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150719 安倍内閣支持率急落37%、1960年安保改定強行可決岸内閣総辞職の再来か?

2015年07月19日 | 辛口ひとりごと

 共同通信社が実施した無作為抽出電話世論調査1008人の回答結果が安倍内閣支持37%、そして不支持が51%と過半数を超えた。この1008人がどのような人達か定かでなく信ぴょう性は不透明だがとにかく支持率危機ラインの30%台に落ちた。これに呼応してか新国立競技場も首相自ら国際公約した今まで見たこともない競技場で皆さんをお迎えします、資金の手当てもできていますと公言して2020年東京オリンピック招致を勝ち取った。その公約を破棄してまでゼロベース見直しを決めた。国際公約とはこの程度のものなのか?しかし先のアメリカ議会で首相が公約した安保法案を今国会でとおすという約束を反故にすることはできないのだろう。

 有権者の20%の支持で80%の議席を小選挙区制のもとで確保して国民の支持を得たと豪語して強引ともおもえる政治を行っている。今朝の関口宏のサンデーモーニング、久しぶりにコメンテイターがしっかり発言していた。55年前、岸内閣の安保改定の議事堂前の反対デモに参加していた東大生の樺美智子さんが死亡、岸内閣総辞職につながった。今回も選挙に行かなかったとおぼしき学生たちはじめ作家、有識者、市民が安保法制強行採決をわがことと感じ「アベ政治許さぬ」のプラカードをかかげ立ち上がっている。あきらかに風向き、空気が変わってきた。

 これから審議が参議院にうつる。政治の暴走を止める良識の府とされる参議院で実のある討議がなされるのか。来年参院選挙がある。6年間身分保障され2000万以上の年俸をとる参院議員たちの政治信条、真偽が問われる。60日ルールとやらで参議院をばかにされている議員たちよ目覚めよである。政党の枠を外して有権者の民意を反映させる代議員として、日本の将来を子供たちの未来を真剣に考える一国民として審議を尽くしてもらいたいものだ。衆院でなされた平行線審議は許されない。いい加減な姿勢で審議に臨んだ議員は確実に来年選挙で議員バッジをはずすことになるだろう。ノー天気、ノンポリ議員はいらない!

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