映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

サブウェイ123 デンゼルワシントン

2010-03-22 06:27:44 | 映画(洋画 2006年以降主演男性)
トニースコット監督とデンゼルワシントンの名コンビによるアクション映画。今回は凶暴な地下鉄ハイジャック犯にブルックリンの帝王ジョントラボルタを迎える。



ニューヨーク地下鉄の運行管理をしているデンゼルワシントンが、運行管理画面に異常が出ていることに気づく。13時23分発の「123号」が車両を切り離しなぜか停止している。3人の仲間を引き連れたジョントラボルタが地下鉄をハイジャックしたのだ。運行司令室のデンゼルワシントンが無線連絡すると「一時間以内に$1000万を現金で用意できなければ人質を皆殺しにする。」と伝える。あわてる走行管理者たちの元に来るのはニューヨーク市警のジョンタトゥーロである。最近左遷されたばかりのデンゼルはその場にいようとしたが、帰宅を命じられ、代わりにジョンタトゥーロが陣頭指揮にたつ。交渉人変更に怒ったトラボルタは本気度を示すように電車の運転手を殺害する。そして再度デンゼルと話したいと。そうでないと人質を殺しまくると脅すが。。。。。



序盤に地下鉄ハイジャック場面を持ってきて、最初から飛ばしていく。だれる場面はない。トニースコット特有のチカチカ画面もそんなにいやらしくは出ない。リメイク作品ということである。ネットなど現代ハイテク機器をかなり使っている。そこで前作と差別化しているのであろう。でも60歳を過ぎたトニースコット監督だけあって、ハイテクに傾斜過ぎるというわけでもない。
脚本は巧みに2人を操作する。地下鉄に勤めるデンゼルワシントンが近々に左遷されていた事実をトラボルタにつかまれてしまうのも物語の展開をおもしろくする。
でも傑作というわけではないとは思う。最終結末はなんとなく類推できてしまうのでそれ自体が物足りない。単純に1時間半強楽しむといったところか。
それにしてもニューヨークというところは気前良くロケ地を提供するところだ。日本では不可能なカースタントや橋梁でのアクションなど、アメリカ映画と日本映画の大きな差はこういう周辺の寛大な協力といったところだろう。




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