いろいろ
建築の「はなし」Part6
第6弾は壁画のデザイン!
総合の設計事務所に勤めていると、時に設計やパース画以外の仕事も入ってきます。
今回は壁画の為のデザイン原案です!
タイルで壁画を作る為の基になるデザイン画です。
この時は未だ、タイルに施釉して陶板タイルで作成するか?施釉の多色タイルをモザイク状に砕き貼っていくか?は決まっておりませんでした。

①愛媛県の城辺町立の会館のホール内壁に施工する為の依頼でした。
町からの要望は、地元の「闘牛」をイメージ化して欲しいとの事。
雰囲気としていろいろと検討した結果、版画風の仕上がりイメージになるようにデザイン。
「和」の色調を意識して、牛の目と地盤のみ赤を使用してみました!
1977年「闘牛」

②③④は、当時の建設省からの依頼です。
いずれも高知の地下道内の壁画、②③は高知の県木である「やまもも」、④は特産である「サンゴ」での要望でした。
②はかなり大きな壁面で画風は日本画風のイメージで、③はちょっとしたワンポイントに使う場所だったでグラフィック調にしてみました。
④は当時、サンゴセンターに置いてあった一番大きなサンゴをモデルにとの事でしたので実際見にいき写真撮影を、ただ残念ながら欠けている部分もあり、こうであったろうな?と想像で制作しました。
1981年「やまもも」「サンゴ」

実際は残念ながら、工事予算の関係で実現しておりません。
でも、とても楽しい仕事でした~!



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