映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

読んだ本2/2

2009-02-03 18:37:57 | 
1.レバレッジリーディング  本田直之
この本でいうレバレッジは1500円の本で得た知識で15万円の利益を生むということだ。一冊のみの知識だけでなく、目的を持って多読することでいろんな知識を得るのがよいという。ここで書いてある「レバレッジメモ」は私も同様のことをしている。
難しい本はビジネスではすぐ役立たないと言い切っているのは、ちょっといいすぎかな?私の尊敬する小泉信三先生は「すぐ役立つ本はすぐ役に立たなくなる本」と言い切っている。これも行き過ぎでバランスが大事だと思う。

2.寅さんに学ぶ日本人の生き方  志村史夫
映画評でも書いたが、物理が専門の大学教授による寅さん論。48作あると何から見ていいか困ってしまうので、こういう本は助かる。インテリの山田洋次が作った脚本だからセリフの一つ一つがインテリ好みになるのは十分納得できる。
割と日本の碩学といわれる人の引用が多い気がする。でも楽しく読めた。

3.畑正憲の精密麻雀  畑正憲
これこそインテリの麻雀論。大学生のときに読んだ以来だ。今は麻雀まったくやらないが、読み返すとおもしろい。メンゼン至上主義を根拠を立てて否定、守りを固めるということが錯覚だともいう。何より大橋巨泉、故人である福地泡介、五味康祐、阿佐田哲也の雀譜があるのがよい。11PMの対局は毎週楽しみにしたものだった。

4.現代人のための脳鍛錬  川島隆太
小学生程度の単純計算をやることで、脳が活性されるという話を10年近く前に知ったときはすごいなあと思った。読み書き計算の練習で認知症を克服する話。音読の重要性も語られ、指を使って何かをすることが脳を活性化させることで料理をすすめる。脳が効率よく働くのは午前中だといい、朝食抜きを戒め、夜型から朝方への転換をすすめる。睡眠時に脳が復習している効果を高めるためにも睡眠をとる重要性も訴える。

5.「脳にいいこと」だけをやりなさい  
コペルニクス的転換だと訳者の茂木氏が言っているが、ちょっとそれは大げさかな?
それでも役立つことはたくさん書いてある。
つらいことがあったときに3日連続で9時に寝るという項目が印象に強く残った。

6.小さな会社NO.1のルール  佐藤元相
どんなことでもNO.1と言える業務内容があれば、メシを食っていけると言う話
NO.1にならないと注目してもらえないし選んでもらえないとする。そのために競争相手がやらないことを見つけ出し差別化が重要だという。著者は苦労人らしく、言っている内容に説得性がある。
ランチェスター理論の竹田氏が監修

7.牛丼いっぱいの儲けは9円  坂口孝則
牛丼、コーヒーの原価構造を述べてながら、仕入れ値にこだわれば最終利益を倍にすることは容易と仕入れの重要性を説く。ついこの間坂口氏の「営業と詐欺の間」を読んでえらく感心したのでこの本読んだ。
その本ほどの衝撃はないが、仕入れの工夫について学べた。ついでに坂口氏のブログに入って過去ログを読んだらいいことたくさん書いてあった。
コメント
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