もぉ~全く、誰が名前を付けたのかと思ったら、やっぱり牧野富太郎博士だって。
掃き溜めとは「ゴミ捨て場」のこと。
博士は時々こういったことをする。
ヘクソカズラだとかハキダメギクだとか、もう少し考えればいいのに・・・
大正時代、当時掃き溜めにこの花が咲いていたから「掃溜菊(ハキダメギク)」という名前をつけたらしい。
6月〜秋にかけて、5mmほどの小さな花を咲かせて、住宅地でも野原でもあちこちで見ることができる。
あまり気にかけたことはなかったが、じっくりと見るとかわいい花。
花柄や葉の縁が腺毛に覆われ、白い5枚の舌状花と黄色い複数の筒状花があって、その花びらの先が3つに割れている。
6枚の舌状花も見つけた、突然変異かな?
学名:Galinsoga quadriradiata
英名:Hairy galinsoga,Shaggy soldier
科名 ・属名:キク科 コゴメギク属
原産地 :北アメリカ
ハキダメギクにそっくりな花に、「コゴメギク(小米菊)」がある。
こっちは簡単にはあるわけではないらしく、まだ出会っていない。
ハキダメギクとの違いは、①舌状花がかなり小さい、②茎や葉に毛が少ない、③葉が小さい、④葉のギザギザが浅い、などらしい。