ウォーキング中、畑の柵の外に出ていた大きな木を見つけた。
この木は? と思いながら近づいてみた。
この葉っぱは「ゴボウ」?
この年まで、ん十年?生きてきて、初めて見た「ゴボウ」の木?
どう見ても木としか思えないほどしっかりしていて大きい。
そこに付いていたのがひっつき虫を大きくしたような蕾だった。(ひっつき虫→オナモミ)
ぐるっと回って裏の方を見たら何と、ひっつき虫の先端が赤紫に色づいている蕾があった。
この枝の花は蕾の先端だけが赤紫色になっていた。
もう一つの枝は蕾がもっと開いて、アザミに似たような花になっていた。
色々と調べてみると、やっぱりゴボウの花はほとんど見ることができないんですって。
それは、ゴボウは根を食用にするので、花が咲く前に収穫してしまうから。
でも、タネを採るために良さそうな株を何本か残すらしく、それがこのように花を咲かせるらしい。
そして、花が枯れた後、茶色くなったひっつき虫を乾燥させ、中に入っているタネを取り出すようだ。
学名:Arctium lappa
英名:Burdock
科名・属名:キク科 ゴボウ属
原産国:地中海沿岸、西アジア