日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

ハキダメギク(掃溜菊)

2021-10-11 07:00:00 | 植物

もぉ~全く、誰が名前を付けたのかと思ったら、やっぱり牧野富太郎博士だって。

掃き溜めとは「ゴミ捨て場」のこと。

博士は時々こういったことをする。

ヘクソカズラだとかハキダメギクだとか、もう少し考えればいいのに・・・

大正時代、当時掃き溜めにこの花が咲いていたから「掃溜菊(ハキダメギク)」という名前をつけたらしい。

 

 

 

6月〜秋にかけて、5mmほどの小さな花を咲かせて、住宅地でも野原でもあちこちで見ることができる。

あまり気にかけたことはなかったが、じっくりと見るとかわいい花。

花柄や葉の縁が腺毛に覆われ、白い5枚の舌状花と黄色い複数の筒状花があって、その花びらの先が3つに割れている。

 

6枚の舌状花も見つけた、突然変異かな?

 

 

 


 

学名:Galinsoga quadriradiata

英名:Hairy galinsoga,Shaggy soldier

科名 ・属名:キク科 コゴメギク属

原産地 :北アメリカ

 


 

ハキダメギクにそっくりな花に、「コゴメギク(小米菊)」がある。

こっちは簡単にはあるわけではないらしく、まだ出会っていない。

ハキダメギクとの違いは、①舌状花がかなり小さい、②茎や葉に毛が少ない、③葉が小さい、④葉のギザギザが浅い、などらしい。

 

 

 

コメント (5)
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