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花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

ひととき

2016年02月24日 09時42分40秒 | 趣味

外の風はまだ冷たく感じますが梅もぼつぼつ満開でしょうか
青い空も気持いいです
昨日は濃茶を「茶入れ荘」の点前で  
薄茶を侘茶「流し点」で楽しみました
お客人がいつかゆっくりとしたお点前をお望みでした
流し点のような点前で静かな会話で時が流れていくのも
贅沢で倖せを感じられるひとときに思えます







悲しいできごと

2016年02月23日 14時17分04秒 | 日記
すこし陽がさしてきたので裏庭に出て明日のお客さまの準備に
椿 侘助 黄梅の花をきって心地よくて少し大きい声を出して詩吟を

いつのまにか垣根越しに初対面のひとが「詩吟ですね・・・・・」と笑顔で
そして「近所の石田さんという人がよく詩吟をやっておられるので解ります」と言われます
私の声でも詩吟に聞こえたのだ
そして「やさしい声ですね」と言われるのです
私少し驚きです
平素から私は自分のこと人さまから見ると“鬼婆的存在か”と思って
いましたので
そう言われた人は本当に優しい顔の方でした

その方は少しだけお話ししていかれましたが
それは想像もできない程に悲しいことでした
ご子息さまのお嫁さまが37歳で亡くなられたと言われます
教師で少し離れた官舎に住んでおられたご子息さまと小学5年生の孫さんを
傍に呼び寄せてお二人のお世話をされているそうです
悲しいですが聴くことしかできなくて
「またいつでもお寄り下さい」と摘んだばかりの黄梅と侘助を
差し上げました



お蔭さまで

2016年02月21日 09時51分18秒 | 日記
もう2年も以前のことですがセールスマンを通じて羽毛布団を購入しました
これまで40年間使っていた羽根布団とは様子が違ってとても快適です
厳寒の時期でも羽毛肌布団と冬用の羽毛布団を掛けるとこれまでのように
電気毛布も電気こたつも不要ですし
何よりも朝の目覚めが心地いいのです
お風呂で温まったような感じで朝の着替えもこれまでのように電気ストーブ
の前で暖まりながらぐずぐずすることもなくなりました
セールスマンのお勧めにのって羽毛布団を購入したこともよかったと最近では
感謝しています

面白いこともあります ひとの良さそうなセールスマンが
「生命判断が得意なんです」と言われるので
私 “当たるも八卦当たらぬも八卦”でみてもらったところ長命の相だと判断
されました

思いますに もしも長生きは難しいですよと言う判断であれば何十年も使用する
羽毛布団は購入しないでしょう 生命判断も商法の一技かなとも思ったりして
羽毛布団の心地よさには感謝するもののその生命判断のことを滑稽に思い出しては
ひとりがニヤッと笑ってしまいます

でも人間なんて面白いもので長く生きることができるならばもっとやりたいことが
あるなと光明を見出そうとするものなのですね



蛇口

2016年02月20日 11時21分21秒 | 日記
私はその昔 国鉄(JR)駅のホームに流し場と水道が設置されていたのを
覚えています 水道の蛇口は上に向けてあるものもありました
時には水が流しっ放しの蛇口もあったりして
列車の乗客も停車時間によってはホームに降りて利用きたものです

私が印象的に思い出すことは上り列車で大阪に旅行したときのことです
当時ようやく電化された頃でした 岡山~大坂間は電化されていましたので
岡山に着いたら駅のホームの水道で顔を洗おうと思っていました
旅行だからといって当時としてはお洒落に白いレースのワンピースを着て
いましたがそのレースの穴から石炭で走る汽車の煤煙がいっぱいワンピース
を通過して下着に溜まっています きっと顔も黒ずんでいたでしょう

駅のホームの水道はそんな旅人の憩いの場所でもあったでしょう
今ではそんな水道の蛇口も全く姿をなくしています
便利な時代にかわり停車時間も少なくなり旅人も煤煙に汚されることもなく
喉の渇きなど飲料水はいくらでもペットポトルで求められます
時代は風景も情景も人のこころも替えて通り過ぎていくものなのですね



クリスマスローズ遅くなってつぼみをつけています