近所には小さいけれどいつも季節ごとの花でいっぱいの公園があります。
数日前、暖かかった日に行ってみました。
そこで見つけた「ミヤマガンショウ(深山含笑)」です。
ミヤマガンショウはハクモクレンによく似ている白い花が咲きます。
開花時期は少しハクモクレンよりも少し早いので、そろそろ花も終わりなのでしょう、開ききっていて既に花びらが落ちてしまっているものもありました。
ミヤマガンショウについて調べてみると、モクレン科モクレン属とモクレン科オガタマノキ属と2種類の記述がありました。
花や果実の構造が違っているのでモクレン属ではなく、オガタマノキ属だということだったのですが、更に調べてみると、現在ではモクレン科モクレン属に分類されているようです。
花はハクモクレンに似ているし、オガタマのようにバナナのような芳香もありますから、どちらでもいいのかも・・・
ただ、この木は常緑樹なので、少し光沢のある葉がいつでも見られるのです。
ここがモクレンとはちょっと違っているところかな。
名前の「ミヤマガンショウ=深山含笑」は中国名らしいのですが、『含笑=ふくみわらい』ってあまり響きが良くないですよね。
せめて『微笑』とかだったら良かったのに、などと思ってしまいました。
学名:Magnolia maudiae
英名:Smiling monkey tree
別名:ミケリア・マウダイエ
科名・属名:モクレン科 モクレン属
原産地:中国