4歳になる孫娘が今年の春から幼稚園に元気に通っている。その幼稚園の運動会があり、早く起きて出かける。8時前に娘の家に着いたが本人は初めての運動会とて、イキイキはしゃいでいた。1カ月ばかり練習に励んでいたらしい。幼稚園の近くの小学校のグランドを借りての運動会。開会の10分前、駐車場はすでに車でいっぱい。係の先生が付き添ってきている親に、子供をトイレにつれていき、入場門前に集合するよう何度も促す。なかなか大変だね。上級生の演奏するマーチングバンドでプログラムがはじまり、かわいい子供たちがクラス別に元気に行進、本部前に集合してラジオ体操。園長の挨拶にもみんな大人しく聴いている。開会宣言や宣誓がこどもの代表によってなされたがなかなか堂々として立派。さっそく赤白に別れて玉入れが始まる。小さな手にボールが大きそう。
徒競争が年少、年中組ではじまる。まるで競って走るという意味がわかっていない感じでマイペースでゆっくり走る子や、反対にしっかり手を振り足をあげて走る子もいる。おもしろいね。
年中組全員でのマスゲームのような大きな丸い布をもってテントのようにしたりウエーブを作ったり、真ん中にきらきら光るようなものが置いてあり一斉に丸い布を引き上げると花火のようにまいあがる。なかなか良く訓練されている。年少組がアンパンマン音頭を踊っていたが良くできていた。
運動会の花、クラス対抗リレーがあったがバトンならぬ丸い輪をリレーしてゆくものだが順位がころころかわる。おもしろかったね。
運動会と言えば昼休みに母親がつくってくれた弁当を囲んで一緒に食べるのが楽しみだったがそれはなかった。共稼ぎかなにかでつくれないような親もいるのかもしれないがそんなことへの配慮か。
全員によるよさこい踊り、園歌にのったダンスでプログラム終了。園歌まであるとは思わなかったが創立38年の幼稚園ということ。70近いとおもえる園長が応援旗で走る子を激励したり写真をとったり獅子奮迅の活躍。クラスの先生が園児一人一人にメダルをかけてやり、敢闘賞の袋(絵本など入っていた)をあげていた。閉会の挨拶も園児代表がやったが結構でした。
全体を通じて、園児を立派な大人扱いの演出で結構でした。子供たちもよく吸収して立派に頑張りましたね。あらためて日本の幼児教育のレベルが高いことを痛感した次第。やりおえた孫娘の顔が誇らしげに輝いていました。
4時間半あまり、孫の面倒をみたり、写真を撮ったりで、我々夫婦は、立ちんぼ、空腹でぐったり。みんなで近くのジョイフルにゴー、遅い昼食を楽しんだ次第。庶民の幸せなひと時ではありました。