映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

メトロポリタン美術館展 

2012-10-24 21:44:54 | 散歩
「メトロポリタン美術館展」を上野の「東京都美術館」で見てきました。

これは何としてでも行きたかった。
ニューヨークで初めてこの美術館に入った時の感動は忘れられない。
個人的には一番好きな美術館だ。日本で主要作品が見られるのは本当にうれしい。
この美術館には日本の古典美術品がたくさんある。日本史の教科書から抜け出たようなものがたくさんあるけれど、さすがに今回は出展されていない。そりゃそうだろう。あの凄いコレクションがアメリカにあるというだけで、むかつく人がきっといるだろうから。。。
今回は素敵な絵画中心、十分堪能できたので思わずブログにアップした。

気にいったものをアップ

大好きなエドワードホッパー
青空のブルーがなんとも言えず美しい。目の前でこのブルーを見ていると吸い込まれそうになる。
灯台を描く構図もいい。一番気にいった。


ルノワールも大好きだ。やさしい感じがにじみ出ている。
この明るいタッチは際立って素晴らしい。裸婦や都会的画像が多いので海辺を描くのはめずらしい。
色合いの取り合わせのうまさはさすがだ。


ターナーがヴェネツィアを描く
これもブルーが鮮明だ。
今回はブルーがきれいな絵画が多くてうれしくなる。


セザンヌらしいタッチで、こちらも海を描く
それぞれの大家が描く海の色の違いに注目した。


ドラクロワだ。
このドス黒いタッチを最初にニューヨークで見た時の印象が強く残っている。
暗黒のキリストの一生を象徴しているようだ。


ホーマーの描く荒波が、荒れ狂っている海を巧みに表現する。


ミレーだ。
麦穂を細かく写す。非常に丹念だ。
これを目の前で見ると几帳面さに驚く。農村を描くことではミレーはずば抜けている。


ヴィンセント・ゴッホ
この写真よりも、目の前で見た方が明るく見える。気分がいいときに描いたのかなあ!

最高だ。
モネの傑作「サンタドレスの庭園」が来ていないのだけが残念だ。
コメント
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