花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

一瞬の

2019年11月30日 11時20分55秒 | 日記


暫く連絡がないので心配していました
平素何かとご親切にお世話をくださる方です
電話をしてみますと驚くではありませんか 
骨折のため入院されていたのです
自宅の植木の剪定をしておられて脚立から転落しなんと燐家の庭に
5メートル下まで転ばれたそうで
まことに怪我は一瞬のできごとなのですね
大腿骨 骨盤などの骨折で3回も手術をうけられて車椅子から
漸く杖をついて歩行の練習をされていると
あと少しで退院して他の病院に移られるそうです

驚きました
まこと怪我は一瞬の出来事なんですね 予想だにできないことで
どうか早く元のように自由に歩行が可能になりますこと祈るばかりです




宇治の里よく咲いてくれました
お陰さまで こころ満たされましたよ



灯りました

2019年11月29日 14時22分48秒 | 日記


我が家の前の国道筋に間隔をあけて街灯が何本か設置されています
夕刻暗くなると自然に柔らかな光が灯ります
ところが 数日前の事です
如何したことかそれが中でも一番背の高い街灯ですが消えているのです
これまでその街灯のお蔭で国道は勿論明るくて
我が家の車庫もお風呂場あたりも
明るく照らされて安全に思えていました
だから街灯が消えた途端に何だか治安も保てないように思えてくるのです
私は何処に修理をお願いしたものだろう
個人が依頼するのではなくて自治会長を通したほうがいいのかと
考えたりして手付かずでいました
主人は早速に国土交通省の地方の整備事務局に電話をしていました
すると どうでしょう
昨夜は元通りに街灯に灯が灯っているのです
私感動しました
あんなにも背の高い街灯をどんな人が修理に来て下さったのでしょう
その灯りがとても誇らしげに見えるのです
私は一市民の依頼を只聞き置くのではなくて
気持ちよく承諾して早速に解決して下さったことを大変嬉しく思いました
主人は今日お礼の電話をしたのです
如何いわれましたかと私が訊くと
「いえいえ また何かありましたらどうぞ」と言って下さったそうです
感謝でございます






我が家の早咲きの山茶花です
もう咲き終わりでしょう


秋の花も

2019年11月28日 09時36分39秒 | 日記

少し冷たく感じられるこんな朝
まだホトトギスが咲いているのです
精一杯咲くのがいい 愛おしくおもいます




秋海棠も咲き終わりですね
今年は山茶花も椿も花が咲くのが遅いようです
初嵐が折角咲いたのに樹の頂上では手が届かなくて





先日の詩吟教室で来年の吟題を選びました
師が三曲向けて下さいましたがその中から
私は『寒夜即事』(寂室元光)に決めようと思っています
またこころを新たにして基本を大切にして学びたいものです



優しいと思います

2019年11月27日 09時01分47秒 | 日記


月日の早く過ぎ去りますこと
もう今年も11月が終わり近くなってきました
可愛い少年期をあっという間におくり大人になった息子のこと
就業をしてもうこんなにも経って
ある日そんな息子に私は言ったのです
「周囲の若い人を大切に そして優しくしてあげなくてはね」
すると息子は言ったのです
「私は優しい方だと思いますよ」

そうなんだ 
嬉しい一言を聴けて ありがとう
優しく育ってくれて ありがとう





今年の柊の花はこじんまりと咲いて
香も控え目かしら




我が家ではこれまで育ち難かった沈丁花です
硬いつぼみを付けています

富士山を

2019年11月26日 20時40分42秒 | 日記

友人から手紙が届きました
まるで少女のような帽子をかぶり可愛いワンピースを着て
広い野原で撮った写真が同封されていました
でもその手紙を読んだ私は悲しくて泣けてきて

彼女の手紙によると
息子さんの最後の言葉が
「お母さん 今日の富士山大変美しいよ 見に来ないかい」
でも彼女はその時期には行けなかったそうで
そんなことがあって間もなくその息子さんが急逝されたのです
彼女はそのことが悔やまれて
それからは必ず毎年2回は富士山を仰ぎ見るためにでかけるそうです
富士山を仰ぐと息子さんと会っている気持ちになり
それでも富士山を仰ぐと苦しくなり泣けて泣けて
ひとりが大声で泣くのだそうです
そんな手紙を読んで私も泣けてしまいました
大きな悲しみに出会うと人は大声で思う存分泣くことで立ち直れること
私にも解ります





木蓮の葉が黄色くなってはらはらとそして派手に散るのです
塀の外までも
この時季主人の枯葉掃除のお仕事が増えます