映画「ルームメイト」を劇場で見た。
これはなかなか面白い。退屈せずに最後まで見れた。
原作は未読、これは読まない方が楽しめるかも?
いきなり殺人事件の現場が映る。事件後その現場を通りすがる女性がいる。途中で二重人格の女性による凶悪な事件という印象を与える。「私という他人」のような展開かな?ところが、そうは簡単には謎解きさせないところがミソ。読みが浅かった。いくつかの伏線を映像に残しながら、ラストに向かう。おっとこう来るか!観客を騙そうとする努力を買う。ミステリとしては上質
派遣社員として働いている23歳の萩尾春海(北川景子)は、ある日交通事故に遭ってしまう。命に別状はなかったものの頭を強く打ち、片足を骨折、しばらく入院することになった。そんな春海を気遣い優しく支えてくれたのは、看護師の西村麗子(深田恭子)だった。
患者と看護師として病院で初めて会った2人だったが、なぜか互いに親近感を覚え意気投合する。春海の退院をきっかけに麗子はルームシェアを提案し、一緒に暮らしはじめる。また、面倒見のいい麗子は春海に代わって事故を起こした加害者の工藤謙介(高良健吾)と彼の友人で保険会社の長谷川伸一(尾上寛之)との交渉も引き受ける。
そんな優しい麗子に春海はすっかり心を許すのだった。2人の共同生活は順調にみえた。麗子の奇妙な言動を目にしてしまうまでは。一人きりなのに誰かと会話をしている麗子、会話の途中でいきなり口調が変わってしまう麗子。
そんな麗子の変化に対する春海の戸惑いは、次第に恐怖へと変わる。ひとつ、またひとつ、春海の周囲で不可解な事件が起きはじめるが。。。(作品情報より)
二人の美人女優の共演でなんか面白そうなミステリーのようだ。
見てみたらなかなかいけている。ヒッチコックの映画を連想するホラーといってもいい。何度も劇場でハッとさせられた。彼の映画では「北北西に進路をとれ」のマイクロフィルムなど「マクガフィン」と言うべき、小道具が使われていた。ここでも「黄色いノート」がある。それだけでなく、赤のドレスがキーになる。それによって観客を煙に巻く。自分もだまされた。
まずは深田恭子の悪女ぶりがいい。二重人格の女性を見事に演じる。怪演というべきであろう。いつもの可憐な姿だけではないのに魅かれる。こういう役を演じることで彼女が演じる役柄に幅が広がる。
北川景子もいい。こういう若手美人女優がミステリーで共演するのは珍しい。他に有名俳優が出ているわけではないから、割と低予算だったのではなかろうか?それでも映像処理の巧みさとプロットの展開のアヤでハラハラドキドキ感を十分堪能できた。
これはなかなか面白い。退屈せずに最後まで見れた。
原作は未読、これは読まない方が楽しめるかも?
いきなり殺人事件の現場が映る。事件後その現場を通りすがる女性がいる。途中で二重人格の女性による凶悪な事件という印象を与える。「私という他人」のような展開かな?ところが、そうは簡単には謎解きさせないところがミソ。読みが浅かった。いくつかの伏線を映像に残しながら、ラストに向かう。おっとこう来るか!観客を騙そうとする努力を買う。ミステリとしては上質
派遣社員として働いている23歳の萩尾春海(北川景子)は、ある日交通事故に遭ってしまう。命に別状はなかったものの頭を強く打ち、片足を骨折、しばらく入院することになった。そんな春海を気遣い優しく支えてくれたのは、看護師の西村麗子(深田恭子)だった。
患者と看護師として病院で初めて会った2人だったが、なぜか互いに親近感を覚え意気投合する。春海の退院をきっかけに麗子はルームシェアを提案し、一緒に暮らしはじめる。また、面倒見のいい麗子は春海に代わって事故を起こした加害者の工藤謙介(高良健吾)と彼の友人で保険会社の長谷川伸一(尾上寛之)との交渉も引き受ける。
そんな優しい麗子に春海はすっかり心を許すのだった。2人の共同生活は順調にみえた。麗子の奇妙な言動を目にしてしまうまでは。一人きりなのに誰かと会話をしている麗子、会話の途中でいきなり口調が変わってしまう麗子。
そんな麗子の変化に対する春海の戸惑いは、次第に恐怖へと変わる。ひとつ、またひとつ、春海の周囲で不可解な事件が起きはじめるが。。。(作品情報より)
二人の美人女優の共演でなんか面白そうなミステリーのようだ。
見てみたらなかなかいけている。ヒッチコックの映画を連想するホラーといってもいい。何度も劇場でハッとさせられた。彼の映画では「北北西に進路をとれ」のマイクロフィルムなど「マクガフィン」と言うべき、小道具が使われていた。ここでも「黄色いノート」がある。それだけでなく、赤のドレスがキーになる。それによって観客を煙に巻く。自分もだまされた。
まずは深田恭子の悪女ぶりがいい。二重人格の女性を見事に演じる。怪演というべきであろう。いつもの可憐な姿だけではないのに魅かれる。こういう役を演じることで彼女が演じる役柄に幅が広がる。
北川景子もいい。こういう若手美人女優がミステリーで共演するのは珍しい。他に有名俳優が出ているわけではないから、割と低予算だったのではなかろうか?それでも映像処理の巧みさとプロットの展開のアヤでハラハラドキドキ感を十分堪能できた。