花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

こころ きよきもの

2020年12月29日 14時44分12秒 | 日記


今朝の私のコーヒーカップに白鳥が
本当に白鳥が浮かんでいるように見えるのです
主人に見せましたのに「「白鳥は おらん」と申します
まこと こころきよき者にしか見えないんだね

今年も余すところ三日になってしまいました
私は右脚が痛くて年末の沢山のお仕事に手つかずで困っています
今年は11月初めに窓ガラスを拭いて食器棚を片付けて
いよいよ年末になってこんなに悪しき状態
でも心を明るく持って年が明けて状態がよくなってから
頑張ります
今年は仕方なくて

これから

2020年12月28日 08時58分01秒 | 日記


如何しましょう 
こんなにも可愛い表情でt椿が咲こうとしているのです
今日は暖かな日だから大丈夫 ゆっくり咲けばいい




沢山つぼみがついている侘助です
これから寒さの中でつぎつぎと咲くのです




今年も残り少なくなってまいりました
最近ずっと私は脊椎管狭窄症のため右足の痛みとしびれで困っています
主人にお願いしたのです
「私はこれからお掃除を始めます すみませんがお昼の食事は焼き飯にしましょう
あなたがつくってください」
少し考えていた主人は初めてのことで不安だったのでしょう
「弁当買ってこようか」
私は「駄目です」といいました
野菜の無いお弁当はよくないし それに何か嬉しいときのお弁当なら
まだいいものの健康上困っているときのお弁当は心も暗くなります
これからもしも私が入院したり家事ができなくなったりしたら
主人は嫌でも家事をしなくてはならないのに

しばらくコトンコトンと野菜を切る音がしていましたが
随分と時間をかけてやっと出来上がったのです
主人は味付けにも困ったのでしょう

普段私は使わない御酢が焼き飯の味付けに使われていたのです
御酢入りの焼き飯です
はじめて食べましたが なんだかバラ寿司を温めたような感じです
可笑しいようで有難いようで
またこれからもいろいろ家事を頼んでみましょう
きっと新しい発見があるかも
私が美味しいと喜んだものだから
若しかしたら主人は腕利き名シェフになったつもりかも

少し私が難儀していることを理解して貰えたのか
昨夜は自発的に
「片付けはワシがやるから」




そんなに優しく

2020年12月26日 09時40分35秒 | 日記


大根の若葉きれいな緑色で機嫌よく葉を広げて成長していますが
本葉を出す気配は見られなくて 好きにさせています
久しぶりの雨で少しだけ庭の土が湿ってきました
フジバカマがほんのすこし可愛い新芽をだしました
リンドウは紫の新芽をのぞかせています
これから寒い冬を越すのですね



昨日は整形外科に受診したのです
私は脊椎管狭窄症の痛みとしびれの精で歩くのが少し難儀なので
主人の杖を借りました
でもこれまで私がさっさと歩けていたことを思うと
何だか少し恥ずかしい気がするのです
ところが受診した整形外科の外来では
杖を二本持って歩いて来られる人を何人か見かけました
あの人は私どころではなく相当痛いのだね

帰りに院外処方の薬局でそんな話をすると
薬剤師さんは
「恥ずかしいことなんかないですよ転んだら大変です」
といって私の杖をもって玄関まで見送りに出てこられ
私の手に杖を握らせてくださるのです
私思ったのです
立場が変わって若し私だったら人様にそんなに優しく出来るかしら


花ほころび

2020年12月24日 09時31分24秒 | はな



今年最初に咲きそうな侘助です
ゆっくりとほころびかけてきました 優しく咲けばいい
この侘助はこれから春まで長く咲き続けるのです




今年は雨が降らないのです
冬枯れ状態の木五倍子(きぶし)です 大丈夫かしら
元々地味な花で春先には白い房状に咲くのですが



天気予報では今日は雨となっていますが
長く雨が降っていないのです
裏庭の花々が潤うほどに降ってほしいもの
裏庭の整理作業で失ってしまった花たちのこと 寂しくて
取敢えず桔梗 リンドウ フジバカマなど新しく植えてみました
大丈夫かしら 根ついたかしら




母のぬくもり

2020年12月23日 09時56分18秒 | 母を想う


名前もわからない実生の椿です
いつの間にか人の背丈よりも高く成長して今朝は花が開きそうです
今朝のおひさまは暖かそうだから安心です
思いっきり咲けばいい



もう何年も暖かい出窓で育っていたのです
小さな蘭マキシラリアといいますが
株が大きく拡がったので株分けして4個の鉢に移しました
大きくなればいい
これまでのように静かに花を咲かせてほしいもの
一鉢だけ室内のあたたかな日当たりのよい出窓に持ってきました



こんな寒い季節になると小学校の頃の学芸会を思い出すのです
小学6年生で私はアネモネの花の役をもらって劇をしました
いろんな花の役割があって太陽の役をした子もいました
あの時忘れられない思い出があるのです
母が戦後の物資がない不自由な時代に真新しい白い絹で私のために
劇の中で着る洋服を縫ってくれたことです
私にとっては奇跡のような出来事だったのです そして嬉しくて
そんな不自由な時代の子育ての中で母は手品のようなことを何度も

私たちが大人になってそんな母も亡くなり
残された兄と私は母の思い出を語り合ったのです
何もないところから貴重なものを生み出すこと
まさに無から有を生む
これが母の愛情だったね
あたたかなぬくもりをずっと感じるのです