断言できる。昨年日本公開の作品では間違いなくナンバー1だと!
歴代映画でもこれほどの完成度を持った作品はそうはない。クリストファーノーラン監督があの若さにしてこれほどの才能を発揮できる凄みに感動する。
最初から緊張感があり145分すき間がない。いい映画というのは最初から見ている人の目を離させないものだ。しかも脚本はまったく先を読ませない。二転三転して途中で目を離させない。
いつものように悪の棲家ゴッサムシティでの銀行強盗からスタート。さっそくヒースレジャー扮するジョーカーがそっくりいただく。クリスチャンベール扮するバットマンが夜警で犯罪に立ち向かってもなくならない。そこでゲイリーオールドマン扮する警部は銀行でのマネーロンダリングをなくしてマフィアの資金源を止めようと銀行の徹底チェックをする。そんな時新任検事アーロンエッカートも悪に徹底的に立ち向かう。
ジョーカーは資金源を絶たれたマフィアの前に現れ、バットマンと徹底対決をしようとする。新任検事や警部補と組んでいったんはジョーカーを捕らえることになるが、ジョーカーはタダではすまない。。。。。。
まずは撮影のリアル感である。日本映画の特撮では、CGがいかにもCGだとわかってしまう技術しかない。この映画ではほとんどすべての場面が実写に見える素晴らしい撮影と編集である。それを盛り上げる音楽、ジャックニコルソンのジョーカーのときの「バットマン」では、ダニエルエルフマンがマーラーの交響曲のように盛り上げた。ここでは重くじわっと盛り上げる。映画音楽はこういう作品の場合には重要な要素だ。まとめるクリストファーノーランを讃えたい。
クリスチャンベールは二枚目役を落ち着いて演じる。人間ぽさがでている。彼が「太陽の帝国」の少年役だったと聞くと自分の年齢を感じる。
ジャックニコルソンのジョーカーはまさに怪演ですばらしかった。ヒースレジャーはあの歴代に残る怪演との自分との比較で多少精神的負担はあったかもしれない。ヒースのほうがむしろジャックよりメイクは薄い。リアル感があるのかもしれない。笑いすぎない「あの笑い」もまったく同じにならないような工夫である。
アーロンエッカートはキャサリンゼタジョーンズとの「幸せのレシピ」でのシェフ役とは一転する。精悍な検事を演じかっこいい役と思いきや、途中からドキッとする場面もある。好演といえよう。
マギーギレンホールは途中までキルスティンダンストかと思っていた。かなり似ている。同じアメコミ映画の「スパーダーマン」のヒーローが出るわけがないだろうと思い、違いを見つけにいったくらいだ。
その他もモーガンフリーマン、ゲイリーオールドマンはじめ超豪華スターである。
それから私の大好きな香港の街が出てくる。ゴッサムシティと似ている雰囲気だ。今回ゴッサムシティはニューヨークかと途中まで思っていた。しかし、途中でシカゴとわかった。12年前に泊まった所のすぐそばの中心部風景が出てきて確信した。
両方の街とも私の大好きな街だ。
まさにこれこそ☆☆☆☆☆ 最高の映画である。
歴代映画でもこれほどの完成度を持った作品はそうはない。クリストファーノーラン監督があの若さにしてこれほどの才能を発揮できる凄みに感動する。
最初から緊張感があり145分すき間がない。いい映画というのは最初から見ている人の目を離させないものだ。しかも脚本はまったく先を読ませない。二転三転して途中で目を離させない。
いつものように悪の棲家ゴッサムシティでの銀行強盗からスタート。さっそくヒースレジャー扮するジョーカーがそっくりいただく。クリスチャンベール扮するバットマンが夜警で犯罪に立ち向かってもなくならない。そこでゲイリーオールドマン扮する警部は銀行でのマネーロンダリングをなくしてマフィアの資金源を止めようと銀行の徹底チェックをする。そんな時新任検事アーロンエッカートも悪に徹底的に立ち向かう。
ジョーカーは資金源を絶たれたマフィアの前に現れ、バットマンと徹底対決をしようとする。新任検事や警部補と組んでいったんはジョーカーを捕らえることになるが、ジョーカーはタダではすまない。。。。。。
まずは撮影のリアル感である。日本映画の特撮では、CGがいかにもCGだとわかってしまう技術しかない。この映画ではほとんどすべての場面が実写に見える素晴らしい撮影と編集である。それを盛り上げる音楽、ジャックニコルソンのジョーカーのときの「バットマン」では、ダニエルエルフマンがマーラーの交響曲のように盛り上げた。ここでは重くじわっと盛り上げる。映画音楽はこういう作品の場合には重要な要素だ。まとめるクリストファーノーランを讃えたい。
クリスチャンベールは二枚目役を落ち着いて演じる。人間ぽさがでている。彼が「太陽の帝国」の少年役だったと聞くと自分の年齢を感じる。
ジャックニコルソンのジョーカーはまさに怪演ですばらしかった。ヒースレジャーはあの歴代に残る怪演との自分との比較で多少精神的負担はあったかもしれない。ヒースのほうがむしろジャックよりメイクは薄い。リアル感があるのかもしれない。笑いすぎない「あの笑い」もまったく同じにならないような工夫である。
アーロンエッカートはキャサリンゼタジョーンズとの「幸せのレシピ」でのシェフ役とは一転する。精悍な検事を演じかっこいい役と思いきや、途中からドキッとする場面もある。好演といえよう。
マギーギレンホールは途中までキルスティンダンストかと思っていた。かなり似ている。同じアメコミ映画の「スパーダーマン」のヒーローが出るわけがないだろうと思い、違いを見つけにいったくらいだ。
その他もモーガンフリーマン、ゲイリーオールドマンはじめ超豪華スターである。
それから私の大好きな香港の街が出てくる。ゴッサムシティと似ている雰囲気だ。今回ゴッサムシティはニューヨークかと途中まで思っていた。しかし、途中でシカゴとわかった。12年前に泊まった所のすぐそばの中心部風景が出てきて確信した。
両方の街とも私の大好きな街だ。
まさにこれこそ☆☆☆☆☆ 最高の映画である。