ずっと懸案事項で残っていた宮若市の清水寺に雲海を撮りにでかける。昨夜雨が降り翌日晴れた日ということで早出しようかなと思っていたが寝不足で逡巡、5時目が覚めて起きだしたのは6時。ぱっぱっとやるべきことをして6時半出発。きよみずでらで名称検索、ナビはすぐ設定できた。自宅から32KM、犬鳴き峠をこえて脇田温泉口をはいっていったところ。標高200Mの高台にある山岳仏教のお寺。1260年前に建てられた真言宗のお寺で本尊は11面観音菩薩。ここの境内からご来光や雲海が見えるということで地元の人やアマチュアカメラマンがよく訪れる。新幹線が走るのも見えるということで雲海と着いた時にはのコラボがねらい目。日の出の時間を少しオーバー、着いた時にはだいぶ日がのぼっていた。
駐車場に5台ほど車が止まっていたが彼らがどこにいるのかわからない。しばしうろうろ。高台から5人の姿がみえた。
残念ながら雲海ではなく濃霧が下界に漂っている。昨日吸い込んだ雨水が田畑から陽にてらされて舞い上がってくる感じ。
マニアらしきおじさんに新幹線はどこを走ってくるのか聞いてみたが霧でおおわれてまったく見えない。なにやら通過する音らしきものは何回か聞こえた。この景観は一昨年訪れた高千穂、国見が丘に似ている。墨絵みたいな感じでいまいちアクセントに欠ける。
しばし寺の方に被写体を求め霧の変化を待つことにする。苔むした階段、太陽を反射する五重の塔。
車にもどり湯をわかす。パソコンでメール、株価などチェック。今まで撮った写真をパソコンにとりこむ。カメラのモニターだけではわからない写真の解像度などチェック。コーヒーをのみミカンを一つ食して再び景観チェック。霧がなかなか晴れないね。
どっしり重く漂っている感じ。ホワイトバランスを電燈にしてとる
結局、雲海と新幹線のコラボ写真は撮れなかったね。再度チャレンジということか。帰路につく。帰宅11時。