映画「ローラーガールズダイアリー」はドリューバリモアがメガホンをとった青春映画である。
これはおもしろい!
「JUNO」の幼い妊婦役が絶妙にうまかったエレンペイジが主演、17歳の普通の女の子がローラーゲームに夢中になる姿を描く。映画の途中も見終わった後も非常に爽快感がある。
見てよかったと思う映画だ。さすが「ET」の子役時代からキャリアを重ねてきただけあって、ドリューバリモアはなかなかやるなあ!!!
主人公(エレンペイジ)は17歳の高校生、両親と妹とテキサス州の田舎町に住んでいる。母親は主人公を少女ミスコンテストに参加させている。そこで優勝することが女の幸せになると信じて疑わない。しかし、主人公はあまり気乗りしていない。わざと髪の毛を青く染めたりして抵抗している。
主人公は親友と一緒にバーガーショップにバイトしていた。ある時さっそうとしたローラーゲームのプレイヤーが現れた。その姿にあこがれた主人公はテキサスの州都オースティンへ試合を見に行く。その後ローラースケートをしたことのない主人公は懸命にスケーティングを練習して、ローラーゲームのチームに加わろうとする。両親には大学入試共通テストの勉強をするといって、オースティンへ向かう。
ローラーゲームのチーム「スカウツ」にはドリューバリモアをはじめとした個性的なメンバーがそろっていた。タトゥーだらけのマッスルレディの集まりだった。しかし、チーム自体は弱かった。ファーストゲームをなんとかこなした。腕っ節の強い相手選手の中で主人公は踏ん張った。そんな中、観客席にいた地元のロックバンドのイケメン男と仲良くなる。しかし、ローラーゲームのことを黙っている母親のミスコン好きは醒めてはいなかったが。。。。
映画を見終わった後、これ以上ない爽快感を得た。こんなことって珍しい。
女性のスポーツを映画化したものって不思議と同じような爽快感をおぼえることがある。「プリティリーグ」や「ミリオンダラーベイビー」の途中までも同じような感じを得た。最下位チームの上昇パターンはスポーツ映画の定石だ。でもこの映画はそれだけにとどまらない。
まずは主人公の名演だ。プロレスラーのようなプレイヤーの中をエレンペイジが小さな身体でさっそうとスケーティングをする。これだけで胸がすかっとする。JUNOの名演よりも自分的には感動した。プレイヤーとしてのニックネームのベイブ・ルースレスには笑えた。
他の登場人物に様々な性格をみせる。「スカウツ」のメンバーは女子プロレスラーみたいな連中ばかりだ。それぞれ腕っ節に自信があり、ゲーム中は相手と取っ組み合いのけんかになる。ワイルドだ。いくつかのシーンの中で、控室でライバルチームとケーキを投げ合ったりして大げんかになるシーンは傑作だ。まさにハチャメチャだ。元ラブコメの女王ドリューバリモアもこんなにハチャメチャだっけと思わせる大暴れだ。
母親のミスコン好きも特徴ある。煙草をぷかぷかさせながら郵便配達をしている母親がミスコンに娘を参加させようとしている設定もおもしろい。フットボール好きの父親が母親に隠れてこっそり車でテレビを見る場面もありえそうでいい。親友のソバカスの女の子と主人公の絡みも青春ものらしい初々しさがある。2人の中にバイトのバーガーショップの店員が媒介変数のように入り話にスパイスがつけられている。
ビジュアル的にはアメリカの普通の家庭の偶像を見せてくれる。やさしい家族に包まれたいい家庭だ。
あとは老人の使い方に特徴がある。ハンバーガーショップや移動のバスに老人を登場させる。青春ものと思しき映画に別の色彩をつくる。絶妙なうまさだ。
いい映画だった。
これはおもしろい!
「JUNO」の幼い妊婦役が絶妙にうまかったエレンペイジが主演、17歳の普通の女の子がローラーゲームに夢中になる姿を描く。映画の途中も見終わった後も非常に爽快感がある。
見てよかったと思う映画だ。さすが「ET」の子役時代からキャリアを重ねてきただけあって、ドリューバリモアはなかなかやるなあ!!!
主人公(エレンペイジ)は17歳の高校生、両親と妹とテキサス州の田舎町に住んでいる。母親は主人公を少女ミスコンテストに参加させている。そこで優勝することが女の幸せになると信じて疑わない。しかし、主人公はあまり気乗りしていない。わざと髪の毛を青く染めたりして抵抗している。
主人公は親友と一緒にバーガーショップにバイトしていた。ある時さっそうとしたローラーゲームのプレイヤーが現れた。その姿にあこがれた主人公はテキサスの州都オースティンへ試合を見に行く。その後ローラースケートをしたことのない主人公は懸命にスケーティングを練習して、ローラーゲームのチームに加わろうとする。両親には大学入試共通テストの勉強をするといって、オースティンへ向かう。
ローラーゲームのチーム「スカウツ」にはドリューバリモアをはじめとした個性的なメンバーがそろっていた。タトゥーだらけのマッスルレディの集まりだった。しかし、チーム自体は弱かった。ファーストゲームをなんとかこなした。腕っ節の強い相手選手の中で主人公は踏ん張った。そんな中、観客席にいた地元のロックバンドのイケメン男と仲良くなる。しかし、ローラーゲームのことを黙っている母親のミスコン好きは醒めてはいなかったが。。。。
映画を見終わった後、これ以上ない爽快感を得た。こんなことって珍しい。
女性のスポーツを映画化したものって不思議と同じような爽快感をおぼえることがある。「プリティリーグ」や「ミリオンダラーベイビー」の途中までも同じような感じを得た。最下位チームの上昇パターンはスポーツ映画の定石だ。でもこの映画はそれだけにとどまらない。
まずは主人公の名演だ。プロレスラーのようなプレイヤーの中をエレンペイジが小さな身体でさっそうとスケーティングをする。これだけで胸がすかっとする。JUNOの名演よりも自分的には感動した。プレイヤーとしてのニックネームのベイブ・ルースレスには笑えた。
他の登場人物に様々な性格をみせる。「スカウツ」のメンバーは女子プロレスラーみたいな連中ばかりだ。それぞれ腕っ節に自信があり、ゲーム中は相手と取っ組み合いのけんかになる。ワイルドだ。いくつかのシーンの中で、控室でライバルチームとケーキを投げ合ったりして大げんかになるシーンは傑作だ。まさにハチャメチャだ。元ラブコメの女王ドリューバリモアもこんなにハチャメチャだっけと思わせる大暴れだ。
母親のミスコン好きも特徴ある。煙草をぷかぷかさせながら郵便配達をしている母親がミスコンに娘を参加させようとしている設定もおもしろい。フットボール好きの父親が母親に隠れてこっそり車でテレビを見る場面もありえそうでいい。親友のソバカスの女の子と主人公の絡みも青春ものらしい初々しさがある。2人の中にバイトのバーガーショップの店員が媒介変数のように入り話にスパイスがつけられている。
ビジュアル的にはアメリカの普通の家庭の偶像を見せてくれる。やさしい家族に包まれたいい家庭だ。
あとは老人の使い方に特徴がある。ハンバーガーショップや移動のバスに老人を登場させる。青春ものと思しき映画に別の色彩をつくる。絶妙なうまさだ。
いい映画だった。