GATE of VICSION BLOG

BLOG版GATE of VICSION
主にドラマ,映画のレビューが中心です.

Stasis pod and Ayiana

2008-07-09 | スターゲイト テクノロジー 総合
つい先日,AXNSG-1ベルト放送でSG1 S6#114『凍結人間』が放送されました.

そこで少々思うことがあったので久しぶりにSGテクノロジーで雑談でもしてみようかと思います.

例によってあら探しです.
根拠のない話を展開します.


さて,『凍結人間』で南極の氷の下から発見された女性アイアナはアトランティスシーズン1をごらんの皆さんなら承知の通り,SGA S1#001『発見!アトランティス 前編』の冒頭,南極にたったひとり取り残されたエンシェントです.

ここでおさらい.
エンシェントは天の川銀河で発達し,種をまき,ある程度の進化をみたところでペガサス銀河に飛び立ち,新しい種をまくが,レイスの誕生という不測の事態に対応しきれずにアトランティスを残し一部が地球に逃げてきました.
で,よかったですよね?

さて,アイアナは文字通り氷の下から発見されたわけですが,アイアナの死とエンシェントの避難時期は大きくずれがあるとみてもいいでしょう.

エンシェントにはSG1 S7#154『失われた都市 後編』,SGA S1#015『眠りにつく前に』からわかるとおり,冷凍保存(Stasis pod)というテクノロジーがあります.銀河間航行エンジンを所有している種族です.
冷凍保存技術も早いうちから獲得していたかもしれません.
また,南極のコントロールチェアのある部屋にはポッドが設置されているわけです.

では,なぜアイアナはポッドの中からではなく,離れた場所の氷の下から発見されたのか.また,如何にして体を若い状態に保つことができたのか.

因みに,エンシェントのポッドは生体活動を完全に停止させるわけではなく,老化を遅らせるだけのようです.なので,ウィアーも3,300年で年を取ったと.

#114でアイアナは進化の過程のエンシェントだと予想されてます.正確には人間と枝分かれした種族だと.
個人的にはエンシェントのホームギャラクシーは別にあると思っているんですが.

と,ここまで書いておいて疑問.
そもそも完全に凍らせたら,つまり凍死させたら人間って劣化するんですかね.
その結論次第でこの議論が左右されます.>調べておきます.

まあ,なぜアイアナがゲイトとも前哨基地とも離れた場所から発見されたのかはよくわかりませんね.
ポッドがなかったにしても,南極のど真ん中に彼女ひとりをおいていくエンシェントもエンシェントですし,1人ではポッドに入れないにしてもそんなものある意味がないですし,散歩中に猛吹雪にあったとしてもさすがエンシェントとしかいいようがない.
うまく辻褄が合う理由を誰かヘルプミー.

もしかしたら覚えてないだけでこんな事解決していたかもしれません

エンシェントの文字について

2007-03-18 | スターゲイト テクノロジー 総合
エンシェントの文字が初めて登場したのはSG1 S1#011『一人ぼっちの星』当時はまだ、言語として成り立たせているわけではなく、ただの記号として置かれていたらしいです。

ストーリー上本格的にエンシェント探しを始めた頃から、意味の無い記号の羅列では無く、文字としてその役割を果たすようになったそうです。
その時作られたのがこの組み合わせ。

フォントのダウンロード:The Ancients alphabet

すべて確認したわけではないですが、シーズン8以降はこの法則にしたがって書かれています。

ここからわかることは、エンシェントが使っている文字はアルファベットが25文字、数字が10文字の合計35文字です。



作中登場したエンシェントの文章を翻訳したものを一部ですが紹介します。
・SG1 S8#161『危険な隣人』Affinity
ザ・トラストからダニエルに送られた文章
『Actual words are hard to deciph so thisll work』

・SG1 S9#175『アヴァロン 前編』Avalon Part 1
ダニエルが解いた謎々の文章
右『The universe is infinite』
左『The treasure is in this pot』
ミッチェルの解いた謎々
『Reflect on the Eightfold Path』

・SG1 S8#171『銀河大戦争 後編』Reckoning Part2
セルマクとカーターがダカラの遺跡に刻まれている文章を解読する時に、「逆さにすると別の単語になる」と言っていますが、逆さにして翻訳可能な文字は「O」「L」「JとR」の組み合わせだけです。
セルマクによればあの文字は「かなり古いもの」らしいので翻訳できるのかもしれませんが。

・アトランティス
ゲイトルーム正面の大階段に刻まれているのは、訪問者への歓迎の言葉とアトランティスの紹介。
上から2段目の文章
『A hearty welcome to those of other worlds』
このセット、シーンによって文字の向きが逆になっている時があります。



オニールがエンシェント化したときに話した単語もあります。
たとえば
・Cozarsはleg
・AtlantusはAtlantis
・Fronはhead
です。
エンシェントの使用している記数法は8進なので、規則性があるかと考え、検証してみましたが、決定的な答えが見つかりませんでした。



お待たせしました。
待たせたくせにこんなものですみません。
本編を観ながらいろいろと調べてみましたが、結局のところ「よくわかんねぇ」というのが本当の感想です。

エンシェントの単語を英語に翻訳するキーがあると思ったのですが、それが発見できなかったのは残念です。

スターゲイトについての考察ですが、気が向いたときに書いてる状態なので、いつになるかわかりません。まとめて出すよりも、関連エピソードがあればレビューと合わせて掲載する方向になるかもしれません。
(3/19追記)
記事にしました。

ゲイトシステム

2006-11-06 | スターゲイト テクノロジー 総合
あー!
壮大な勘違いをしていたかも。

ここの本店に掲載している、アドレス分類法の考察を読んでたんですが、一部ありえない仮定を。
今冷静に考えれば当然のことですが。
で、ここ↓

まずゲイトの全体数を考えたい。単純に考えて、シェブロンの数は39個、このうち一つはその星を表す記号のため、アドレスに使用するのは38個と考えることができる。ここから求められるのは『38の6乗=3,010,936,384』。つまり宇宙には約30億のゲイトが存在すると仮定できる。

すごいですね30億。自分でもびっくりデス。
何が間違っているんでしょう。そうです「38^6」です。
SG1 S7#143『命の泉』では、アヌビスの母星を特定するためにモニターに5つの星座が描かれていました。
ゲイトの位置を特定するためにその星を立方体の中に収めた時ちょうど各辺に見えている星座を利用していることになります。
実はそんなことは解ってましたが。
なので1つのアドレスに同じ象形文字が2回使用されることはないわけです。ついでに言えば6つの正座を各辺に配置した時、その組み合わせが崩れることはないはずですので、単純に38個の中から6つを選ぶ組み合わせを考えればいいはずです。
つまり正しい数式は

『38C6=2,760,681』

なんと276万!?そんなばかな。想像以上に少なすぎる。なんなんだこの落差は。本当にあってるのか?もう少し考えたほうがいいかもしれません。

動画を静止画にキャプチャする方法を教えてください。

アトランティス 考察

2006-11-05 | スターゲイト テクノロジー 総合
モリーさん別館のアトランティスでも記事になっていますが、こちらでも考察記事を。
とりあえず情報はSGA S1#005『スパイ疑惑』までです。
今後、更新する可能性もあります。そのときはまた上げますので。



歴史
アトランティスが建造されたのは、エンシェントが太陽系地球を拠点にゲイトネットワークを構築し、種を撒いていた頃。現在の南極にありました。
この点は不確かですが、都市自体が船の機能を持っているので、アトランティスの置かれている惑星に移住する前に別の銀河で種を撒いたり、地球に落ち着く前に別の銀河で活動していた可能性もあります。SGA S1#001のホログラムではそこまで推測できません。


地球からの旅立ち
理由は定かではありませんが、天の川銀河である程度の進化が見られたので別の銀河に移住した。疫病が蔓延したので退去を余儀なくされた可能性もあります。ゴアウルドの発生も可能性としてはありますが、エンシェント文明よりもかなり後の話になるような気もします。


都市の形

これが本題ですね。モリーさんは「雪の結晶ではないか」と仰られています。対して自分は「ゲイトアドレスをが6つなのでそれを表している」と考えました。
うん、単純に考えてみれば雪の結晶の可能性は高いです。ここで簡単に雪の結晶について説明すると。結晶は大きく分けて「角板結晶」「扇状結晶」「広幅六花結晶」「星状六花結晶」「樹枝状六花結晶」「羊歯状六花結晶」に分けられます。詳しくはないですが。

特に下の角板付樹枝状六花結晶は都市によく似ています。

なぜ結晶が6角形なのかは化学の分野になってしまうので専門外ですが、エンシェントがこの形を美しく思っても不思議ではありません。

ではなぜこの形になったのか。
彼らが構築したゲイトシステムにおける通常のアドレスが6つの記号で構成されているというのも可能性はあります。地球での所在地は南極の“氷”の上だったことと移住先も“水上”ということから、エンシェントが水に対して何らかの信仰を持っていると考えるのが妥当でしょうか。
フィクションとノンフィクションをごちゃ混ぜにするのもどうかとは思いますが、地球上の生命は水から生まれたとい考えられていますので、彼らが種をまく際に水を同時に与えているとすればこの形もなんとなく納得です。
さらに考えるならワームホールを維持するためのイベントホライズンを水面のように設計したのもこの影響かもしれません。
アドレスは3次元空間で位地を特定するために天の川銀河では、拠点としていた地球から観測することのできる星座を利用して、6つのパラメータを設定していると考えられますのでこの場合の「6」と都市の「6」は後付の洒落かもしれません。正直言って自分の説を裏付ける証拠が何もない。
今後、エンシェントの登場もあると思うのでそのときにでも解明されるのではないでしょうか。


空気抵抗
確かに気になります。あのサイズでしかも先端は尖っているにしても基本は板ですからね。空気抵抗はかなりの大きさになります。
そこで1つの対策を考えてみました。アトランティスにはシールドがあります。#001冒頭ではそのシールドをパドルジャンパーが通過していましたが、一時的にシールドの内部と外部を文字通り遮断できるとすれば、半球になりますので空気抵抗はかなり軽減されます。


地図
都市のコンソールに表示されているマップは二種類あるようです。1つは都市が完全な対照になっているものと、実物のように一部がぶつかっているもの。
コントロールルームのメインモニターに表示されているものは前者が多いような気がしますが、転送装置のモニターは後者でした。
エンシェントが設計段階で完全な6角形を想定しているとすれば対照になっているのも納得です。彼らも都市を増改築するとすればその結果今の形になったとして、都市全体の詳細や、対象の追跡のために利用するとすれば実物に合った表示である必要がありますが。異常を知らせる警告を区画単位で行うなら大雑把でもいいのかもしれません。
結局のところ2種類を併用する理由は解りませんが。


ゲイトルーム
ゲイトルームの位置ですが、本編の映像から察すると中央タワーの中段から上部にかけて膨らんでいるところというのは間違いないでしょう。


Z.P.M.
ゼロ・ポイント・モジュール。エンシェントのパワーソースです。SG1 S2#037『宇宙人 第5の種族』でオニールが作ったパワーソースもZPMでしょう。
ZPMはよくみると半分が砕けているようにみえますが、完全な柱状だとすれば写真のような柱状の結晶に似ています。完全なこじつけです。


南極条約

2006-09-02 | スターゲイト テクノロジー 総合
プレミア放送がいよいよ明日に迫ったところでアトランティスチーム発足の要因となった『南極条約』について復習しておきますか。



『南極条約 Antarctic Treaty』
(条文環境省ホームページ PDF注意)
(地域環境-南極条約 外務省)

南極地域の平和的利用を定めた条約。
1959年12月1日に、当時南極での調査を行っていた日本、イギリス、アメリカ合衆国、フランス、ソビエト連邦(現ロシア)等12カ国が南緯60度以南についての平和維持を目的として採択。

主な内容として
1.南極地域の平和的利用(軍事基地の建設、軍事演習の実施等の禁止)(第1条)
2.科学的調査の自由と国際協力の促進(第2、3条)
3.南極地域における領土権主張の凍結(第4条)
4.条約の遵守を確保するための監視員制度の設定(第7条)
5.南極地域に関する共通の利害関係のある事項について協議し、条約の原則及び目的を助長するための措置を立案する会合の開催(第9条)



SG1 S8#155『新しい秩序 前編』でウィアー博士がスターゲイトの使用自粛の理由のひとつとして挙げたのが、第1条について。その後、南極のエンシェント砦の調査、アトランティス捜索のために12カ国以上から選ばれた民間人、軍人によってアトランティス探検チームが結成されるわけです。その中には日本も入ってるみたいです。



2006年6月現在、南極条約締約国は45カ国。そのうち
アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、チリ、中国、エクアドル、フィンランド、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、韓国、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ペルー、ポーランド、ロシア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、イギリス、アメリカ、ウルグアイ、ウクライナ
の28カ国は「南極条約協議国 Antarctic Treaty Consultative Parties」と呼ばれ、条約に基づき「南極条約協議国会議 Antarctic Treaty Consultative Meeting」を定期的に行っている。
その他締結国に
オーストリア、カナダ、コロンビア、キューバ、チェコ、デンマーク、エストニア、ギリシア、グアテマラ、ハンガリー、北朝鮮、パプアニューギニア、ルーマニア、スロバキア、スイス、トルコ、ベネズエラ
の17カ国。



こんなものか。どこで読んでも書いてある内容は同じです。
12カ国以上というのは気になりますが、マッケイはカナダ人なのでカナダは参加していることになります。
「南極条約とは何なのか」なんてことは知らなくても楽しめるはずです。むしろいらない。
あと24時間です。

アドレスって

2006-06-03 | スターゲイト テクノロジー 総合
レビュじゃないです。考察です。

5/31に『スターゲイト SG-1 シーズン1 DVD The Complete Box』が発売されましたね。家から奪ってきた録画分を観て気がつきました(だいぶ前の話)。
さすがに買えません。19,740円って、高すぎます。米国版なら6000円ぐらいで購入できます。でもリージョン1。日本語対応にするだけでそんなに値段って上がるものなのかな。

スターゲイトを観ていて最近よく疑問に思うのがホームダイヤルの操作に関して。ていうかゲイトのつなぎ方。
あれってさ、6つの記号によってゲイトの場所を指定して最後の1つで発信地の場所を指定するんだよね。最初の6つについてはなんとなく納得。
S7#143『命の泉』にでてきた星の位置を特定する映像(モニターにアヌビスの星の5つの記号が表示されるやつ)をみてさらに納得。
やっぱりこの銀河系からはでられないわけね。あれもそれぞれの星座に含まれる星を特定して1つの星座と認識してたみたいだし。その形が崩れても大丈夫って事だ。

問題は最後の1つ。出発点を特定するために使う記号だけど地球のマークは『Å』でしょ。ちょっと違うけど。たしかアビドスももうひとつのゲイトも別々の記号があったよね。最初の頃のエピソードでも。けどさ、たまに地球以外の星のホームダイヤルが映ったときに『Å』があるのはなんでだ?ということ。
ないか?あるよね。
事実、メイボーン救出作戦で手に入れたジャンパー(ゲイトシップ)にはそれがあったわけだし。それともあれはデジタルだから自動で更新されるのかな。それぞれの星ごとに。

普通に考えれば最後の1つの記号はゲイトすべてに1つずつ設定されていると考えられるよね。そうすればどこにあってもゲイトをつなげられるはずだから。
つまり地球のゲイトを何十万光年離れた位置で使ってもほかのゲイトにアクセスすることができる。

それともただの見間違いなのか。一度考え始めるとなかなか抜けられないのが弱点だな。このドラマって基本的な仕組みについては触れておいて、詳しいことについては視聴者にお任せ的なところも好きなわけです。いろいろ想像できるから。

映画化と同時に第3のシリーズも検討中だそうじゃないですか。楽しみです。