GATE of VICSION BLOG

BLOG版GATE of VICSION
主にドラマ,映画のレビューが中心です.

次にレゴで作ろうとしてるものリスト #lego

2010-06-27 | レゴ
リストといっても2つなんですけどね(;´д`)


・CBS-70 プトレマイオス(機動戦士ガンダム00)


私設武装組織ソレスタルビーイングが保有する宇宙輸送艦.愛称“トレミー”
船体周囲に4基のコンテナブロックを装備し,それぞれにガンダムを格納している.
機体中央のカタパルトデッキもしくはコンテナの開閉によってガンダムを射出する.
当初は武装がまったく存在せず,GNフィールドによる防御のみだったが,コンテナを強襲用コンテナに換装する事で単独での戦闘もある程度可能となった.

初代プトレマイオスの方です.
コンテナの開閉・回転,カタパルトデッキの展開,強襲用コンテナへの換装ぐらいはできるようにしたいなと.
サイズは未定なんですが,できればミニフィグをガンダムに見立てたサイズで作れば結構おもしろいかなと.
いや,まだ全然構想がないんでいつになるか分からないんですが.
とりあえず,コンテナブロックとカタパルトデッキの連携から進めていこうかななんて.


・スタースピーダー3000(ディズニー:スター・ツアーズ)


スター・ツアーズ社で使用されていた40人乗りの宇宙貨物船.
製造元企業は知られていないが,生産されたのはホスの戦いの前後だと言われている.
RXパイロット・ドロイドによって操縦され,ナビゲーションはR2シリーズ・アストロメク・ドロイドが担当.そのため,乗員用の生命維持システムを最小限に抑えることができ,船に搭載されたすべての資源を乗客用モジュールに集中させることで,全体スペースを減少させることに成功した.

ご存じ,ディズニーランドのスター・ツアーズに登場するスタースピーダー3000.
棚を見ると,何人かが作ってるんで,いいとこ取りをして作ろうかと.
目標は40人分の客室を作りたいんですが,積めるという事を知らないミニフィグさんたちではどこまで小型化できるのかという課題が.


たぶんスタースピーダー3000の方が先に完成しそうな予感.
いつになるか分からないけど.
書く事で意志決定をしておく

小説 『告白』 レビュー

2010-06-15 | その他
『告白』湊かなえ

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」

我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。


6月5日から全国東宝系ロードショーされ,“意外と好評”なんて失礼なんじゃないかと思うような評価もある映画の原作.
本屋大賞の事は知ってても,ふとしたきっかけがないと読まなかったでしょうね.

今回も,映画化>観たいな>先に読もうか,という流れ

買ったのは文庫なので,うっかり最後の中島監督のインタビュー読みそうになったけど,読むと自分の文章で書かなくなるのでやめました.

ネタバレは程よくあります.
作品自体は随分前のものなので


じゃあ,まず作品に対する先入観から

小説読むときって,脳内でキャスティングします.
良くある事ですが,映像化されたあとだと,その俳優が好きだったりするとキャスティングは終了.
でも,ときどきもっと良い配役が浮かぶ事もあります.

『告白』の場合,映画のキャストは松たか子,木村佳乃,岡田将生,それと名前も顔も分からないけど生徒役の女の子が印象的らしいという事だけ.
しかも,松たか子以外はどんな役か知らない.
今回も良い配役だったんではないかと思います.個人的に

それからストーリー
“娘を亡くした女性教師が,クラスの中に犯人がいると告白する”
まさにその程度の知識.
全編が口頭,手紙,遺書,と形を変えながらの独白っていう構成は嫌いじゃない.

どこかで「怖い」なんて感想をみた気がするけど,正直,恩田陸『Q&A』の方が怖かった.

この作品は章ごとにレビューするタイプ.


というわけで本編

<第一章 聖職者>
主人公A:森口悠子の告白
ゆっくり,しかし,相手を苛立たせる口調を感じさせる改行のほとんどない文章.読みづらい分,引き込まれていく.
前半は生徒の名前が出てきたので,まあ,意図的に関係者の名前を挙げてるんだろうと思ったら,誰でも分かるように名前を伏せてた.

<第二章 殉教者>
主人公B:北原美月の告白
最後まで読むと,この章が一番“怖い”のかもしれない.
脳内キャスティングは佐津川愛美だったと思う.

<第三章 慈愛者>
主人公C:下村直樹の姉 聖美の告白
主人公D:下村直樹の母親の日記
この章は好きじゃない.日記形式は嫌いじゃないんだけど

<第四章 求道者>
主人公E:下村直樹の告白

<第五章 信奉者>
主人公F:渡辺修哉の告白

この二つの章は合わせて一つ.どちらも事件の真相に迫っているが,真実はいつも一つじゃない.っていう話

<第六章 伝道者>
主人公A:森口悠子の告白,そして復讐
「これが私の復讐であり、あなたの更生の第一歩だと思いませんか?」
でもね,松たか子は好きだから,この章が楽しみ.非常に楽しみ.


最後まで脳内キャストがはまらなかったのって,直樹と修哉かな.
なんか顔がなかった

土曜までに読むつもりだったけど,まさかこんなに早く読了するとは思ってませんでした.
というわけで,映画は土曜日に観に行きます.
レビューはちょっとたってからです.