日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

1年ぶりの旅行・鹿児島1日目 指宿

2021-10-25 07:00:00 | 国内旅行

緊急事態宣言が解除され、やっと旅行ができるようになった。

旅行といっても温泉巡り。

どこに行こうかと迷った結果「やっぱり一番遠い温泉がいい」、と鹿児島に決めた。

2泊3日の温泉旅行だった。

 

お昼に鹿児島空港に着き、すぐにレンタカーで指宿にある「ヘルシーランド」まで直行した。

ヘルシーランドは鹿児島県の南端にある広大な施設でその中の「山川砂むし温泉・砂湯里」「たまて箱温泉」が最初の目的地だった。

指宿は今までにも何度か行ったことのあった場所だったが、その時は「山川砂むし温泉・砂湯里」だけはあったが「たまて箱温泉」の方はまだなかった。

施設ができたと聞いた時、いつかはまた行ってみようとは思っていた場所だった。

 

空港から約2時間で「ヘルシーランド」に着いた。

そこはさすがに南国といった雰囲気だった。

 

 

[ヘルシーランド入り口のガジュマル]

 

早速、両方の温泉に入れるセットのチケットを購入した。

その時に「砂むし風呂」から入った方がいいと言われたので、すぐに「砂むし風呂」に向かった。

ヘルシーランドは広くて各施設間の移動は車かシャトルバスを使うようになっていた。

海を見下ろしながら5分ほど走り、急な坂道を降りて海岸に出るとその先に「山川砂むし風呂・砂湯里」があった。

 

[目の前には開聞岳がそびえていた]

 

[砂湯里入り口]

 

[入り口の前には温泉卵とふかしさつまいもが売っていた]

『すめ』とは温泉の蒸気を利用した天然蒸し釜のことで、ここは伏目温泉なので「伏目のすめ」。

 

受付でもらった浴衣に着替え、スマホとタオルだけ持って外に出ると、もう係員が砂を掘って待っていてくれた。

頭に敷くタオルを渡して横になるとすぐに砂をかけてくれ、しばらくじっとしていると砂の重みと熱さで足先がジンジンとしてきた。

汗も吹き出してきたので15分もしないうちにギブアップ。

そのあとは温泉に入って砂を落とした。

 

 

 

[砂を落とすための温泉]

 

汗も引かないうちに「砂湯里」から次の「たまて箱温泉」に向かった。

そこは「ヘルシーランド」の中にある日帰り温泉施設。

 

 

洋風と和風の大きな露天風呂があり、偶数日と奇数日によって男女別に分けられている。

利用したのは偶数日だったので、洋風風呂が女性専用だった。

 

[洋風露天風呂](写真撮影禁止だったためホームページより)

 

洋風風呂からはスヌーピーに似ていると言われている竹山と東シナ海が見え、最高のロケーションになっていた。

泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物強塩泉だったので、少し茶色でしょっぱい温泉だった。

天気も良く、目の前には海と変わった形の山が広がっているだけ、その中で温泉につかりのんびりすると長旅の疲れも吹き飛んでしまった。

今日の宿は指宿市内にとってあり、近かったので、ここでは夕方までゆっくりと温泉を堪能した。

 

[スヌーピーに似ている竹山]

 

和風の方は入れなかったが目の前には開聞岳が望めるようだ。

[和風露天風呂](ホームページより)

 

「たまて箱温泉」を出たところには塩田跡があり見学できるようになっていた。

ここには源泉があり、温泉熱を利用して昭和の半ばまで製塩事業が行われてたようだ。

この場所は「砂むし風呂」の真上になる。

このあたりの温泉はすべてここから引いているらしい。

 

[塩田跡から見える開聞岳]

 

1日目の日程はこれで無事に終了した。

この後は宿に向かった。

宿は「月見荘」で、指宿の有名な砂蒸し風呂施設の「砂むし会館 砂楽」の前にあった。

 

 

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オカワカメ

2021-10-23 07:00:00 | 植物

沖縄地方で「ぬるっぱ」と呼ばれている「オカワカメ」に花が咲いた。

「オカワカメ」、「ぬるっぱ」というけれど、本名は「アカザカズラ」というツルムラサキ科の植物。

葉を食べることができ、その食感や見た目が海で採れるワカメに似ていることから、丘わかめ(おかわかめ)と呼ばれるようになったらしい。

そして、この葉は栄養価も高くて、中国では「長寿の薬草」として重宝されているほどの優れものだとか。

食べるだけではなく、ツルを這わせ、そこにたくさんの葉を茂らせれば、夏の間には「緑のカーテン」としても利用できる。

 

 

 

友人宅で緑のカーテンにしていた。

挿し芽で増やしたものをいただいてきて、鉢に植えておいたら、花が咲いた。

 

 

全く手を掛けずに、水やりだけして放っておいた鉢だった。

秋になって夏のように葉が生い茂ることはなくなったが、ツルの先にクリーム色の穂状になった花がたくさん咲いた。

一つ一つはかわいいし、甘い香りもする。

葉は食べられ、良い香りの花も見られ、手間をかけずに春から秋まで楽しめるなんて、こんなにいいこと尽くめのものはないと思う。

 


 

学名:Anredera cordifolia

英名:Madeira vine

別名:マデイラ蔓(マデイラカズラ)、雲南百薬(ウンナンヒャクヤク)

科名・属名:ツルムラサキ科 アカザカズラ属
原産地:南アメリカ

 

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エノコログサ(狗尾草)

2021-10-22 07:00:00 | 植物

散歩中に素晴らしい光景を見た。

それは朝日に輝く、一面の「エノコログサ」の大群落だった。

辺り一帯が太陽の光を浴びて金色にキラキラ輝いていたのだった。

ちょうど朝日の当たる時間だったので、この風景を見ることができたのだと思うと、本当にラッキーだった。

でも、まさかエノコログサで感動するとは思わなかった。

 

これは「キンエノコロ」

 

そして別の一角には「ムラサキエノコロ」があった。

 

普段何気なく見ている「エノコログサ」にもたくさんの種類があることが分かった。

そして、気をつけて見ると散歩コースにもいくつかの種類が見つかった。

まず、エノコログサの基本情報。

エノコログサは夏草の代表で、イネ科の野草。

緑の花穂がふわふわした毛に覆われている。

エノコログサの穂で猫をからかうと、猫が夢中になってじゃれることから、「ネコジャラシ」という呼び名もある。

でも、これは関東近辺だけらしい。

 

「エノコログサ」

[夏]

 

[秋]

道端やアスファルトの隙間などから生えている。

穂が3cm~7cmくらい、草丈は30cm~大きなもので70cmくらいになるものもあり、夏場は緑で秋になると薄茶色に変わる。

 

「アキノエノコログサ」

見られる時期はエノコログサよりも少し遅く、草丈が40cm~100cmとちょっと大型で、穂も長い。

穂先が垂れるのが特徴。

 

「ムラサキエノコロ」

穂の部分の毛が紫褐色になる。

 

「キンエノコロ」

穂は直立していて細い。

成熟してくると黄金色になる。

 


 

ただの雑草だと思い、今まで何気なく見ていただけだったが、このような違いがあるとは・・・

この他にも「ハマエノコロ」といって海岸の近くに生育するものもあるらしい。

 

 

 

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アメリカタカサブロウ(アメリカ高三郎)

2021-10-21 07:00:00 | 植物

これは熱帯アメリカからの帰化植物。

日本には古くから「タカサブロウ」という花があった。

それと同じような花でアメリカ原産なので「アメリカタカサブロウ」という名前になったようだ。

日本の「タカサブロウ」という名の語源に関しては諸説があり、不明らしい。

諸説というのは、高三郎という人が、この草の茎を使って文字を書いたからだとか、古名のタタラビソウが変化したからとかなど。

でも、「アメリカタカサブロウ」って変な名前、何だかしっくりこない。

やっぱり、「タカサブロウ」がおかしいのかも。

 

 

 

 

ハキダメギクと間違えてしまうようだけど、全体に横に這っていて、直立している部分の上に花が付いている。

白い花は小さいが、舌状花が2列重なっていて、筒状花も白で、先が4つに分かれている。

 

 

タネもできていた。

一つ一つの上の面がひし形になっていて、緑から黒に変わっていく。

この花は水辺に多く、黒くなったタネはこぼれ落ち、水の流れによって運ばれていくようだ。

古くから日本にある「タカサブロウ」もやはり水辺に生育するので、混在している場合があるが、「タカサブロウ」の方が茎が太く、背が高くなって花も大きくなるとのこと。

 

書いていて「タカサブロウ」、「タカサブロウ」と連呼しているので、何となくおかしくなってしまった。

やっぱり、名前が変・・・

 


 

学名:Eclipta alba

英名:alse daisy , white eclipta

科名・属名:キク科 タカサブロウ属

原産地:熱帯アメリカ

 

 

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散歩中に見つけた実

2021-10-20 07:00:00 | 植物

秋になり、花も終わり、宴の後のように、あちこちで実に変わっていっている。

赤い実、黒い実、白い実、紫の実など可愛いものが沢山ある。

ただ、それらを貼ってみた。

 

[ヒヨドリジョウゴ]

 

[コトネアスター]

 

[センリョウ]

もうじき赤くなる。

 

[ムカゴ]

 

[ツリバナ]

 

[ハナミズキ]

 

[オキナワスズメウリ・赤]

 

[オキナワスズメウリ・緑]

 

[ニシキギ]

 

[ヘクソカズラ]

 

[ナンテン]

 

[ガマズミ]

 

[イシミカワ]

 

[ピラカンサ・赤]

 

[ピラカンサ・黄]

 

[コムラサキ]

 

[シロシキブ]

 

[ダナエ・ラセモサ]

 

 

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