猛暑のお盆も終わった。日本全国、新型コロナと熱中症の攻撃にさらされている。40度を超す気温なんて異常ですよね(浜松市41.1度)。今朝4時ごろ目覚める、汗ばんでいる、枕もとの温度計は29度。エアコンと扇風機は1時ごろタイマー設定で停止。そういえばTVで熱中症予防にはオールナイトでエアコンかけなさいと言ってたね。
(まだ生まれたてのような感じ、緑が透き通っている)
ステイホームが続くとまったく頭がおかしくなる。筑紫野市も感染者が累計45名。甲子園では交流試合が春のセンバツ高校同士で1試合のみ、家族関係者のみの観覧で暑い中行われているが中途半端でかわいそうな感じがする。甲子園の土を持って帰れば本望なのかね
昨夜は京都五山の送り火だったがTVをみそこねた。目も頭もぼーっとしているものだからTV蘭は「半沢直樹」と「Mrサンデイ」だけ赤丸がしてあった。19時半のBSプレミアムの京都五山中継の時間はアマゾンプレミアムで山崎豊子の「沈まぬ太陽」を見ていた。
この数日はTVは戦争特集。終戦75周年、私の歩んできた道。15日310万人戦没者追悼式。天皇陛下は「先の戦争に対し深い反省をして」と述べられたが安倍首相はこの8年、加害責任も反省の言葉も全く触れていない。それどころか積極的平和主義と称して敵基地攻撃能力保有など言い始めている。戦争の悲惨さをほんとに理解しておられるのだろうか。終戦記念日ではなく敗戦記念日であり、なぜ無謀と言われる戦争に踏みきったのか。昭和の時代をしっかり検証、反省して、二度と戦争をおこさない組織、仕組み、考え方の根本を再構築する必要があるのではないか
ワイツゼッカー元西独大統領、「過去に眼を閉ざす者は現在にも盲目となる」
戦後75年スペシャル、女性たちの815、綾瀬はるか戦争を聞くという番組をやっていた。1億総玉砕、女性たちにも特攻志願させる、それを嬉々として受けいれる。広島原爆で黒焦げとなった遺体、唯一溶けない宝飾品で母親と判明した話、筆舌に絶する戦争の悲惨さ、人間の判断回路を停止させ、狂気においやる戦争、一体誰がそのように仕向けたのか。
若手軍人が太平洋戦争をシュミレーション、完全敗北という結論。アメリカを知る山本五十六元帥が1年なら暴れて見せます、その後は保障できません。短期決戦で和平にもちこむべきであったのがそうできなかったのはなぜか?陸、海軍、政府、そして天皇、日本の組織の反省点はどこにあるのか。
(この写真は背面から撮ったもの、こっちを見ているように見えますが)
1945年3月、15歳、陸軍特別幹部候補生だったTさんの話が西日本新聞にでていた。浜松にあった航空技術の教育部隊に入隊して最初に教わったのが切腹の仕方だという。アナ恐ろしや、このような若者を死なす教育が厳然と行われていた。「半沢直樹」も「沈まぬ太陽」も75年前の組織の弊害が綿々と現在にも続いているということ・・・怖いですね・・・・・