映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

デンジャラスな妻たち ダイアン・キートン

2009-12-21 06:45:19 | 映画(洋画:2006年以降主演女性)
DVD借りようと探していた時、ジャケットに大好きなダイアン・キートンの名を見つけつい手が届いた。ケイティホームズも出ているらしい。年老いてきたダイアンキートンはコメディの出演が目立つ。それはそれでいい。旦那のリストラで掃除婦になり、FRBで働くようになった女性がお金をちょろまかそうとするドタバタ劇である。

ダイアンキートンはアメリカの専業主婦。旦那がリストラになり、借金を30万ドル近く抱えてどうしようかと就職活動をしたが、職はない。ところが、FRB連邦準備銀行の掃除婦の仕事があるという。それは前科さえなければ大丈夫ということであった。日本でいえば日銀印刷局のようなもので、職員の普段の行動が厳密にチェックされる。こうして掃除婦として働くようになる。
仕事をし始めて、不要な紙幣が大型シュレッターで処理されているのに気づく。室内は厳重に監視カメラでチェックされている。しかし、ちょっとしたすきに金の一部を持ち出すことは可能ではないかと思い、同僚の黒人女性クイーン・ラティファに持ちかける。もう一人仲間ということで、チャラチャラした今風女の子のケイティホームズにも話を持ちかける。そして3人で組み、大量の不要お札が入ったケースの鍵の操作をして、大型シュレッター処理をする前に一部のお札をゴミ箱の中に入れ込んで、お札を掃除婦のダイアンキートンが運ぶという作戦に着手するが。。。。。

ダイアンキートンも年をとった。顔にはしわが目立つ。大学をでた元インテリでという役はお手のものである。個人的には大好きな女優だ。いわゆる2流コメディだが、昔ウディアレン映画で鍛え抜かれた演技力で映画の質をぐっと上げる。その正反対のキャラの黒人の仲間クイーン・ラティファや、ケイティホームズもその通りのキャラを演じる。ケイティはトムクルーズの奥さんだけど、「エイプリルの七面鳥」でもそうだったが、日本で言うとおばかキャラの里田まいのようなものである。本当はもっとかっこいい女なのにちょっと落とすところが良いのかも?

思いがけず気楽な時間がすごせた。
コメント
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