映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

丸15年の雑感

2023-06-18 15:02:36 | Weblog
ちょうど15年たった。何気なく始めたブログなのに、記事一覧にはちょうど2300の記事となっている。すごい数になった。本のこと、街歩きのことなど色んなジャンルを書くつもりだったが、ほぼ映画に絞り映画を起点にして色んなことを書いている。本は相変わらず年間200を超えるペースで読んでいるし、食いしん坊だけにグルメ写真もかなりあるけど、本やグルメのブログアップは控えめにしている。

ちょうど15年前に父と母が亡くなった。ブログが6月にはじまり、7月に父がなくなり、11月に母が亡くなった。そんなに経つのかと時間のスピードに驚く。ブログスタート時の中年サラリーマンも今や初老の男だ。仕事的にはこの4月から少し荷が軽くなって、最終エンドにむけて進んでいる。この15年イヤなこともたくさんあったけど、むしろ良いことの方が多かった。運はいい方だ。今までお世話になった人に会おうとして、4月には福岡へ行ったし、来週は3泊4日で大阪、和歌山へ出張する。その時は阪神間にも足を伸ばす。その次の週は名古屋だ。

この3年はコロナ禍でかなり行動が制約された。飲酒禁止令が出た時期には、γ-GTPが何と30以下になった。人間ドックで肝機能がAというのもコロナになって初めてだ。以前は100を中心にプラスマイナス20程度だった。もともとイベントごと以外は家では飲まない。今年は飲み会の数も増えたけど、なんとか50台を保つ。それにしても、今となってはあの行動制限ってなんだったんだろうか?2次会禁止令も出たけど、制約されても時折行った。
身体にガタが出てきたのは間違いない。還暦とはよく言ったもので、昔は人生50年という説もあれど、乳幼児期のハードルを超えてまともに育った人が60歳くらいまで生きたのか?ダメになる身体の部分がでてくる。60歳になった後で、かなり調子が悪い時もあった。検査をすると、白血球が異常に増えていたことがあった。医者も首を傾げていた。あれってなんだったのであろう。今は大丈夫だ。

60になる手前から色んな知り合いが毎年のように死んでいる。高校のクラスメイト、高校の部活の同期、幼稚園から大学まで一緒だった奴、仕事でお世話になった年下の人など。一つだけ共通するのはタバコ。父がヘビースモーカーだった自分は車の中のタバコの匂いがイヤで結局吸わなかった。結果的には良かったかもしれない。今年の冬に大学のひとつ下の後輩が死んだ。ガンだった。葬儀に行った後、1年下の1人に久々に会ったら小学校1年の子供がいると聞いた。自営ではない。サラリーマンだ。これからどうやって仕事するんだろう。

普通は60すぎるとガクンと給料が下がる。今年の4月から少し肩の荷がおりたけど、まだそれなりの給料をもらっている。クラブ活動も、芸者遊びもたまにはやる。でも、体力勝負だというのを自覚する時期に来ている。健康寿命を意識する時期は来ている。

今年に入ってからも80本映画を観ている。選ぶ基準はない。勘で決めている。邦画洋画問わず、古い邦画も名画座へ観に行く。映画館原理主義者ではない。でも、家の近所にあったTSUTAYAがなくなり、DVDで借りることがなくなった。NetflixとAmazonprimeに観たい作品があればいいけど、観る機会は少ない。選んで観に行っても、この映画は映画館でないとダメというのが70%程度か?早送り反対主義者でもない。むしろ量を多く見て作品の優劣を判断することを人には推奨する。日経新聞と週刊文春の映画評で評価の良いものはほとんど観ている。もちろんハズレもある。点数は低いけど行ってみたらよかったというのも多い。自分のメモでは2007年からつけている映画備忘録の映画本数が3176である。生きているあいだに5000本になるのか。なんとか達成するまで生きる。

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