日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

エノコログサ(狗尾草)

2021-10-22 07:00:00 | 植物

散歩中に素晴らしい光景を見た。

それは朝日に輝く、一面の「エノコログサ」の大群落だった。

辺り一帯が太陽の光を浴びて金色にキラキラ輝いていたのだった。

ちょうど朝日の当たる時間だったので、この風景を見ることができたのだと思うと、本当にラッキーだった。

でも、まさかエノコログサで感動するとは思わなかった。

 

これは「キンエノコロ」

 

そして別の一角には「ムラサキエノコロ」があった。

 

普段何気なく見ている「エノコログサ」にもたくさんの種類があることが分かった。

そして、気をつけて見ると散歩コースにもいくつかの種類が見つかった。

まず、エノコログサの基本情報。

エノコログサは夏草の代表で、イネ科の野草。

緑の花穂がふわふわした毛に覆われている。

エノコログサの穂で猫をからかうと、猫が夢中になってじゃれることから、「ネコジャラシ」という呼び名もある。

でも、これは関東近辺だけらしい。

 

「エノコログサ」

[夏]

 

[秋]

道端やアスファルトの隙間などから生えている。

穂が3cm~7cmくらい、草丈は30cm~大きなもので70cmくらいになるものもあり、夏場は緑で秋になると薄茶色に変わる。

 

「アキノエノコログサ」

見られる時期はエノコログサよりも少し遅く、草丈が40cm~100cmとちょっと大型で、穂も長い。

穂先が垂れるのが特徴。

 

「ムラサキエノコロ」

穂の部分の毛が紫褐色になる。

 

「キンエノコロ」

穂は直立していて細い。

成熟してくると黄金色になる。

 


 

ただの雑草だと思い、今まで何気なく見ていただけだったが、このような違いがあるとは・・・

この他にも「ハマエノコロ」といって海岸の近くに生育するものもあるらしい。

 

 

 

コメント (4)
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