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徒然残日写真録

160320 わが住宅団地に桜二輪開花、青春の門「風雲編」週刊現代10冊分一気読み!

2016年03月20日 | 趣味と交遊

 昨夜の雨で桜の開花が進んだのか?福岡管区気象台の基準木が開花したらしい。日本最速。住宅団地周辺を散策、開花状況チェック。いつものウオーキングコース、団地入り口の桜が二輪開いていた。他のつぼみに連鎖してゆくのか?だが一斉開花は近そうだね

 

  さて青春の門第八部風雲編、週刊現代の1993年7月24日号から10冊分、10月2日号までページ数にして50ページ、一気に読みとおした。シベリアへの不法入国というリスキーな旅立ちの前に伊吹信介は行ったことがない奈良斑鳩の里へ旅立つ。

 シベリア行きにはお世話になった函館の正覚院住職の甥っ子(山川健也)の没地イルクーツクを訪ねるのも一つの目的になっているがその場所を知っているという奈良法隆寺の旅館の主人、袖井誠一郎の招きに応じての斑鳩行きであった。ここでも山川健也が生きているという思いがけない事実を袖井から聞かされる。

 シベリア行きの核メンバー、元新聞記者の西川の友人ルポライター伊庭敬介も西川は殺されたと思っていたのが存命しているという情報に遭遇、その事実を明らかにするのもシベリア行きの目的だったが信介の周辺で終戦前後の日ソ間の暗躍、謀議の秘密がよこたわる。

 やっとヒット曲にめぐまれそうな織江との大阪での再会が「今会えば牧オリエをダメにする」と若いマネジャーに阻止され、結局断念。函館に戻るが船中で公安の安川から袖井という人物も日ソ間の暗躍、謀議、北方領土、漁業権問題の渦中にあるキーマンだと知らされる。

 いよいよもってシベリア行きのリスクの大きさ重さ複雑さが増してくる。青函連絡船の船中であった占い師の予感が当たるのか、期待の11冊目はまたしばらくのお預け。いつ筑紫野市民図書館に次の10冊がつくか不明。

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