有害生物捕獲用のインジケーター作成に九博ボランティアにでかける。この数日、メンバーの関係者にも水害の被害に遭遇した人もいた。量販店が浸水し駐車場が水没状態。娘さんが勤務していて迎えに行ったらしいが店側の対応もちぐはぐだったとか。店への浸水を食い止めるべく客を避難させたり、営業休止処置をとったりなどなど。リスクマネジメントが普段から訓練と共にどうなされていたのか、疑問に残ると言っていた。水の浸水のスピード、車の渋滞、恐怖体験をしたらしい。
30度をこえる酷暑が続いている。断水20万世帯とか、水もなく泥掃除もできず、容赦ない暑さ。ほんとに被災現場は大変だろうが、ただひたすら頑張ってもらうしかない。へんに慰めや見舞いの言葉も白々しくなってくるだろう。
ボランティアの帰り、気になっていた観世音寺のアオバズクの確認にたちよる。写真仲間のYさんが大砲レンズを樹のうえにむけて大汗かきながら奮闘していた。メスの親鳥が洞をでて側の樹に止まっているのが見えた。どうやら雛がかえったのか?洞に雛の姿は見えない。
オスの親鳥はいつもの場所で監視をしている。
メスが羽繕いをしたり首を360度回転させたりしている。Yさん、2~3時間暑い中を汗だくで頑張っているでとか。確か巣立ちまで二十四、五日要すとものの本にかいてあったが雛が巣をでてくるのはもう少し後かもしれない。
しかし被災地への救援はなかなか大変なようだ。ボランティアをどこに派遣するのか、救援物資の中身は何で、それを欲する人はどこにいて、その仕分けをだれがして、誰が届けるのか?現場にいる人でなければわからないことばかりなのであろう。救援マネジメント人材がほんとに必要と思う・・・・