GATE of VICSION BLOG

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主にドラマ,映画のレビューが中心です.

太王四神記(BS2ノーカット吹き替え版) レビュー #003

2008-10-25 | 太王四神記
太王四神記 #003『毒薬の因果』

ヒョンゴとスジニは国内(クンネ)城でホゲの様子を探っていた。ヨン家に最近、薬売りのふりをした火天(ファチョン)会のサリャンが頻繁に出入りしていた。ヒョンゴの指示で、怪しい薬売りの後をつけたスジニは、ヨン夫人が毒薬を買ったことをかぎつける。
後燕(こうえん)との戦で手柄をたてたホゲが帰還する。世間ではだれもが、ホゲこそがチュシン王になるべく定められた、優れた人物だと噂していた。王の代理でホゲに褒美を届けにヨン家に行ったタムドクは、ヨン夫人に侮辱され、なぜ叔母でもある彼女が自分を目の敵にするのか不思議に思う。
そんな中、王になってから急に体調を崩し始めた父王を心配したタムドクは、薬を探しに神殿の薬草畑へ。そこで神官見習いのキハと再会したタムドクは、キハに王の病状を診てもらうことに。王を診察したキハは、原因は希少な毒物だと告げる。キハはそれが火天(ファチョン)会の毒だとすぐに気づいた・・・。
(引用NHK)

前回のレビュー:太王四神記 レビュー #003


この頃はまだキハは完全に火天会の勢力なんですね.
火天会として天地神堂に侵入し,ホゲがチュシン王の器であるかどうかを調査し大長老に報告すると.

タムドクとの出会いは全くの偶然であって,キハにしてみればなぜヨン夫人のヤン王暗殺計画に火天会が関与しているのか理解できないと.

パソン姉さんは無事に逃げ出して国内城で鍛冶屋(しかも高句麗一)を開いているみたいで安心です.あれですね,あそこで働いているのはきっと国内城の人間なんですね.

やっぱりこの回前半のホゲはみていて笑みがこぼれてしまいます.
もう,キハが気になって仕方がないのね
いろんな意味でがんばれ!ヨン・ホゲ!

改めてみると今回のタムドクの策略はすごく頭のいい方法だとは思えませんね.
といってもよりよい解決策をここで提示できるわけではないですが.

主治医から「ホゲの策略だ」というタレコミがあったからホゲを練武場で包囲して,その罪を晴らすためにヨン夫人に真犯人を見つけてくれと頼む.

ヨン夫人に犯人は自分であると認めさせるのが目的ではなく「自分たちはおまえ達よりも先を行っている」ということを伝えるのが目的だったんですかね.
まあ,認めればその時点で打ち首なり何なりとすればいいわけですが.

タムドクは現時点ではやはりチュシンの星の下に生まれたことは知らないみたいですね.
父ヤン王が「目立たぬように」というのは単に自分を守るためであってチュシン王だからであるとは思ってないのでしょうか.

そうするとホゲのことを「みんな君がチュシン王だといっている」といいつつも「王になるためにはどうすればいい」(これ次回か?)といっているのがどうも.

火天会の目的は神器を集め,チュシン王を利用して世界を自分たちの手に取り戻すことですね.

太王四神記(BS2ノーカット吹き替え版) レビュー #002

2008-10-12 | 太王四神記
太王四神記 #002『チュシンの星

西暦375年。虎族の末裔(まつえい)である火天(ファチョン)会は、かつて神の子ファヌンの降り立ったチュシンの地の神檀樹(シンダンス)の上に阿弗蘭寺(アブルランサ)という祭壇を立てていた。王の誕生を告げる“チュシンの星”が輝くのを見た火天会の大長老は、同時に目覚めるとされる青龍、白虎、玄武、朱雀の四神の神器を捜し出して天の力を手にいれるべく、高句麗、百済などの各地へ兵士を送る。
そのころ、高句麗一の貴族ヨン家では現王ソスリムの妹で、当主ヨン・ガリョの妻の陣痛が始まっていた。一方、王の弟オジジの別荘では、臨月の女性が部屋を抜け出し、チュシンの星輝く空の下、人目を避けるように山の中へ・・・。
星が輝きを増すころ、白虎の神器を守る鍛冶(かじ)職人の一家と、青龍の神器を守るジン城の城主に、火天会の魔の手が迫っていた。また、火天会に攻め入られたサビ城では、城主の妻が幼い娘のキハに、生まれたばかりの妹と朱雀の神器である紅玉を託し、床下に隠れさせた。

10年後、ヤン王となった父オジジの教えを守り、息子のタムドクは愚鈍で病弱なふりをして目立たぬように過ごしていた。火天会に育てられたキハは、神殿に神官見習いとして送り込まれる。
(引用NHK)

前回のレビュー:太王四神記 レビュー #002


というわけで前回の話からの続きを.

四神が東西南北にちりばめられ,ファヌンが自分の無力さを認識し,半ばやりにげ感の残る方法で天界に帰ったわけです.

そしてチュシンの星が輝く夜,つまりチュシン王が生まれたときにそれを迎える四神も同時に目覚めるわけですが,その場所が東西南北なのかという話です.

雲師は百済・チン城,百済は朝鮮半島の南西部にあります.
風伯は高句麗・黒水靺鞨,地図上で見ると朝鮮半島の北にあります.
雨師は高句麗・コムル村,まあ,位置はハッキリしませんが,北東なんでしょう.
朱雀は百済・サビ城,今で言うところの扶余郡というところ.

四神が配置された方角と目覚めた場所を表すとするならば,

四神:配置→目覚め

雲師:東→南
風伯:西→北
朱雀:南→東
雨師:北→西

こうなります.
方角が右回りに90°ずれています.
つまり,ファヌンが治めていた神話の時代とタムドクの生まれた三国時代では方角が違ったと.
それとも決定的な勘違いを自分がしていると.


チュシンの星が輝く日,真のチュシン王が誕生するという.
おそらく,チュシンの星が輝いていたのはその日の0時から24時までですね.

前回の放送を観て,どこかで「ホゲが生まれたときは輝きが鈍かったような」という発言をした記憶がありますが,これは勘違いみたいですね.

昼間でもその存在がハッキリとわかるほどに輝いていたチュシンの星ですが,タムドクが生まれた瞬間によりいっそう輝き,その光を見たヨン・ガリョが「今生まなくては」といった直後にホゲが生まれたと.

つまり,天が示したチュシン王はホゲではなくタムドクであると.

玄武の神器に関して前回こんな事を書いてます.
>火天会であっても玄武に守られているコムル村を襲うことはできなかった

二回目の感想としては,玄武に火天会の手が及ばなかったのは「その光に気がつかなかったから.」だと.
パソンを火天会から守るためになんかスーパーアイテムを使って霧をつくりだしたので,あれの強力版で村ごとというよりも山ごと消していた可能性もありますが.

ホゲの母がなぜあそこまでホゲをチュシン王にしようとしていたのかがわかるような気がしてきました.

スジニがキハを国内城で見かけたとき,お互いに視線でその存在を確認し合っていましたが,あれはやはり姉妹であるゆえんなのでしょうね.

キハはどんなことがあってもスジニを守らないといけない.
この事が終盤で影響してくると?そうだっけ?

キハをホゲが助けたのは火天会の策略だったわけですね.
あれを計画した大長老よりもあのタイミングを正確に計っていたサリャンの方がすごいです.拍手喝采,スタンディングオベーションです.

キハみたいな子に視界の隅でうろちょろされたらそりゃあ,ホゲもタムドクも気になってしまうでしょう.火天会の策略だとは知らずに.ウッヘッヘ

太王四神記(BS2ノーカット吹き替え版) レビュー #001

2008-10-12 | 太王四神記
太王四神記 #001『神の子 ファヌン

西暦384年。2千年間、玄武の神器を守ってきたコムル村の村長ヒョンゴは、チュシンの王をさがし求めて、弟子のスジニを連れて国内(クンネ)城へと旅をしていた。ファヌン様の話をしてほしいとスジニにねだられ、しぶしぶ神話を語り始める。

2千年前、地上は火の力を持つ巫女(みこ)カジン率いる虎族が武力で支配していた。そんな世界を見かねた神の子ファヌンは、3人の守護神とともに地上に舞い降りると、平和の国“チュシン国”を建国する。集まった人々はファヌンの民として平和に暮らし始めた。
だが、ファヌンに世界を奪われたと思った虎族は、ファヌンの民を攻撃し始める。抵抗して戦いを続ける熊族のなかに若い女戦士セオがいた。苦しむ人々に涙するセオの姿に心を痛めたファヌンは、カジンの火の力を奪う決心をする・・・。
(引用NHK)

前回のレビュー:太王四神記 レビュー #001


二回目の視聴です.
なので,新しく気がついたことや再確認できたものなどが中心になるかと思います.

前回のレビューでは見事にとびとび,むしろ#013以降書いていないという状態でしたが,今回はがんばりたい.特に環境が変わらなければああいったことは起こらないと信じたい!


おそらく,前回の視聴では第一回は地上デジタルではなくアナログで観ていたのだと思います.
なので「何ともCGのすごいこと.」「面白くなくなる原因として,「真っ暗な中での戦闘」がありますね.何が起こっているのかわからなくなります.」という批判的なコメントが多数見られました.

が,しかし改めてデジタルで見ると映像のきれいなこと.
ファヌンが結界を張っているところや黒朱雀を鎮めるために三体の神獣が戦うシーンもハッキリくっきり.

CGが意外とすんなりと入ってきたような気がします.
特に神獣の戦闘シーンは何が起こっているのかハッキリわかっておもしろかったです.

>コムル村はファチョン会のためにチュシンの王を探しているの?
そんなことはだれも言っていない上に,そうでは無いという区別も付きますね.
ヒョンゴは「我々がチュシン王を迎える」と発言していて,大長老は「神器を集めて天の力を我々の元に」と発言していますね.

そして,四匹の神獣とファヌンの関係.
ファヌンが天界から地上に降りてくるときに連れてきたのは雲師(青龍),風伯(白虎),雨師(玄武)の三匹.

雲師は雲を呼ぶ力を持ち,風伯は風を起こす力,雨師は水を操る力を持つ.

ファヌンはそれぞれの神獣に東,西,北の地を守り,民と共に暮らすことを命じる.
雲師は東,風伯は西,雨師は北.
これ,2千年後に四神が目覚める場所と関係があるのかと思ったんですが,あまりなさそうな気もします.
その話は次回に回しますかね.

最後に朱雀.
火の力は本来地上にあったもので,人間である虎族が発見したもの.
それを代々,巫女となる人物が受け継ぎ世界を支配していました.
そして,カジンにその力が受け継がれた頃,ファヌンが地上にやってきて虎族の横暴を見るに見かねてカジンからその力を取り上げ,朱雀の心臓と呼ばれる紅玉に封じ込めたと.

朱雀とは元々南方を守る神獣であり,普段は温厚な性格だが,その力は強大で,一度暴走すると鎮めるのは難しいということ.

ということはファヌンは朱雀の強大さ故に意図的に地上に連れてこないで,火の力を封じるために緊急的に心臓を地上に呼び寄せたと.
それとも朱雀は他の神獣とは違い,元々地上で生活をしていたということでしょうか.

太王四神記 レビュー #024

2008-10-12 | 太王四神記
#024『二千年の時を越えて

スジニと再会したタムドクは、「黒朱雀になったら止めてやる」と約束し連れ戻す。スジニがずっと育てていたキハの子どもはアジクと名付けられていた。

火天(ファチョン)会の大長老は、玄武と白虎の神器を奪うためコムル村を襲撃。阿弗蘭寺(アブルランサ)にいるホゲは、キハの真の望みを憂慮しながらも、タムドクが現れるのを待っていた。

やがてアジクが火天会にさらわれ、スジニは取り乱す。タムドクあてに残されていた文には、アジクがタムドクの子どもであり、救いたければ直接来いと書かれていた。阿弗蘭寺に向かったタムドクの軍は、待ち構えていたホゲの率いる火天会と後燕の連合軍と対決する。

一方、阿弗蘭寺の祭壇では、キハが四神のすべての神器を並べ始めていた。
(引用NHK)


さてさて,超遅レビュなわけなので簡単に覚えている範囲で感想と最後まで観て思ったことを.


百済侵攻がタムドクの思うがままになっていたことには驚きを隠せませんでしたね.
「彼の指示に従って,その通りに動けば大丈夫.」といった共通意識みたいなものができているのではないかと.

玄武の目覚めにはじまり,朱雀,青龍,白虎と目覚めていったわけですが,玄武(ヒョンゴ),青龍(チョロ),朱雀(キハ,スジニ)に関しては守り主が基本的に常に近くにいたということでまあ納得でしたが,白虎に関してはチュムチが選ばれたことは意外でした.(人物相関図ですでに知っていましたが)
「神器が代々受け継がれる→守り主の血(地位)が受け継がれる」ものだとばかり.
あれ?シウ族は靺鞨の鍛冶職人村と関係があるんでしたっけ?

スジニが自分が黒朱雀になる可能性があることに気がつきタムドクの元を去ると決めてからのアジクとの隠居生活はもう涙無しでは.

全体を通して説明がされない部分が多かった作品だったようですが,ラストシーンもつくった人しか理解できない仕上がりになっていてびっくりしてしまいました.


最終的に朱雀の守り主として黒朱雀の力を解放してしまったのはキハ.
もし,キハとスジニの立場が逆だとしたらスジニが黒朱雀になっていたということですかね.うーんそれはないような気もします.
神の力が意図的に2人の人間に力を与えるとは思えません.

やはり,朱雀つまり火の力への執着はセオよりもカジンの方が強かったわけですから,2千年前に朱雀の守り主がセオだったとしても,チュシン王の誕生に合わせて転生したキハとスジニでも長い時間の中で守り主がキハに変わっても何ら不思議ではありません.

というよりも,火の力がセオに移ったこと自体ファヌンが独断で勝手にやったことですから,所有権の移動なんて起こっていなかったのかもしれませんね.
スジニはセオが火の力を使えるようになったから,その名残があって守り主と勘違いされたと.

ああなるほど,何となく納得がいきます.
玄武を守り,チュシン王を始めに迎えるヒョンゴがスジニの額に黒朱雀の紋章を見たのは,スジニが黒朱雀になるという暗示ではなく,過去に黒朱雀になったというメッセージだったのかもしれません.朱雀はそのことを他の神獣に伝える必要があったと.


ラストシーン.
タムドクが白い光に向かって歩いていきますが,あれがキハに向かって歩いているという意見もあるみたいですが,どう見ても石碑に向かっているようにしか.神の力を返すんだから.

あの状況を生き残ったのはスジニ,アジク,人間として戻ったタムドク.
タムドクはその後も侵攻を続け,アジクはタムドクの功績を石碑として残すと.

となるとタムドク&スジニのペアはハッピーエンドということですかね.

太王四神記 レビュー #014

2008-07-12 | 太王四神記
#014『難攻不落の城

百済に進軍したタムドクたちは、敵味方ともに無駄な血を流すことなく、昔賢(ソッキョン)城をはじめ、次々と4つの城を陥落していく。
足止めをくらっていたホゲ軍のもとに、やっと騎馬隊が到着するが、キハの姿はない。「すべきことがある」と国内(クンネ)城に戻ったと聞き落胆するホゲ。そこにタムドク率いる軍がすでに4つの城を落としたという伝令が入る。タムドクの伝言を持ってきたヒョンゴンは、引き返す百済の援軍の後を追うようホゲに伝える。力をあわせて、関彌(クァンミ)城を攻めるのだと訴えるが・・・。

宮殿ではヨン・ガリョと3部族長たちが集まっていた。自分たちの知らぬ間にタムドクが出陣して次々と戦果を収めている一方で、ホゲの軍に動きがないことについて話していた。
神殿に現れたキハは、不思議な力を使って大神官と2人きりになる。キハは、身ごもった子どものために再び大地の母になるのだと告げ、「天地神堂を手に入れる」と迫る・・・。(引用NHK)


#024にまとめ

太王四神記 レビュー #012

2008-06-22 | 太王四神記
#012『戦いの準備

一時的に王の座についたタムドクは、勝負に負けて従うことになったチュムチらシウ部族に、部族の土地を取り返してやると約束する。
ホゲは貴族会議で百済への進軍を表明。タムドクは百済との戦を有利に進めるためには、まだ先に手を打っておくべきことがあると反対するが、重臣たちはタムドクが戦を恐れているだけだと反論。タムドクは、ホゲたちを止めることはできないと悟る。
高句麗の民の命を無駄にしないためにもホゲ軍を勝たせたいタムドクは、秘密裏に自ら戦場に出る戦略を立てる。まずは、4万もの兵を率いて出陣したホゲ軍を足止めさせる必要があった。

タムドクはスジニに、勝手にヨン家を探りに行ったりするのはやめろと諭す。キハへの非難を口にし始めたスジニに、タムドクは声を荒げ、苦しい胸中を明かす。

一方、眠りから目覚めたキハは、「生きる理由ができた。タムドクに会って確かめねば」と口にする・・・。(引用NHK)


カウリ剣を生き延びたタムドクは真のチュシン王が判明するまで王座に就くことになりました.

チュムチの斧をよけるシーンはかっこよかったなあ.

目覚めた神器は朱雀と玄武.
朱雀はホゲをチュシン王として仕え,玄武はタムドクをチュシン王だとしている.
天の声はタムドクに向けられているが,天地神堂は白虎と青龍を目覚めさせた者にチュシン王の資格があると判断.

で,青龍の回収が始まります.

青龍が目覚めたのは(目覚めたのか?)百済の関彌城.

ホゲ軍は百済侵攻を決意.
タムドクはホゲをバックアップするかのようにみせ,関彌城侵攻作戦を計画する.

と,書いても「へぇ」て感じです.
とりあえずタムドクが頭がいいということだけはわかります.

作戦成功のためには先生!の働きが重要であることも.

NHK公式の人物相関図も更新されました.が,もう少し細切れにできないんでしょうかね.先行しすぎです.

太王四神記 レビュー #011

2008-06-22 | 太王四神記
#011『天の裁き

ヤン王殺害犯調査のため、貴族たちが神殿に集まる。ヨン・ガリョの企みどおり、部族長たちはタムドクが犯人だと信じていた。そこにチュモ神剣を携えたタムドクが現れる。
タムドクは、ヤン王を殺した理由をキハに尋ねてくれと大神官に頼む。だが天に仕える身で朱雀の守り主に聞くことはできないという。キハはタムドクに向かい「直接聞いてくだされば、答えましょう」と話をしようとするが、ホゲがその言葉をさえぎり、“カウリ剣”でタムドクの罪を問うべきだと要求する。

天の力で罪人を見極める方法とされる“カウリ剣”。心臓に剣を突き刺し、無実なら生き延びるというものだ。だが現実には助かったものなどおらず、都合よく敵を葬るために使われてきた。重臣たちが口々に賛同の声を上げるなか、タムドクは自ら“カウリ剣”の裁きを受けると手を広げる。チュモ神剣を手に進むホゲ。すると突然キハがチュモ神剣を奪い・・・。


#012にまとめ

太王四神記 レビュー #010

2008-06-22 | 太王四神記
#010『雨に流された絆

ホゲはタムドクがまばゆい光とともに消えた不思議な出来事の夢を見て飛び起きる。ホゲが部屋を出ようとするとキハが剣を突きつけ、タムドクを殺したのかと問う。

そのころ、コムル村で目覚めたタムドクは国内(クンネ)城に向かおうとする。引き止める村人たちは、国内城ではタムドクが王になるためにカクタンを使って父を殺したと噂になっていると伝える。父ヤン王の死も、キハが父を殺したというカクタンの最後の言葉も信じられないタムドク。自分を“王"と呼ぶ村人たちに対し、キハと暮らすために国も父王も捨てようとした自分など放っておけと言い捨てて村を後にする。

宮殿では、ヨン・ガリョがタムドクの称号はく奪と逮捕を命じ、新王が決定するまで国事は部族会議で決定すると宣言していた。

神殿で父王の亡骸(なきがら)を前に涙を流すタムドクに、大神官が最期の状況を語る。証人だという近衛兵からも、王を殺したのはキハだと聞かされたタムドクは・・・。


#012にまとめ

太王四神記 レビュー #009

2008-06-01 | 太王四神記
#009『玄武の目覚め

スジニや絶奴(チョルロ)部族のセドゥルたちに助けられたタムドクだったが、火天(ファチョン)会の狙い通り、タムドクに息子を殺害されたと信じる3部族長たちはヤン王側と完全に敵対することに。タムドクがセドゥルたちと応援を求めてテジャ城へ向かったころ、宮殿には火天会の軍が攻め込んでいた。第3近衛隊長カクタンはヤン王を霊廟(びょう)に避難させ、駆けつけたキハに王を託して戦いに出て行く。王と2人きりになったキハは、タムドクと一緒に遠くへ逃げるよう説得。だが王は、チュシン王になる運命を背負ったタムドクを逃げ出させるわけにはいかないと、霊廟(びょう)に祀(まつ)られていたチュモ神剣を手に取り…。

タムドクとセドゥルたちはテジャ城に到着するが、ヨン・ガリョの家臣チョ・ジュドに言いくるめられた城主に入城を拒否される。無防備なタムドクたちを取り囲んだホゲの軍は、攻撃を始め、ホゲの放った矢がタムドクの肩に突き刺さる。(引用NHK)


前回結構動いたんですね.
結局,部族長の息子達は殺されたのか火天会に.それで内乱寸前状態.

王とタムドクを出せと.

王はカクタンによりキハと共に霊廟に避難.
そこでタムドクを守るために,キハをタムドクから遠ざけるために自害.
カクタンにチュモ神剣と遺言を残します.

一方タムドクはテジャ城に.
ホゲ軍に追い詰められて,戦闘開始.

ホゲとタムドクの戦いはかっこよかったんですが,ヒョンゴ達が到着してからの温度差がなんとも.

結局ボコボコにされたタムドク達ですがすんでの所で玄武覚醒.

「チュシンの王が胸の焼けるような憤怒を覚えたとき,玄武の神器が目覚める.時が止まり,そのとき唯一目を覚ましているものが,真のチュシン王であろう.」

そんな言い伝えがあったのか.
「コムルは高句麗の歴史に介入できない」とか言ってるあたり,ヒョンゴは玄武の神器を持ち歩いているだけで,守り主だという自覚が実はないんじゃないかと思ってました.

「最初にチュシン王を迎える役目」「やっと見つけた」あたりだとやっぱり自覚はあったんでしょうか.
結局,言い伝え通りチュシン王を最初に「守り主」として迎えたのは玄武になったわけで,歴史が正しく進んでいるということなんでしょうか.

カクタン死んだ!チュモ神剣が肩に刺さったのはかなり痛いぞ.
あれはキハがやったんでしょうか.キハの念とチュモ王の力が同時に働いたと思うんですが.

やっぱり最後のタムドクの笑みは「勝利」ではなく「ふざけるな」ですかね.

太王四神記 レビュー #008

2008-05-25 | 太王四神記
#008『張り巡らされた罠

キハとともに部族長の息子たちを探しに行ったタムドクに、護衛のはずの騎馬隊が自害を迫る。駆けつけたホゲは、タムドクが二度と姿を現さなければよいのだと告げて去る。難民村でキハはタムドクへの愛を告白し、2人は長年の思いを遂げる。翌朝、王を救って戻ると置手紙をして出て行ったキハだったが、火天(ファチョン)会に連れ戻されてしまう。戻ったキハを見てうれしそうなホゲに、キハは…。
キハの依頼でサリャンは、チュムチ率いる庸(よう)兵団を雇う。王の味方である絶奴(チョルロ)部の黒軍選手たちを牢(ろう)から救出し、タムドクを絶奴部へ連れていけと命じる。だが、サリャンの動きはすぐに大長老の知るところに。

ヨン・ガリョは3人の部族長たちを扇動し、謀反を起こさせる。宮殿を3部族の兵士たちが取り囲んだ状態でヨン・ガリョはヤン王に直談判し、王位を捨てるよう提案する。

一方、難民村のタムドクには火天会の兵が迫っていた。(引用NHK)


見事に見逃しました

NHK公式の真ん中のスジニの写真はどういった状況なのでしょうか?

太王四神記 レビュー #007

2008-05-25 | 太王四神記
#007『都を追われて』

3部族の部族長の息子たちが何者かにさらわれる。ヨン・ガリョは部族長たちを集めると、王がタムドクの即位に反対させないために人質に取ったと信じさせ、キハに“朱雀の心臓”の守り主としてホゲがチュシンの王だと証明させる。そのころ、朱雀の神器の守り主とチュシンの王が出会ったという報告がコムル村に届き、ヒョンゴは集会を開く。朱雀の神器の守り主らしき女性が、悪なる火天(ファチョン)会の大長老と一緒にいたという報告を聞き、村人たちはざわめく。守り主はスジニではなかったのか。

新王即位式に出るように言われたタムドクは、父ヤン王にホゲを王にすべきだと告げる。ヤン王はタムドクに、彼もまたチュシンの星のもとに生まれ、母親はタムドクを守るために命を落としたという事実を明かす。
王は神殿で即位式を始めようとするが、息子を誘拐された部族長たちは抗議を続ける。
一方、誘拐事件を知ったタムドクのもとに、心配したキハが駆けつける。(引用NHK)


コムル村では火天会は悪なんですね.

そうか,スジニの額に朱雀の紋章が現れているんだからキハが守り主ではないという証明ができるのか?
それともキハにも朱雀が刻まれているんではないですかね.

太王四神記 レビュー #006

2008-05-11 | 太王四神記
#006『陰謀の序曲

撃毬(キョック)の試合で、公平であるべき太子タムドクが一部族の黒軍の選手として参加したと判明し、場は騒然となる。王はタムドクを霊廟(びょう)に閉じ込めるよう命じ、スジニと黒軍の選手たちはヨン家の牢(ろう)に投獄される。
タムドクは監視役である第3近衛隊のカクタンと勝負をして勝ち、霊廟(びょう)を抜け出すとヨン家へ向かう。そして黒軍選手たちの釈放を求める代わりに、ヨン・ガリョにある約束をする。
2人の話を盗み聞きしていた火天(ファチョン)会の大長老は、ヨン家に取り入るため、まずはホゲの心をつかめとキハに指示。美しい姿でろうそくに火を灯(とも)すキハをホゲが見つめていると、隣室ではヨン・ガリョと大長老が見守るなか“朱雀の心臓”が光りだす。同時刻、牢(ろう)で寝ていたスジニに一瞬、前世の黒朱雀の記憶が蘇る…。

宮殿の貴族会議では、重臣たちがタムドクの太子廃位を主張。すると王は大神官を呼び出し、タムドクの出生の秘密を語らせる。(引用NHK)


やるなあ,パパ.

前回のレビューで大長老が勘違いする経緯を「偶然タムドクとスジニが近くにいたから」だと予想しましたが,どうやら違いますね.

火天会はチュシン国を手中に入れるためにチュシン王に取り入らないといけない.
そのため,タムドクが太子の座を退き,ホゲが太子となってしまってからでは取り入る隙がなくなる.
そこでキハの朱雀の守り主としての力を利用する.

ヨン家に朱雀の心臓,キハと共に向かったわけですが,そこで朱雀の神器が光り輝くわけです.
なるほど,たしかにあの場所にはタムドクはいませんね.なので予想はハズレ.

ならばやはりキハに反応しているのか.
事実,朱雀の心臓は元々カジンのものなので,キハがその力を使える&反応するのも納得がいきます.

でもここはあえて言います.
あれはスジニの危険を察知して光ったんだと.
撃毬大会で光ったのはタムドクが近くにいたからだと.

カリョは貴族会議でタムドクの行為を非難,ホゲを新しい太子にしようとしますが,そこに天地神堂の大神官が登場.
17年前にチュシンの星が輝いた夜,チュシン王として生まれたのはタムドクであること.天地神堂がチュシン王として認めることができるのはタムドクだけであると証言する.

で,失敗.カリョは火天会と手を組み,ホゲをチュシン王,キハを朱雀の守り主であることを部族長達に披露するわけですな.
そう,キハが朱雀の力を使えないわけがないんですよ.元々カジンのものなんだから.
キハは後ろ姿がきれいなんだけどなあ.

それよりもタムドクとホゲが17であることに改めてびっくりです.
絶対に嘘としか思えない.
そうするとキハは21とか22ぐらいですかね.

やっぱりタムドクも自分がチュシンの星の下に生まれたことはしらないんだね.

ヒョンミョンとヒョンゴが神器のこと話してたけど,青龍,朱雀,玄武のことはいいとして朱雀が話題にあがらないのはどうしてでしょう.

知らないわけではなくて,火天会が持っていることを知っているからなのか.それともあれは伝説の話をしただけだからなのか.
スジニを育てるとき,国内城に向かうときに,黒朱雀の話をしていたから知らないわけはないか.

キハの立場もやっと理解しはじめました.
キハはあくまで火天会の人間で,国内城に火天会が介入するために神官になった(させられた)わけですか.


あれ,火天会の目的はチュシン王の確保・支配?
現時点でホゲがチュシン王だと大長老は思っているわけだから各部族長の息子を拉致して即位に賛成させようとしていると思わせるのはなぜでしょう.

もし本当にホゲがチュシン殴打とすればタムドクは自動的に王座を退くはずです.ならばあんな方法をとらなくてもいいのではないのか.

あの時点でタムドクこそがチュシン王だと認識したならば王家に取り入ればいいんじゃないですかね.

あのよくわからない儀式でもチュシン王と朱雀が目覚めた雰囲気は全くなかったですし.なんかヴァーッ!て出てくるのかと思ったら,拉致シーンだけだった.

だってチュシン国の復活を願っているなんて嘘でしょう?
本当は高句麗(チュシン国)の実権を握りたいだけなんでしょう?

うーんよくわからん

太王四神記 レビュー #005

2008-05-06 | 太王四神記
#005『決勝戦の行方

国中の貴族が観戦する撃毬(キョック:馬上で行う球技)大会。ホゲはこの大会で優勝し、自分こそが王に相応しいと万人に認めさせる気だった。ホゲ率いる黄軍は青軍に圧倒的な勝利を収め、あとは翌日の試合で黒軍に勝つだけになる。だが、大衆に紛れてスジニと一緒に試合観戦していたタムドクが不正に気づく。それを聞いたスジニは、試合を終えた黄軍の兵士たちのもとへ。不正をばらされたくなければ、金をよこせと脅すが、逆に兵士たちに襲われる。そこにホゲが現れ、そしてタムドクもやってくる。

観客席にいた火天(ファチョン)会の大長老は、ホゲが勝利の雄たけびをあげたとき、“朱雀の心臓”が淡く輝きだしたのに気づく。大長老はホゲ、そして王の席の近くに控えるキハに目をやり、2人が揃った場所で光りだした神器に、ホゲこそが予言のチュシンの王だという確信を強める。ちょうどそのとき、タムドクが目の前を通り過ぎたことなどには気づいていなかった。(引用NHK)


スジニがホゲに若干お熱です.
というよりも国内城中の女性がでしょうか.

たしかにあれだけバッタバッタと青軍をなぎ倒していけばかっこいいかもしれません.

それでも倒すたびにキン!やらチン!と明らかに金属x竹筒ではない音が聞こえていては疑われるのは仕方がないですね.

結局タムドクにばれてしまったわけですが,どうやらホゲの差し金ではなかったみたいで,部下が自分のために勝手にやったということになって言うんでしょうか.

大長老は朱雀の心臓が光り出したのを観てキハが守り主であって,チュシン王はホゲだと確信したようです.確認するためにキハをつれてヨン邸に向かうみたいですが,あの様子からすると偶然タムドクとスジニも近くに来て心臓が反応するってオチじゃないのかしらん.

太王四神記 レビュー #004

2008-04-29 | 太王四神記
#004『王になる条件

ヨン家を訪ねたタムドクはヨン夫人自殺の経緯を語る。タムドクの言葉に耳を貸そうとせず取り乱す息子ホゲを止め、ヨン・ガリョは静かに話を聞く。タムドクの巧みな戦略に、今までタムドクの愚鈍なふりにすっかりだまされていたと知り、ホゲに、誰もがホゲを王の器と認めるときまで待とうと話す。
ヤン王は、ヨン家に自らの聡明さを知らしめてしまったタムドクの身を案じ、激怒する。タムドクは、なぜヤン王の妹であるヨン夫人が王や自分を憎んでいたのかと質問する。王はヨン夫人が自分を兄と認めなかった事情を語り始める・・・。

時は過ぎ、青年になったタムドクは、連日宮殿を抜け出しては遊び歩いていた。ある日、賭場でスリを働く少女スジニを目にし、興味を持つ。(引用NHK)


タムドクが賢いことがヨン・ガリョに知られましたね.
依然としてタムドクも王の星の下に生まれたことは誰も知らないんでしょうか.
実はタムドクも知らないのではと思ってしまいます.

なぜ,自分は目立たないように生活しないといけないのか.

と,時は過ぎ成長したタムドク達.
ホゲは撃毬大会で活躍する馬面のおじさnお兄さんに.
タムドクはペ・ヨンジュン連日連夜待ちに繰り出す青年に.
キハは神官.
スジニは博打,スリで生計をたてていた.

しかし,タムドクはずっとかっこいいですね.
キハが王候補のホゲではなく,タムドクに惹かれるのも仕方がないですよ.これは
あえてキハの成長ぶりには言及しません.

なんといってもスゴイのがヒョンゴ&スジニのコンビ.
知らないとはいえチュシン王に如何様をはたらきましたよ,こいつら.
あの落ち方は酷いもんです.
まじめなヒョンゴはどこに行ったのやら.
スリはだめだけど如何様はいいのか
さすがにあれはばれるでしょう

撃毬大会
ああ,人数の多いポロのことですか.
ルール知りませんがスティックで敵陣営を殴り倒すのはアリなんですね.何とも豪快なルールです.

太王四神記 レビュー #003

2008-04-20 | 太王四神記
#003『毒薬の因果

ヒョンゴとスジニは国内(クンネ)城でホゲの様子を探っていた。ヨン家に最近、薬売りのふりをした火天(ファチョン)会のサリャンが頻繁に出入りしていた。ヒョンゴの指示で、怪しい薬売りの後をつけたスジニは、ヨン夫人が毒薬を買ったことをかぎつける。
後燕(こうえん)との戦で手柄をたてたホゲが帰還する。世間ではだれもが、ホゲこそがチュシン王になるべく定められた、優れた人物だと噂していた。王の代理でホゲに褒美を届けにヨン家に行ったタムドクは、ヨン夫人に侮辱され、なぜ叔母でもある彼女が自分を目の敵にするのか不思議に思う。
そんな中、王になってから急に体調を崩し始めた父王を心配したタムドクは、薬を探しに神殿の薬草畑へ。そこで神官見習いのキハと再会したタムドクは、キハに王の病状を診てもらうことに。王を診察したキハは、原因は希少な毒物だと告げる。キハはそれが火天(ファチョン)会の毒だとすぐに気づいた・・・。(引用NHK)


なるほど.(最近そればかりですが)

キハが一番年上だと思ってみているとそう思えてきますね.
確かにホゲよりは若く見えますが,タムドクとスジニよりは年上です.

キハが書庫から帰るときに石みたいなものを投げつけたのはサリャンですか?あのシーンは意味がちょっとわかりづらかったです.
それにしてもキハのサリャンに対する口調は若干違和感がありますね.立場的には大長老>キハ>サリャンなんでしょうが,キハの立場もかなり微妙なところです.

さて,今回のメインパートはヨン夫人によるヤン王暗殺未遂なわけですが,彼女はばれないとでも思ったのでしょうか.あの金塊を渡したらどう考えても足が付きます.
それともあの金塊が渡ることは知らなかった.
医者の生首が出てきたのにはびっくりしましたが.

靺鞨の鍛冶職人の村は国内城下に移り住んだんですかね.あれだけの人が生き残ったみたいで良かったです.

タムドクと神殿の薬草畑で出会ったキハはヤン王の診察に向かうわけですが,そこで火天会の毒による暗殺未遂を暴きます.
この後,大長老やサリャンに暗殺の手引きを火天会がしているのかどうかを問い詰めますが,これは知らなかったことなのでまあいいでしょう.
でも,ハッキリと覚えていませんが,完全に火天会側の人間だなと受け取れる発言もありましたよね.確認しよう.

それにしても,キハのことをタムドクは友達程度にしか思ってないかもしれませんが,ホゲのあの気になる光線がもう
がんばれとしか言えません.

「真の王たるもの,毒の力を使ってはいけません.」
かっこいいです

ヨン夫人の自殺によってホゲとタムドクの間に大きな亀裂が走ったわけですが,個人的にはもうちょっと仲のいいままでいて欲しかったです.
来週からは青年編にはいるみたいですが.

タムドクはホゲが王の星の下に生まれたことを知っているみたいですが,タムドクもその日に生まれたことをみんなは知らないんですね.知ってるのはヤン王と近衛兵だけでしょうか.

転生前はセオ/ファヌン/カジンでしたが,現代ではタムドク/キハ/ホゲになるんでしょうか.今のところスジニがアウェーで残念です.

若干ネタバレ


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これから先,スジニとキハどちらが朱雀の神器の守人なのかという話が絡んでくるわけですが,セオ→スジニ,カジン→キハという関係,セオが黒朱雀を生んだ事からすると,“朱雀”の守人はキハなのですかね.
あそこでもしセオが暴走しなければ,火の力を正しく使えたのはセオなのかもしれませんが,カジンというよりも火天会が成長したという点ではキハが正当後継者であってもおかしくはない気がします.
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火天会の目的は真のチュシン王を見つけ出し,チュシン国の復活を阻むこと,コムル村の目的は,チュシン王を見つけ出し,チュシン国復活に手を貸すことですね.
けど,どんな理由にせよヤン王暗殺がチュシン国復活の障壁になるとは思いませんが.
ん?ヤン王暗殺→タムドクによる摘発→世間の反応→タムドクの失脚→真のチュシン国復活せず,というシナリオですか?

予告のキハがあ