花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

めぐりきて

2016年01月31日 10時11分13秒 | 趣味

風は冷たさを感じますが陽ざしに何となく春近しの感を抱きます
これから節分そして立春と確実に春は巡ってまいります

この時期の冷たい風にふと懐かしさを覚えることがあるのです
それは琴が好きだった私に「六段」の曲が弾けるようになるまで
わが手で育てたいと母は思っていたのでしょう
母は琴の調子を合わせることから手ほどきしてくれたのですが
お稽古が終わるとその琴柱を全部方付けて仕舞うのです

現今では便利な調子あわせの機械があってそれによって調子合わせが
できますが当時では全て自分の耳を信じるだけでした
方付けられた琴柱は次にはそれを立てて稽古の準備をするわけです
始めころは音もしっかり区別できないし指先は冷たいし悲しかった
ことを思い出します

でもそんな初期段階があったからこそ一生自分の耳で調子を合わせる
ことができるようになっていることに感謝するのです
遠い日の思い出です


これから咲きます

そんなに

2016年01月30日 09時12分06秒 | はな
椿を一輪きってきましたが

駄目でしょう
そんなに笑っては
微笑み? いいですね
モナリザの微笑とまでは求めませんけれども

兎に角 今のあなたは喉の奥まで見えていましてよ
おおきな口を思いっきり開けたりして 歯も全部見えていましてよ

「花は半開を看よ」と昔 私共は教わりましたよね
それはやはり奥ゆかしさを感じますけれど
どうかしら!


楽しみ

2016年01月29日 08時29分38秒 | 趣味
黄梅のつぼみが色ついてきました
もう少しで立春ですもの



今日はお琴の合奏のためにお客さまをお迎えします
それは私にとってとても楽しいことです
今日の予定の曲は「春の夜」「初鶯」「比良」「楓の花」
次回には「残月」「末の契り」を加えることを予定しています

陽当たり

2016年01月28日 10時01分03秒 | 日記
近くの空き地に昨年末から新しく家が建築されています
家の外構えを済ませ今では内側の工事がなされていますトントンと
建築の音は威勢のよい響きですし希望を与えられます

でも私少し困ったなと思うことがあります
新築中のお隣さんは南側が塞がれてしまいました
そのお宅には奥さんが長年在宅酸素療法をしておられて殆ど外出
されないのです 
今までは南側から暖かい明るい陽だまりで憩えたでしょうと思うと 
少し悲しくなるのです


紅梅のつぼみ少し膨らんできました

小さな春

2016年01月27日 08時22分33秒 | はな
小さな春をお届け致します
ここ三日間とても寒くて身体も委縮した感じでしたが
今朝はすこしその寒さも和らいだようで裏庭に出てみました

なんと小さな春です
黄梅のつぼみが膨らんでいます



梅の花一輪また一輪とひらきます
中々に一斉に開くのはもう少しかかるようです