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FRINGE / フリンジ レビュー S1#001 #fringeJP

2010-11-23 | 海外ドラマ
S1#001『フライト627』Pilot

国際線旅客機627便が、ボストンのローガン国際空港に自動着陸。機内では、乗員・乗客全員の肉体が溶け落ち骨だけになっていた。FBI捜査官のオリビア・ダナムは、密かに交際中の相棒ジョン・スコット捜査官と共に本件の捜査に加わるが、捜査中、ジョンが瀕死の重傷を負ってしまう。必死の思いで救い主となる人物を探すオリビア。たどり着いた先は、ウォルター・ビショップ博士という、フリンジ・サイエンス(非主流科学)の実験を行っていた人物だった。
(引用:Super!dramaTV)


えっと,先行放送で観ました.
本日,第1話の放送ですが,その前にレビューしておきます.


作品としては,J.J.エイブラムスが企画・製作総指揮をつとめる『X-ファイル』といったところ.

まあ,『X-ファイル』はシリーズの根幹に“エイリアン”があったわけですが,同じ超常現象を扱っていてもこちらは“フリンジ・サイエンス:非主流科学”.
早い話がエセ科学ですよ.

主人公オリビアが627便の事件をきっかけに全人類を対象にした“パターン”と呼ばれる非主流科学の大実験に巻き込まれていく.というところなんでしょうか.

TV.comでの評価は10点中8.8

では第1話



627便の捜査中に,交際中のスコット捜査官が爆発に巻き込まれ,皮膚が透けてしまうという症状が現れる.
スコットを助けるため,捜査を続けたオリビアはかつて“アインシュタインの後継者”と呼ばれ,国防総省で研究を行っていた非主流科学の第一人者,ウォルター・ビショップ博士に辿り着く.

もうこの時点で飛行機事故から話が逸れ,スコットを救う方法を探す話に.
博士の息子,IQ190の天才・ピーターをうまくちょろまかし,ビショップ博士を捜査に協力させたものの,具体的にこうすれば解決といったわけではなく,最終的に意識の共有によって一連の事件の関係者がスコットであることが分かるという展開.

こう書くと,面白味がないように思えますが,捜査の過程で浮かび上がってきたマッシブ・ダイナミック社と全人類を巻き込む非主流科学の大実験“パターン”の関係が大切.
これを紹介するためには627便はちょっと脇に置いておく必要があったんですね.

そして終盤.
冒頭で627便事件の担当者となった国土安全保障省のフィリップ・ブロイルズ捜査官がパターンの捜査に関係していたため,オリビア・ダナム,ピーター,ウォルター・ビショップ,そしてオリビアの補佐官であるアストリッド・ファーンズワースによる「Fringeチーム」が結成されるというのが第1話.

うーんそれでも,いつの間にか627便が脇に追いやられたのは残念.
彼氏が透明化したのなんて若干どうでもよかったんですが・・・
627便の話は後々やってくれるのかな?

個人的にファーンズワース捜査官が一押しです.出番が多いと嬉しいんだけど,脇の脇といったポジションっぽいなあ.残念

この先は,フリンジ・チームとブロイルズ捜査官の関係が,X-ファイル課とスキナー副長官のような関係に?
状況が全然違いますが.



とりあえず,チームが結成されたので,第2話から少しずつパターンの捜査が始まっていくと思うとそれに期待です.

本国では既にシーズン3の中盤.
実は日本でもシーズン2まではDVD&Blue-rayで発売されています.
そういえばそんなのあったなといった感じです.

で,ちょっと小ネタ.どちらも架空のサイトですが,こういう根回し.

劇中に登場するマッシブ・ダイナミック社のウェブサイト
Massive Dynamic: What Don’t We Do?

パターンの証拠を集めたウェブサイト
CASE__0091: EVIDENCE_0001

で,もっと面白い情報はないかと探していたら,S3#053に『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のブラウン博士でおなじみ,クリストファー・ロイドがゲスト出演ということで,スパドラさんにはがんばってもらわなくてはいけません.

オリビアも美人さんですし,来週からが楽しみですよこれは.

とりあえず,先行放送は字幕だったから,吹き替えで観ることにしようっと


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